口の中

(ここ変わって良いんだ)

神田の月曜「楽道庵」ワークショップ 能

謡(うたい)の時に、先生のおっしゃった一言で
なぜ自分が喉を締めるのかがわかった。

(具体的な方法は先生にお尋ねください)


口の中を使うという発想が、私にはなかった。

多分、発声訓練との出会いが、演劇のアエイウエオアオから はじまったからかな。

外側の形にばかり、気を取られていた。

外側を気にしすぎると 不自然になるぞ      ということには、だいぶ前に気がついたんだけど、      でも、口の中を使って良いんだということには    思いが至らなかった。


息を強くしなくても、音程を上げられるし、音量も増すことができる。

これを知らなかったから、最終的に喉に力をこめるしかなかったんだ。


「こうすると音が勝手に上がるんですよ」

うわ! マジやんけ               え⁉ これで上げられるの⁉            私の今までの労力返せ


衝撃を受けながら、思っていた。


外じゃない

中の動きが必要なんだ

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