13.ゲーム

100m*10本 (1-30秒)
このメニューを聞いて、皆さんはどのように感じるだろうか?
え?Fr? 泳ぐスピードが1-10だから20秒休みか…
1-30秒で100m泳げばいいんだから…
よし、昨日習ったターンを練習しよう。
蹴伸びの姿勢は7mまでは頑張ろう。
ストローク数を17でキープして15秒で泳ぎ脈は25をキープ。

小学生時代を育ててくれた板橋カルチャーでは、
W-UP400 SKPS の後に、毎日100m*10本があった。最初は途中で疲れて遅くなったり、泳ぎが崩れたり、のんびり過ぎて体が動かなかったり、行き当たりばったりで泳いでいたが、ある時コーチからこんなふうに言われたことがあった。
今日は1-20秒で10本泳ごう。
全員できたらターン練習!

お!そっか!1-10秒なら工夫すれば落とさずに行けるぞ!全部できるかなーーワクワク。

1本目
スタートで7m距離と加速を稼いで、勢いに乗ったままストロークに繋げる。呼吸は当時は1/5、15かき目で呼吸したらそのまま17の手でターン、壁を蹴ったら5m手の通過でドルフィンキックを3回、左手からかき出して5回目で呼吸…と、1本目1-11
うーん、後ちょっと早くか、さて、ターンを素早くしてみるか…蹴伸びの姿勢ももっと伸ばせるな…

では2本目…

自分の分析とその改善ルーティンで泳いでいた。

もはや、1-30秒サークルの中で
蹴伸びがうまく出て来れればマリオのコイン1つ、
15ストロークで行けばキノコゲット、タイムが目標値に近ければスター。何個集まったかな?!
障害物や邪魔を避けてミッションを達成することに夢中になる。私の頭の中では、スーパーマリオゲームとなっていて、そうやって練習を行えば、ただただ15分間泳いで時が過ぎ去るのとは訳が違う楽しい集中タイムが得られると分かった。

余談であるが、10本ならもうできるから30本なら50本なら100本ならと、志願して練習したことがある。いい時代だった…
さすがに1-30で100本は出来ないだろうと、当時の中央合宿に倣って
2-00,1-50,1-40,1-30,1-20,
1-20,1-30,1-40,1-50,2-00だった。

最初の2-00はキックなどをしていて1-50はバタ-バックなどのミックススイム 1-40はプルで、1-30,1-20はフリー 1-40はクールダウンとなっていて、IM100だったか、単一種目で100mだったかをしていた。

ミッションクリア!




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