相対
何かが下にあるということは、
私は上にいるということだ。
何かが上に行った時、
私の位置は下になる。
何かと私は、ヤジロベエの右手と左手
片側が下がると、反対側が上がるの。
何かが下に行った時、
私と何かの距離を離せば離すほど、
私は高く持ち上がる。
ヤジロベエの腕が、長くなっていくようなものかな
なんて思ったりする。
自分一人で、ジタバタ上に行こうとするよりも
何かと相対関係にいる方が、軽々と上に上がれるみたい。
ちょっと遊園地のアトラクション、空飛ぶ絨毯に乗っている気分だったな。
アートマイムのレッスン。