触媒を目指している

続けていて良かった
今日は そう思った。

動作術のお稽古
中間重心の精度が少し上がった実感があったから。

中間重心じゃない身体と 中間重心な身体
その違いも 以前より はっきりわかる。

あと、今日(少し進歩したかも?)と思えたのは

重心の移動に、自分が引っ張られていく感覚だけで
なく
重心の移動を、自分を通過させて相手に渡すということが掴めてきたからなんだろう。

先生が繰り返し教えてくださる

「自分が動くと、相手に渡す運動を自分で消費してしまうんですよ」

の意味が、おぼろげながら見えてきた。


稽古後、先生と稽古に参加した方達とで夜ご飯を食べた。

「興味のあることをしたらいいんですよ」
「興味のあるものは、全く違う分野のものでも、自分の中では つながりがあるんです」

それが見える日が来るんですよ、と先生は おっしゃっていた。


チキンをキコキコ切り分けながら、今自分が興味を
持って取り組んでいるものを 思い浮かべる。

動作術と あれと これと それと……

お稽古中
相手に運動を渡す時、私の身体の中を何かがスッと
通り抜けていった感触が よみがえった。


(触媒になりたいんだ)

私は理解した。

人形を様々に変化させうる 優秀な触媒でありたいんだ。

自分自身の身体が触媒でありつづけるように訓練していきたいんだ。


だから、動作術やその他の お稽古事の内容を
モグモグ食べているんだろうな。

チキンを口に運びながら 私は そう思っていた。


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