【1日1文献】腸骨筋と大殿筋の筋緊張低下により立ち上がり動作・立位保持において後方への転倒の危険性を認めた両変形性膝関節症の症例#立ち上がり動作#筋緊張#変形性膝関節症

参考文献:腸骨筋と大殿筋の筋緊張低下により立ち上がり動作・立位保持において後方への転倒の危険性を認めた両変形性膝関節症の症例
筆者:森 菜摘鈴木 俊明
発行日:2021年
掲載元:関西理学療法 21 巻 (2021)
検索方法:インターネット
キーワード:gluteus maximusiliacus musclesittingstandingstanding up

【はじめに】
・今回、腸骨筋と大殿筋の筋緊張低下により立ち上がり 動作・立位保持において後方への転倒の危険性があり安 全性・耐久性の低下を認めた両変形性膝関節症患者の理 学療法を経験した。
・後藤ら1)は、立ち上がり動作は座位 から立位に至るまでの継ぎ動作であり、立位 ・ 歩行をお こなうための準備動作ともいえる重要な動作であると述 べている。
・本症例の主訴として、立ち上がる際に「フラ フラする、危ない」といった訴えがあり、立ち上がり動作・ 立位保持能力の実用性向上が必要であると考えられた。 
・腸骨筋と大殿筋の筋緊張の低下に対し、座位と立位での アプローチをおこなったことで、座位や立ち上がり動作 の屈曲相での両股関節の屈曲の増大が認められた。また 立位においても両股関節の伸展の増大が認められた。 
・その結果、立ち上がり動作 ・ 立位保持において後方へ の転倒の危険性は減少し、安全性 ・ 耐久性の向上が認め られたので報告する。

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkpt/21/0/21_21-E08/_pdf/-char/ja 


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