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勝手にふぅ。賞 短歌部門

旬杯、短歌部門にもたくさんのみなさんに参加いただきありがとうございました😊


俳句では審査員を務めさせてもらったのですが、たったの12句しか選べなかったんです💦
そこで短歌はのびのびと。
しぼることなく好きな首を選ばせていただきました。
「勝手にふぅ。賞 短歌部門」です。

勝手に賞とは


『勝手に賞』とは、
みん俳運営が発表する公式賞以外に、
みなさんが思いのまま勝手に出す賞のことです👍

例えば、「勝手にrira賞」と名付けて、
riraさんが推し作品を集めた記事を出すイメージです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )💖

どなたでも気軽に賞を出せるのが、
みんなの俳句大会のいいところ( *´艸`)

『好きだな🎵』、『推したいな💕』という作品に、
ラブレターやエールを贈るのように、
楽しく&勝手に表彰して楽しみましょう~(ˊᗜˋ)💖

公式記事より

とは言われても、コメントとか難しいし・・・
という方、私も今回はコメントしません!
一覧から好きな短歌を選んでコピペ!
作者の方は最後に載せさせてもらっていますが、好きな短歌からどなたがつくったのか読んでもらうのも楽しいかな?と。
(え?コメント苦手なんだろ?(∀`*ゞ)エヘヘ)


こちらが一覧です👇(毎日更新してくれていました。ありがとうございます😊)


ではさっそく


勝手にふぅ。賞 短歌部門の発表です✨✨✨



🥁デケデケデケデケデケ🥁



✨ジャーーーーーン✨(順不同です)




