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無敵中年



先日、思いっきりスキップをする機会がありました。娘と手を繋いで、駅中のショップ街を。彼女の軽快なステップと比べ、僕のそれはとても鈍重な地団駄のようだったと思います。
でも一瞬、年齢やルールや常識から少しだけ自由になった気がしました。中学生の頃、深夜に好きな音楽を聴いてバリバリにノってしまい、自分がステージに立っていて想いを寄せるあのコが客席で「ぷにょ君って、あんなにカッコよかったっけ…キュンッ!」ってなっているという妄想を踊りながらしていたあの「無敵感」に似ていました。(あれ?そんな夜、なかったですか?)
スキップって、まとわりついたものをふりほどいてくれるのかも。

高校の頃のスケッチブックにこんな妄想話がなぐり書きしてありました。

この頃も色んな不安とか劣等感とか焦りでモヤモヤしていたんだろうな。

またモヤモヤしたらスキップしてみます。

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