漢方薬みたい
漢方薬みたいなんだ、体幹内操法のコーチング。
先生のお話を聞いていると、
私の身体の中にある頑なな部分や ガッチリ固まっている強張りがスッと溶けていく。
「◯◯◯◯◯と言うと良いですよ」
(◯◯◯◯◯が何かは先生にお尋ねください)
これを言っていたら、人の輪の中にいるのが嫌じゃなくなった。
私、一人の時に息ができる。
人がいっぱいいると息が詰まる人間なんだけど
先生に言われたことを言っていたら、息が詰まらなかった。
その部屋にある椅子とか机になった気がした。
場に溶けこんでしまった、そんな感じがしたの。
「人形を持つ時は◯◯◯◯◯だと思って持ちなさい」
(◯◯◯◯◯が何かは…以下略)
そう思って持つと、ふわって包みこむような持ち方になる。
持つ物の芯を捉えた持ち方になる。
ふわって包みこむとね、物の動き方が変わるんだ。
良く動くようになる。
小説家が「登場人物が勝手に動きだす」っておっしゃったりするけど、そんな感じ。
こいつ、勝手に動いてるぞって感触になる。
(実際には自分で動かしているんですよ)
漢方薬みたいだ。
体幹内操法の先生のコーチング。
無理やりおさえつけてギュウギュウ言う事をきかせるんじゃないの。
さり気なく、でも確実に効いてくる。
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