見えすぎて見えない
かやの会(体幹内操法の先生の会)で先生が眼の事をお話してくださった。
私は、
能の面をつけて視覚が制限されると、
身体の今まで使っていなかった部分が目覚める気がする事を質問した。
それに対して、先生は興味深い事をいろいろ教えてくださった。
(詳細は先生にお尋ねください)
翌日、スマホで音楽を流しながら、まだ電気をつけていない暗い部屋に入ったんだ。
音楽が耳に飛びこんできた。
( !? リズムが見える)
明るい部屋で聞いている時よりも、くっきりリズムが
見えてきた。
私、思ったんだ。
外が見えすぎると、見えなくなるものがあるのかもしれない。
能の面をつけた時
視覚が制限されていなかった時には見えていなかった
身体の動きが見えるように
外がキラキラ明るくて
外の情報を収集するのに 大忙しだと
見えなくなってしまうものがあるのかもしれないね。
ギリシャ神話とか大好きだけど
神話や伝説の壮大な物語にふれていると
昔の人の想像力の、強さ広さ逞しさに舌をまく。
(私、こんな遠大な物語思いつくかな?)
なんて思ったりする。
もしかしたら
昔は、電気がなかったから
外に目を奪われることが少なかったから
壮大な物語が見えたのかもしれない。
周囲が暗かったから
自分の中の想像力が、うねりふくらみ弾けるのが
見えたのかもしれない。
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