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自己紹介
初めまして。puppeといいます。puppeは昔、私が担当していたアシカの名前です。
海好き、神社仏閣好き、動物好きのpuppeなんて名前ですが、おばさんです。💦
夫と成人したこどもが3人います。
noteに書こうと思ったきっかけは昔に水族館で飼育員をしていたのですが、辞めてもう何十年と経つのに私が飼育員をしていたことを知ると皆さん興味津々に話を聞きたがるのと、将来イルカの飼育員になりたい!というお子さんを持つ親御さんに何人にも出会ったからです。飼育員の仕事はどのようなことをするのか、飼育に興味のある方に楽しんで読んでいただければと思い書き始める事にしました。
また、今は細々と某獣医大学の研究室で実験動物の飼育管理という仕事もしています。これまたレアらしく、この仕事を知らない方が多数いらっしゃいます。
飼育員の仕事は動物の命を永らえることに注力しますが、実験動物の場合は様々な病気等の為の研究として、最終的には解剖してその動物の命を終わらせます。研究するために繁殖させる訳ですが、研究目的の疾患を持たない健康な個体は辛いことですが、淘汰してしまいます。
動物園や水族館の飼育される動物と実験動物では辿る運命は真逆と言えるのではないでしょうか。
私は動物が大好きですが、どんな動物であれ命は大切です。どうしてこの仕事を選んだのだろうと悩んだ時、ある人に言われた、どんな命だろうと早かれ遅かれどちらもいつかは死ぬのは同じだ。と言う言葉に自分を納得させました。私は実験はしませんが、この飼育している間だけはせめて快適に過ごしてもらおうと実験動物飼育管理の仕事をしています。そして、実験のために命をいただいた動物達に感謝しています。
プロフィールにも書きましたが、何十年も前の話なので、記憶違いや現在の飼育方法や考え方が違うことをご了承の上お読みいただけたら幸いです。