367.炎天をみつめていたらいつか黄昏
    ざりざりとなくしたものの輪郭なぞる

366.気がつけばチクリと言わない仙人掌
    あなたは強いと思い込んでた

365.沈黙に溢れそうなアイスティー
    妥当な言葉も見つからぬまま

356.声のみの夏鳥探し立つ窓辺
    雲のない空吹き抜ける風

353.悠々と青に湧き立つ入道雲
    眺める僕は淡い唯の花

349.のどやかにカンナで削る恋心
    まだ夜も明けぬパリ祭ひとり

348.恋としか名づけたくない重量を
    蒼夜のコンビニ片手で放つ

343.耳に沁む蝉ほどにすらもの知らぬ
    幾つもの夏越えてきたけど

330.ちぎれ雲ちぎれちぎれて流れゆく
    君のカタチはどこへ彷徨う

328.赤に変わる前に駆けてくきみの日傘
    まだ渡れないぼくの影ここ

324.一文字もマスが埋まらぬ感想文
    私のみちがページをめくる

311.「お母さん、誰が1番好きなの?」
    と娘に問われし 遠き花火

306.夏の夜のフラペチーノという魔法
    一人で浴衣 独りで平気

255.灰色の泣けない空が重たくて
    渇いたままの飛べない花は

251.満ち欠けで欠けてるように見えるだけ
    もとから何も変わってないの

250.はじめから欠けてるとこは何もない
    愛を受け取るきみはかわいい

247.はじめからやり直したい日のありて
    煉瓦のごとくレゴブロック積む

245.文字だけじゃ足りなくなって
    会ってても足りなくなって指を絡める

244.もう君はわたしのものにならないね
    ぬるいサイダー流しに捨てる

238.雨ならばバレないように逢えるから
    雷様と談合する7月

236.しけってる恋とわかって続けてる
    たまに散る火が愛と呼べそうで

234.俺天才じゃね100点にジャンプアップや、
    やったー、やっぷー、やっほー

227.対流に任せて茹でる素麺を
    じつと見てゐるだけの炎昼

222.わたしだけばかみたいだと思った日
    甘く冷たくかき氷沁む

221.突然に花火のようにぱっと咲き
    着地点だけ見えない恋だ

218.0歳が点滴をする病室で
    遠くに打ち上げ花火を聞く

215.夏晴れの空に洗濯物を干すだけで幸さち増す
    何でもない日

204.生きる意味探さなくてもここにある
    ただ生きているそれだけでいい

199.ゆくりなく空を仰げば白雲の
流れるさまにふとたじろげり

196.車降り杖つく母の前を行く
 優しくなれぬ炎昼だから

195.右耳のガラスのピアス触る癖
 思い出しつつグラスを並べ

183.いつまでもおたまじゃくしのままでいる
夏をあなたと泳ぎ切りたい

182.黄昏に百合が匂い立つ
 純真なる少女は甘美な罠を巡らす

181.夏の夜 一等星で綱渡り 
サマードレスの裾ひるがえして

177.袖口をつかむ私の手をつかみ
つないで歩いた5メートル

176.窓ガラス仄暗く映る君がいた
自分の姿知らぬ恋人

173.沈黙を埋めるがごとく夕立の
     降りしきるさま二人見つめる

167.封じたる想いは深くあの夏の
闇に溶けたる花火の残光

164.好きなのはクリームソーダとそっぽ向く
シャイな君ごと飲み干して夏

163.誰そ彼見えないようで知っている
ようで知らないきみ星月夜

159.白い砂 足跡焼けて 西瓜割り
 沖の釣り船 カモメ追う竿

155.轟音と煌めく大輪その刹那
夜空が割れて星屑落ちた

154.おつかれと肩をかすめて迷い蚊と
 運ばれいく満員電車

149.青空や飛行機雲が引いていく
君と僕とのボーダーライン

129.蝉の声夕焼け色に染まる雲
急いで帰ろお腹が空いた

127.白シャツにトマトソースの水玉を
ぼくもつけたよヘタななぐさめ

123.急行の走ることなきローカル線
ゆっくりでいいゆっくりがいい

122.君が見ていない間にゆっくりと
腐敗してゆくトマトと私

121.太陽がとろりと溶けたママレード
君のパンに塗りつければ8時

115.言の葉に頬を叩かれ泣く君に
傘を渡したなごり梅雨の日

107.あんたたちのせいよあたしが溶けるのは
アイスだって空気読むんだから

103.夏の恋 薄着になった服の内
見えそうで見えない 胸の内

102.無責任「今だ、そこだ」とアドバイス
割れたスイカは うぶな恋

76.真夏日はすこしべたつくドーナツの
空洞からはひかりが見えない

72.「夏が好き」 眩しく笑う 君を見て
 「僕は嫌い」と 言えるわけなし

58.夏の夜をよく悲しんで朝が来て
まだ「おはよう」の心あること

52.夏の夜キラキラ光る 星達は
空にとどまる 雨粒のよう

47.通り雨峠の空にかかる虹
消えた先には夏の夕暮れ

46.歓声と打ち上げ花火 宵の月
 好きとは言えず ちらり横顔

41.気づかないフリをしたのはまだ君の
優しさだった思い出の夏

39.かげもなくかたちもなくゆらゆらと
こころもとなくただようものを

25.立ち枯れる紫陽花はもう見たくない
涼し水無月雨の水無月

23.いつまでも悲しいままでいいのだと
枯れることない造られた花

12.あの夏を忘れられずにつきつきと
サイダーの泡の消えるのを追う

11.砂浜に寄せては返す白波を
サンダル脱いで膝をかかえて

3.「わたしよりキスが上手いの?」
答えてよ執行猶予はあと3秒


以上です。
素敵な短歌をありがとうございました😊


🌻作者のみなさま🌻



勝手にふぅ。賞受賞のみなさまおめでとうございます🎉
どうぞお受け取りください😊



🏮俳句部門の決勝ラウンド投票中🏮


締め切りは、8月1日(火)の21時です!



今後のスケジュール



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ふぅ。
記事を読んでいただいて本当にありがとうございました。 めちゃめちゃうれしいです! もしちょっとでもいいな、と思っていただきましたらサポートぜひぜひお願いします🙏