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九州自然歩道7(英彦山~小石原)

2021年6月13日(曇り)
934銅の鳥居~1354小石原
 歩行距離11.8km(7日間累計145.0km)
 銅の鳥居から修験道を下ります。ここからは人があまり通らないため、なかなか良い風情を感じます。
 南坂本から貝吹峠への道は辿ることが難しいです。まずは橋の向こうのネットをどうしたものか悩みます。しかし九州自然歩道の指定では間違いなさそうなので、裏の民家を訪ねて通行の許可をもらい、進みます。不在だったら現状を損ねないように進むつもりでしたが、住民がいてくれて良かったです。九州自然歩道を通る人がいるんだということを道沿いの人に知らせることができたので。それを過ぎると、いまにも崩れそうなトラバースを通り、なんとか貝吹峠に着きます。
 そこから日田彦山線BRTの旧線路に出るまでがよく分かりませんでした。雑に下ろうとすると民家の敷地に入りそうだったので、なんとか下って(その場所も私有の山林だったかもしれないが)、旧線路沿いに出ることができました。この時点で1時間半が経過しています。
 ここからが民家の敷地を抜けるという、ある意味九州自然歩道で印象深い場所です。声を掛けましたが不在でしたので、合っていることを願いながら進みました。九州自然歩道の標識を見つけたときはほっとしましたが、ここからは小石原への登りです。
 途中で杖立峠というピークに着き、少し下ると国道500号線に出ます。ここからはしばらく国道を登ります。道路沿いに食事処が2軒あります。小石原寄りの「長谷の里」というところで何か食べたいなと思いましたが、営業を中止していたため、下り直して「英彦岳食堂」でテイクアウトの鶏の炭火焼をいただきました。当時はコロナ禍で営業がいろいろ大変だった時期なのです。
国道500号線はスマホの電波が入らない区間が長く(ドコモ)、歩道のなく車もそれなりに通るため、どうしても足早になってしまいます。途中で山に入り、豊前と筑前の国境や行者杉、散策路に出てからは皿山の小石原窯元など、楽しいところを通っていきます。
小石原でエスケープしなければ、次は嘉穂アルプスを越えた秋月までエスケープできません。また当時は日田彦山線不通の代行バスが小石原中心地を経由したため、その恩恵にあずかって帰ることができました。現在だとデマンドバスでBRT沿線に行くか、西鉄バスの杷木経由での大回りで帰ることになりそうです。


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