お箸で挾まれ持ち上げられた
構造動作トレーニングの先生が、腕のあるべき位置を動画で教えてくださっていた。
(気になる人は『構造動作トレーニング 股関節固い⑦ 腰を入れる意外なポイント 股割』を検索してみてください)
腕をその位置に持っていくと、
胴体が背中側から大きな箸で挾まれて、持ち上げられている気がしてくる。
胸郭がグッと浮かんで持ち上がる。
これが、巷で言われる「胸を張った良い姿勢」なんだろうな。
私は、「胸を張りなさい」と言われる度、
一生懸命 胸を反らせてきた。
でも、反らすって、極端に言うと横にスライドさせているだけなんだよね。
「胸を張りなさい」という人達がさせたかったことは
この 胸が持ち上がる感覚だったんだと思う。
腕を、先生のおっしゃる場所に持っていくことで
私は わかった。
胸を反らすは、張るじゃない。
そして気づいた。
腰も 同じだ。
私は腰を入れることができていなかった。
私の「腰を入れる」は「腰をつぶす」だったんだ。