仮面高血圧を深掘り!早朝高血圧・昼間高血圧・夜間高血圧
どーも、アンドーです!
先週の記事は読みましたか?
血圧については計測することは多いと思いますが、基準はしっかりと押さえておかなければ現状把握できても状況判断ができなくなります。それだとプロとしてどうなのか疑問ですよね、、、
ってことで、今回は「血圧」のさらにディープな世界をご案内いたします!!
先週の記事で「診察室血圧」と「診察室外血圧」があることは説明したかと思います。本日は診察室外血圧を掘り下げていきます~!
診察室外血圧
これを分けると「家庭血圧」と「自由行動下血圧測定(ABPM)」に分けられます。
家庭血圧はご自宅で計測した血圧のことです。
ABPMは、簡単に言えば24時間血圧計を巻いて過ごすって感じです。30~60分間隔で勝手に血圧を測って記録していってくれます。ホルター心電図検査の血圧版だと思ってもらえると良いです!!
さてさて、そんなこんなで血圧の分析がすすむと「早朝高血圧」「昼間高血圧」「夜間高血圧」なるものがあることが分かりました(*'▽')
▶早朝高血圧
診察室血圧が140/90mmHg未満で、早朝の血圧が135/85mmHgの場合を早朝高血圧といいます。
んでね、この早朝に高血圧となるタイプには2つあるんです。
①夜間高血圧が持続しているタイプ
これは自律神経障害や夜間に血圧が上がるriser型などが要因としてあります。
②早朝にガーッと上がるタイプ
早朝に少し血圧が上がるのは正常なんですけど、これが過度な状態だと良くないんです。
んでね、この早朝高血圧ってあまり予後良くなくて、、、持続性高血圧と同等のリスクを持っています。しかし、診察室血圧が高くないということは未治療となることも多いのです。ってことで臓器障害が進行していることも多く、脳卒中や要介護となるリスクが高いと言われております。
なので、仮面高血圧の中では早朝高血圧が最もハイリスクです。
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