魚時代を思い出せ

「肩甲骨は、魚の(身体で言ったら)◯◯なんだよ」

体幹内操法の先生から その言葉を聞いた瞬間、

いろんなところで教えていただく肩甲骨の使い方
それが、何をさせようとしているものなのかが
ドスンと腑に落ちた。

ああ! そう使いたかったのね!
早く 言ってくれたら良かったのに

本当に そう思った。

多分、教えてくださっていた先生方は

「散々、そうだよって口を酸っぱくして言ってきたじゃないか」

と おっしゃりそうだけど。


私、肩甲骨がなんのためにあるのか さっぱりわかっていなかったんだ。

見たことない機械と説明書をポンと手渡されて

え?え?
これ何に使うものなんですか?

キョトンとしている
そんな状態だったの。


「魚の◯◯だよ」って教えていただいた時に

ああ、ここで身体の舵を切っているんですねって
わかったんだ。
(舵を切るというか、帆船の帆というか、とにかくそんな感じ)

例えるなら、
ご飯を炊く機械なんですね、とか
音楽を再生する機械なんですね、とか
そういうことが わかったの。


よく そんな事もわからずに動いていたもんだ

自分に感心しながら、ふと お風呂に入った時の事を
思い出していた。

湯船に浸かって、水面から手を出して
球は持たないエアの手球操作をしていたんだ。

ん? と思って、手を水中に沈めて手球操作してみたのよ。

手球操作が上手くなったの。

浮力が働いて、骨を持ち上げてくれるからかな?
ギュウッて詰まっちゃうところが ほどけて
なめらかに動かせる。

なんだこれ?って、少し前に思っていたんだ。


私さ、昔 魚だったじゃん。

もしかしたらだけど、

魚時代の事を思い出したら
ものすごく身体の使い方が良くなるんじゃないかな?


ちょっと今 そんな感じがしている。

(◯◯が何かは、先生にお尋ねください)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?