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九州自然歩道8(小石原~冷水峠)

2021年6月19日(晴れ)
928小石原~1421古処山~1620秋月~1850冷水峠~1948筑前内野駅
 歩行距離34.5km(8日間累計179.5km)
 小石原から馬見山(嘉穂アルプス)登山道までは、国道211号線を2kmほど進みます。歩道もなく、トラックも通るので危ないです。こういう箇所は速足で歩きがちになります。
馬見山までは標高500mほどを2時間掛けて登るつもりです。序盤はほどほどに傾斜があるので、ゆっくり歩くことを意識しました。後半部分は傾斜も緩やかで、とても気持ち良いです。1時間50分ほどで馬見山山頂(標高978m)に到着。景色は良いですが、ハエが多いです。
 馬見山からは宇土浦越(標高684m)まで下り、それから江川岳(標高861m)、屏山(標高927m)と進みます。江川岳までが急登となりますが、あとはそれなりです。古処山(標高860m)までは屏山から40分程度。岩石の色から白山との異名もあり、またブナ林の植生が面白い山です。お地蔵さんなどから信仰の篤さが伺え、嘉穂アルプスの中では最も標高が低い山ですが、九州百名山となっています。
 古処山からは急な下りです。一度林道に出合い、また登山道を下りますが、下り道がまったく楽になった気がしません。秋月の街中に着いたときは午後4時を過ぎていました。しかし秋月からのリスタートは面倒なので、冷水峠まで歩くことにします。自分が住む飯塚市から秋月までは車で45分程度で着くのですが、公共交通機関だといったん筑紫野市に出て向かうことになり、大幅な迂回となるのです。
 秋月から白坂峠までは環境省ポータルと現地でルートが異なる場所です。環境省ポータルは舗装路を指定しており、夕方になっていたこともあり、リスクの少ない舗装路を歩きましたが、途中の案内板は登山道を指定しています。1か所突っ込みましたが、なかなかひどい道でした。こういうところはなかなか人が歩かないでしょうからね。
 夜須高原も環境省ポータルと現地案内板でルートが大幅に異なりますが、ここは新しめの現地案内板を優先して進みます。舗装路をぐねぐね歩いていきます。車の交通量は少なめで気持ち良く歩けましたが、炎天下だと大変そうな道です。
 冷水峠からは大根地山を目指すことになりますが、それは次回。日没と競争しながら筑前内野駅に下りました。


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