なつきの近江放浪記〜比良海水浴場・コンさんの餃子〜
今回の放浪記は、
JR湖西線沿線「比良」の海水浴場と、
思いつきで降りてみた「大津京」の餃子屋さんのご紹介です。
夏の盛り、
泳ぎ仲間の友人と比良海水浴場に行ってきました。
琵琶湖は、南の方はキレイとは言えないのですが、
湖西線で北上すると、沖縄のきれいな海、とおなじぐらいの美しさ。
いつもは「北小松」駅の穴場なスポットに行くのですが、
この日は新規開拓ということではじめての「比良」へ。
琵琶湖で海水浴といえば「近江舞子」が有名ですが、
自然との戯れや水泳、夏の感触を楽しむのを目的とする私たちには少し賑やかすぎて・・・
ジェットもなし、
ブンブン音楽かける人たちもなし、
いたのは高校生?のキュンなピュアカップルだけ、な「比良」の湖は、
とてもすてきなところでした。
ほぼ誰もいないパラダイス✨
水にダイブした時の、肌と水が一体になる感覚に、
一瞬で自然の一部にたち還ることができます。
琵琶湖は淡水なので、
しかもこの日は暑くて水温もぬるめだったため、
さながら大きなお風呂。
海水でない分、浮力が少なくて疲れやすいので、メロン、きゅうりの糠漬けなどおやつもお家から持参しました。
日も暮れかけると、あたりは七色の光に包まれて、
頭がおかしくなりそうな美しさ。
夏の夕暮れは、なんとなく物悲しいけど、
それもいい感じに思える景色でした。
比良駅から徒歩3分。
まっすぐの田舎道を歩くと、
はだしで自転車に乗るこどもたちや、
部活帰りの男の子たちなどとすれ違い、夢の中のような情景でした。
帰り道、「おなかすいたね!」と電車の中で話し合い、
「何が食べたい?」
「餃子」
Googleマップで餃子と検索すると、
次の駅の「大津京」近くに餃子専門店らしきお店がある。
とりあえず電話してみたけど、
中国語と日本語が混ざっていて、今営業中なのかわからない。
「ええいままよ!」と電車を降り、
行ってみるとお店がない。
ないない。。
いや、
よくみたらある!
「ここ、だよね?」
とおそるおそる入ってみると、おうちの一室がお店になっている。
店主はコンさんという女性でとってもやさしく出迎えてくれて、
おすすめを注文。
それがまた、
期待と不安がいりまじるお店の形態(失礼)だったのもあり、
おいしくてびっくり・・・!!
すべて手作りで、
なかなかその辺の中華では食べられない家庭的なお味。
友人と「大当たりだね!」と喜びつつ、
おなかがはち切れるまで食べました。
夜も遅いのにゆっくり食べさせていただき、
満足して帰路につきました。
おまけですが、
友人がスマホとサングラスをお店に忘れ、
夜も遅くに取りに行ったところ、
店主のコンサンは、
「今夜戻ってくると思ってジュース買っておいたよ〜」
と冷たいジュースを渡してくれて、
「携帯の充電なかったから充電しといたよ〜」
と充電までしておいてくれたそうでした(涙)
やさしいコンさん。
あとでGoogleマップをよくみたらとても高評価で、
なるほどと頷きました。
次回はお礼をしたいな。
また必ず寄せていただきます!
コンさんの餃子
[住所]滋賀県大津市桜野町2丁目4−1
[営業時間]11:00~ 20:00(※電話予約推奨)
[定休日]不定休(※電話確認推奨)
[駐車場]なし