TGFF2019 感想1
昨日、大阪のTGFF2019に参加してきました。
個人的には、芝村裕吏さんとゲームしたくて
行ったようなものですが、忘れないうちに記録に残しておこうと思う。
入場したのは、11時頃。
芝村さんのゲームは、ゲームの製作者などがゲームマスターをする1時間卓である。
1時間卓は、1時間限定体験版のようなものでゲームがプレイできる、遊んだことのないゲームをするには最適だと思える。
トンネルズ&トロールズ
芝村さんのゲームは、トンネルズ&トロールズである。 このゲームは、話を聞く限り、D&Dの初期の赤箱と呼ばれるルールブックを読んでプレイした人達が作ったゲームだそうで、原始的なゲームであるという。
この原始的なゲームには、今のゲームでは止められていない事もルールとして記載されているとかなんとか、この辺り記憶が曖昧で違うかもしれない。
判定は、能力値+2d6でゲームマスター(GM)の出したその判定の達成値を上回れば、判定成功である。 ダイスの目がゾロ目の場合、振り足しが可能である。 つまりは、ダイスの目が1-1だとさらに2d6してその数値を足せるというわけだ。
ちなみにファンブルは、1-2の目が出た時である。
※2d6は、六面体ダイスを2つを振ることである。
ゲームの概要的には、剣と魔法の世界のファンタジーであるが、色々な応用が効くようになっている。
芝村さんの1時間卓は、シナリオは選択制でダンジョンもなんと選択制である。シナリオは複数選択式だが、11時の参加者は2名であり、それぞれ一人ずつ選んだ。
選ばれたシナリオは、長すぎるダンジョンと妹がついてきたである。 長すぎるダンジョンは、そのまま長すぎるダンジョンであり、妹がついてきたは妹(仮の)がついてきてロールプレイに興味を持っているという設定でありプレイヤーが苦しめられるというものだ。
ちなみに妹がついてきたは、恥ずかしポイントというものが最初に20ポイントあり、行動する内容によって減っていき、0になるとゲームオーバーである。
自分は、リアル妹はいないのだが、自分が恥ずかしくないと思っていても恥ずかしいと換算されるのだろうと予想した。つまりは、常識が試されているのだ。 これは辛い。
ダンジョンは、芝村さんおすすめの海のダンジョンを選択した。妹がいるという事でファンシーなものが選ばれたのかもしれない。
キャラクター作成
時間もないのでキャラクター作成に移る。
キャラクター作成は、まず体力、耐久、速度、魔力、知性、魅力、幸運、器用の能力値に84の数値を割り振る事で始まる。 経験レベルはこの内一番高い能力値の10の位がベースとなる。
なぜ84なのかわからない。なぜ84なのかと問われるとルールブックに書かれているからだという。
アーキタイプ、もしくはアーキテクトとも呼ばれるが職業と考えていいと思う。
トンネルズ&トロールズでは、ファンタジー系の
職業が数多く存在し、それぞれの魔法、武器防具
などが設定されている。
武器防具には必要体力や器用さなどが設定されており、それがないと持てない。
おすすめされた宅急便の魔女は、魔法の箒を持ち必要器用さ8である。魔法は、飛んでけ、わたしという自身とが箒と一緒に飛ぶというもので、能力値の速度が5倍であり、消費魔力は5である。
消費魔力は、能力値の魔力から減っていき、魔法の箒などがあれば経験レベル分の消費魔力が減る。
飛んでけ私だと、消費魔力が経験レベル2ならば3になるというわけだ。 他にも魔女は、使い魔猫がおり、こちらは鬼火が使える。 鬼火はロウソクほどの灯りで消費魔力は2である。 ランプの代わりになるようなものである。
他に航空用のレンガがあり、こちらも持てる。
アーキテクトには、他にタレントと呼ばれるものがあり、タレントは得意なものは能力値+3で実行できる。 タレントは特技のようなものでその職業から連想されるできる内容である。 例えば魔女なら航空偵察、爆撃、二人乗りなどである。
キャラクター作成は悩みに悩んだ。 タレントは最低10ないと使えないようなので、これができないと話にならない、二人乗りしたいので体力と耐久は10欲しいところである。 器用さは箒持てる分のあれば足りる。 魅力は会話とかでも良いし10は欲しい。結果幸運をがっつり減らし、魔力を20にし、経験レベルを2にした。幸運か耐久で避けるしかないので耐久は必要だと判断し、幸運を下げたのである。 たぶん、箒に乗っていると耐久必要だろうという考えもあった。
相手方の職業は悪魔使いであり、これはトンネルズ&トロールズの作者がストームブリンガーというゲームをしており、その関係で追加された職業のようである。
キャラクターには種族が設定する必要があり
種族は、人間、エルフ、フェアリー、ドワーフなどがいる。
エルフだと魔法や知性が能力値2倍になるが体力などが半分になってしまう。 種族によって修正がつくのである。この辺りも含めて能力値を決めなければいけない。自分は能力値に変動のない人間を選んだ。人間は振り直しが1回できるのだ。 振り直しのルールは、いつの間にか追加されたルールらしい。
最終的な能力値は
体力10耐久10器用8 速度10知性12魅力10魔力20幸運4という。薄幸魔法少女であった。
ほとんど薦められるままに海のダンジョンや宅急便の魔女を選んだが、なんか乗せられた気がしなくもないのだが、こういう乗せるのが上手いのはゲームマスターとして能力のように思えるのである。
去年一度プレイした事があるのだが、その時のルールを忘れており、その事を芝村さんにお伝えすると
ルールはそんなに難しくないよと言われ、ダンジョン&ドラゴンズ分かれば行けるよとか言われたような気がするけどうろ覚えである。 ダンジョン&ドラゴンズは、コンベンションで1回くらいしかしたことが無かった。相手方の人も同じような感じである。
余談だが、電卓が必要なのだが芝村さんはCASIOの
関数電卓(確か、jp500とかうろ覚えですが、カシオが現在関数電卓では一強のようである)を使われていて、自分もCASIOの関数電卓を持ってきた。ただほとんど使ったことがないのだが、テーブルトークRPGで距離の計算などするのには確かに向いてそうな気がする。