お母さんの言うことを聞こう
動作術のお稽古で趾(あしゆび)育成
全ての趾を使える状態にする。
全部使う、全部使うんだけど
全部使うぞ、と思うと漠然としすぎて
全部使わなくなる あんぽんたんな私がいる。
何ていうか、仕事場における
皆の責任=無責任状態
烏合の衆状態とも言う。
チーフが必要みたい。
先生が、趾のお母さん指をチーフとして
全体を機能させる方法を教えてくださった。
お母さんについていくと、身体がシュッとシャープになる。
歩きが、蛇行しなくなる。
線からぶれずに歩いていける。
本当は、全部の趾を使えれば これと同じことが
自然とおきるらしい。
でも私は、全部使おうとすると趾先まで意識を届かせられなくなる。
5指それぞれの、20%くらいしか使えなくなってしまう。
今回ならば、人差し指
人差し指の先まで意識を通すと
人差し指100%、それにつられて他の4指30%くらい
使えるようになる。
全体のレベルは、こちらの方がやや上。
1本1本起こす必要があるんだろうな、きっと。
面白かったんだ。
日本舞踊で「太腿と太腿の間に紙を1枚挟んで、その紙を落とさないように歩きなさい」という感じの教え方があるんだけど
お母さん指についていくと、自然とその感覚になるの。
ガニ股にならないんだ。
脇が締まる時のように、脚の間も気持ち良く締まる。
ドタドタしなくなる。
お母さん指の指し示す方向に向かうと。
お母さんの言う事は、素直に聞く方がいいのかな?