39.好きな練習 IM200*10

現役復帰した20代後半と30代前半はよくこの練習をした。総合的に筋力も持久力もつきトータルで早くなる実績もあったためか、10回ではくだらないほど毎度これをやっていた時期がある。

その昔岡山県に本社があるメディカルパートナーシップさんからスポンサー契約を受けており、(パウチ入りの水素水を売っていた)県合宿に出ていた。コーチ陣が私と同じ年頃で選手達は、干支で一回り!!おお!っ。でも、水泳を愛する同志として、混ぜてもらっていた。彼らからすると、よく言えば泳げるコーチなので、見本見せてこうやるといいよ!とかあなたはこうやっているから、こうやるとやりやすいよ!とかをアドバイスして、必死に馴染もうとしていたが、最後は寄せ書きくれたり、仲間、友達、可愛い後輩、あーもうなんでもいいや!ってほど愛おしい選手達と暮らせた。

この練習の肝は、
第一段階は2本目のバタフライを楽に早く泳げるか。
第二段階は5,6本目でタイムを落とさずに心拍数上げすぎず、筋肉に負荷をかけずに泳げるか
第三段回は1本ずつのタイムを底上げできるか。

選手権で決勝クラスはこの3段階目のアベレージが5秒くらい早い。筋持久力も、引退して10年も経っていればそら落ちるってもんだ。

とはいえ、この練習のおかげで短期間で体力も筋力も戻せたし、復帰してから生涯ベストも出すことができた。水着のルール変更もあるので100%私の力ではないにせよ…嬉しいもんだ。
連続して動き続ける、水中版HIITだったかな。

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