250.住む場所
住む場所
昨夜夫の友人が多忙で、約束していた観葉植物買いに行こうツアーへの参加が厳しいと電話があった。
バーチャルリアリティの映像作成でかなり名の知れているお友達なのだが、その分いつも忙しそう。まぁまた時間を空けて息抜きをしがてら、心と体のゆとりを取り戻してもらいたいものだ。
私は彼と非常に気が合うのだ。
大人になってからの友達って、本当に貴重だし嬉しい。
その中で、友達が1週間さまざまな方に言われた事を話していた。ローンを組むならもう最終コーナーだよねとか、生涯を何処で閉じようか…などといった話になった。
え。そんなの考えたところで、自分が呼ばれたり、動きやすいところなど時々で変わるし、ここに住む!と決めたところで…と思った。
彼らはそうやって息抜きしているので、おしゃべりを楽しんでもらっていた。
彼の波瀾万丈な人生から、何かこう決めてもらいたい気持ちと自分で決めたい気持ちとが揺らいでいるのだろうと感じた。
うんうん、と聞いていたが、自身を振り返ってみると、
20代の頃は…
沖縄に住む!バカンスは北海道に行く!そのためにお金を貯める!とか、沖縄でできる仕事は何か?と色々人生を変えることを考えていた。
30代は
家族のために動き回ったと、私は感じている。介護、元夫の癌、自身の腰痛や体調不良の再発など、最悪だったなぁと思う。まぁだから今が幸せなのだが。
40代となって
年寄りくさいことを言うと、坂が嫌だとか、海辺がいいとか、公園の近くがいいとか、そういうことよりも、より生きやすい環境は何か?に向き合った気がする。今の住まいは私サイドからの意見では、全ての職場に通いやすいというのが条件となった。夫サイドの意見では小高い丘の上が水害から身を守ると考えているので丘の中腹にいる。
50代はどんな価値観になるのか?
私にとっては健康が一番大事なので、不健康になる環境は避けたい。今のままお仕事が続けられるならば今のままで良いが、かなりお暇ができるようであれば、景色が良いところがいいなぁと思う。家の裏に山や小川という感じでもいいし、私は水辺が好きなので横浜や葛西が好きだったりする。
与えられた今の環境に感謝しながら、それに寄り添えるように暮らしていれば、どこに居たっていいのでは?と思う。これは揺るがないなと感じた。
いつかは、海外に住んでみたい。でもそれは今ではない。50代でもいいなと思うが。大会や旅行などで、各地に行ったが何処に行っても何処も楽しかった。新しい環境に合わせることが楽しいと感じるタイプなのかもしれない。
20代30代は一か所にずっといるんだ。と考えていた節があるが、旅行をしていて、ここが良い!とどうしても思えなかった。
何処でも良いし、いろんな場所を楽しみたいと感じている。
大きな家や煌びやかなお部屋はいらない。
居心地がいい環境がいいなぁと感じる。
まずは、仲良く笑って暮らすことが一番で、そのコミュニティがある場所が住みたい場所なのかなと思う。
特にこれといった話ではないが、住んだつもりで歩いたりしてみる。というのをやっているが、
水道橋・神保町付近は住んでみたいなぁと思う。
赤坂・六本木は居心地が悪い。
渋谷付近は、まぁ今の環境なので快適。
みなとみらいは、快適。
せっかくあちらこちらに行くのだから。
そこに住む人を見たり関心を広げてみると、街も色鮮やかに映るし、息吹を感じる。
まぁ今日はこんなものを見たからなんだけどね。
一橋 徳川家の敷地跡。
竹橋から電車に乗ったのだが。平川門の所にいたんだ…と、ここいいなぁと感じた。
今は頭上を高速道路が走っているが、なんだかホッとする。ちょっと歩けば有楽町。笑笑
現在は丸紅さんの建物が建っている。
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