運動性の有無

原始歩きの会で行っている四足歩行で、

ギャロップが、以前よりスムーズにできるようになってきた。

できたから、なんだ、という話ではある。


試行錯誤していて、

「手のつき方がイマイチなのかな? チーターみたいに走れないんですよ」

と、言ったら、

動作術の先生には、

「なんで、チーターになる必要があるんですか。

人として、まともに動けるようになりなさい」

と言われた。


そりゃそうだ。


でも、ギャロップで走っていると、

重さのボールが、身体の中を回るのを感じる。

足元から胴体を抜けて、手先から地面に入り、

また足元に還ってくる。


ぐるぐる回っているの。


ギャロップしながら、人形を遣うことは絶対ないけど、

この運動性がなければ、人形は生きてこない。


それだけは、わかるんだ。


(運動性の有無が、かすかにわかるようになったのは、動作術等のおかげです)

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