【1日1文献】中心性頸髄損傷者に対し機能的電気刺激を用いた作業療法の経験 ~ NESS H200を用いた上肢・手指機能訓練と日常生活動作への アプローチについて~#頸髄損傷#機能的電気刺激#作業療法 2 wataru 2023年9月4日 20:23 参考文献:中心性頸髄損傷者に対し機能的電気刺激を用いた作業療法の経験 ~ NESS H200を用いた上肢・手指機能訓練と日常生活動作への アプローチについて~筆者:紀 皓大(OT)1),塩屋 博史(OT)1)2),山中 緑(MD)1),土岐 明子(MD)1), 辻野 精一(MD)1)発行日:2019年掲載元:第39回近畿作業療法学会検索方法:インターネットキーワード:頸髄損傷,機能的電気刺激,作業療法【はじめに】 ・機能的電気刺激(functional electrical stimulation:以下,FES)は,電気刺激により動作を 再建する目的に使用され,機能障害や能力障害の改善 効果が報告されている.・なかでもNESS H200(Bioness Inc)は,刺激のタイミングに合わせ手指の運動を行い, 筋力が低下した時期から手指屈曲伸展パターンや円筒 握り,鍵握りの把持機能訓練を可能とする装具型表面 電気刺激装置である.・今回,受傷後早期から中心性頸 髄損傷者に対し NESS H200を用いた作業療法を行い, 約1カ月で上肢・手指機能が改善し日常生活動作が自 立した.その症例の経過について報告する.【考察】 ・中心性頸髄損傷と診断された症例に対し FES を用い介入を行った.筋力が十分に発揮できず円滑な 手指の運動ができない時期から手指屈曲伸展パターン や円筒握り,鍵握りの把持機能訓練が可能であった. ・さらに,運動機能の変化に合わせ FES の強度や時間 設定,自助具の変更,日常生活動作練習を適時行い FIM 運動項目が自立した.・受傷後早期の介入のため, 経過の中で神経症状が改善した可能性もある.・今後, より効果的な FES の使用時期や使用方法の検討を行 いたい.参考URL:http://kinot39.umin.jp/pdf/abstract/P7-2.pdf ダウンロード copy #作業療法 #文献 #脊髄損傷 #機能的電気刺激 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート