ぶきっちょさんにしか味わえない感動

体幹内操法の先生の言葉が心に しみたぜ。

「すぐにできない人は、できたときの感動を知っている」

その感動体験は、何かを伝える際の力強さになるらしい。

私が、できないできないと七転八倒している時間は
真っ赤に灼けた鋼を鍛えている時間なんだ。

超絶ぶきっちょな私は、何度も何度も鋼を鍛えることができるんだ。

そう思うと、この時間も無駄じゃないって思える。

サンキュー、先生。


感動体験もわかる。

体幹内操法の先生が教えてくださった小さな手。

その感覚で棒人形を遣った時
人形の立ち上がり方が変わったんだ。

立ち上がりましたっていう立ち上がり方じゃなくて
立っちゃったっていう立ち上がり方になった。

人形が、勝手に立って歩いて行っちゃったって感覚

自分で遣っているのに、遣っていないみたいな
不思議な感覚
(実際には自分で遣っていますよ。私はそんな感覚になるというだけです)


ふわっと私の手の内から立ち上がる人形の背中

この光景、一生忘れないだろうなって思ったもん。

サンキュー、先生。

四半世紀、できないできない、どうやったらこの動きになるんだ

もがき続けてきた動きが やっとできた瞬間だった。

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