
美術散歩ー富田菜摘「スクラップ・ワールド」@ヤマザキマザック美術館
(訪問日:2020.12.27)
年末諸事情でバタバタしていて書けなかったので、年が明けてしまいましたが、2020年最後の楽しい展覧会の記録です。
富田菜摘さんの作品は初めて。
廃材を利用した作品は、ただリサイクルという事ではなく、それらが使われた事で生じる環境への影響も考えさせられます。
最初のコーナーにいた、大きなイグアナ。
リアリズムではないけれど、リアルな迫力。
ポスターに載っている恐竜。
タライや缶などでできているのに迫力満点。
足元はゲームのリモコンだったり。
キッチンツールだったり。
ヤマザキマザック所蔵のアール・ヌーヴォーの家具と不思議と馴染んでいます(笑)。
ガラスケースに展示されたカメレオンと熱帯魚。
幻想的。
色使いがとても綺麗。
壁に小さなヤモリもいますから、見落とさないように。
今回一番気に入った作品。
宇宙を夢見るネズミくん。廃材とは思えません。
こちらは新聞紙や雑誌、チラシなどで製作された人形たち。
使用されている紙の記事や見出しについ笑ってしまいます。
それぞれの個性に合わせた文章が。
こちらのおばさま、スーパーの安売りチラシです。
お隣の教育ママさんは、教育がらみの記事(笑)。
それにしてもリアル。いますよ、こういう方たち。
素敵なテーブルセットにいたのは、キツネザルやチンパンジー。
色合いがしっくりしてます。
難しいことを考えなくても楽しめる内容でした。
コロナ禍でもあり、入場に制限がかかることもあり得ますので、事前にサイトをご確認ください。
ヤマザキマザック美術館:
http://www.mazak-art.com
それでは、楽しい美術散歩を♪