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診察室血圧と診察室外血圧

どーも、アンドーです。

さて、本日は医療従事者としては避けては通れない「血圧」についてです!!


さて、皆様2019年に日本高血圧学会が出してる高血圧治療ガイドラインが更新されたのはご存知ですか?


こういうの把握しておかないと気がついたら「あの人の言ってること古くない?」ってなりますよ!!


そして2021年1月1日から水銀血圧計の製造・輸出入が禁止されてるのはご存知ですか??
医師会的には回収事業を支援すると書いているので、水銀血圧計は今後なくなっていくんでしょうね・・・。

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なんでも最近の学生は水銀血圧計での測定をやってないんだとか!?
僕なんかは水銀血圧計で1分以内に測れ!とテストしましたが、、、今は水銀ないんですもんね。ほんと時代の変化っすわ。

そのうち「水銀血圧計が最も正確だから!」とか言っても「は?もう存在しないものをアピールされても困るんですけど」って冷たく言われてしまう時代になるので医療業界において「知識のアップデート」は必須です!!


尚、水銀血圧計の代わりとなるのは「電子圧力中血圧計」です。研究とかに使うならこちらをどうぞ^ ^





診察室血圧と診察室外血圧


サクッと「血圧」と言っても大きく分けて「診察室血圧」と「診察室外血圧」に分けられます。そして、診察室外血圧には「家庭血圧」と「自由行動下血圧」があります。これが意外と大事っ!!

これ、訪問でめちゃくちゃよくあるんですけど、、、

「受診の時は血圧高くないんですよ」
「朝は血圧高いんだけど、お昼ぐらいからは落ち着くんです」
「デイだと血圧高いんだよね」
「夜は高いんだけど朝は低いんですよ」

とか、時間帯や条件によって血圧がある程度規則的に違うって人によく出会います。


もちろん私たちコメディカルには薬剤の処方や高血圧症の診断はできません。そのため、対策を考える上では主治医に報告・連絡・相談が必要です。私たちは医師の正確な処方のための情報提供をするべきなのでございます。

そして、何をどんな風に情報提供すると良いのかを把握するためには自分も血圧について詳しくないと「課題の発見」ができません。


さぁ、レッツ学びっ!!(掛け声ダサいw





1.診察室血圧

まずは血圧の分類から把握しましょう。

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「分類はわかったけど、どっから“高血圧”なの?」って思いません?

僕は思いますww

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