目が死んでいる

人形の目が死んでいると、人形は生きてこない。

目が生きているというのは、目が対象に引っ張られ続けているということだ。

自分(人形)は、今いる場所にいるから、

対象に引っ張られると、引っ張られまいとする。

グイグイ闇雲に押していくわけじゃないの。

うなずきの糸が切れると人形が死んでしまうのは、

この、引っ張られ感が生みだせなくなるからだろう。


表現する時って、外方向にばかり意識が向きがちだけど、

アートマイムの先生は、

内側に引っ張られることもある、ということを教えてくださった。


昨日、レッスンを受けながら思っていた。

(詳細はアートマイムの先生にお尋ねください)



眼が属する部分と、もう一箇所の部分の動き

ここの動きはじめが、矢印の先端になる。

この矢印が、他の部分を引っ張っていく。


動きには方向性がある。

方向性のない動きは、うーん、うまく言えないけど、

表現じゃなくて、体操? になってしまう気がする。

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