2020年天皇賞(秋) サイン考察④【最終版】
前回、2020年天皇賞(秋) サイン考察③【枠順確定版】にて、
過去、馬連導入後の11月1日に施行された天皇賞(秋)は、4戦とも万馬券決着となっていることは触れましたが、
さらに、過去161回の天皇賞の歴史のうち、今年と同じ、
【11月1日開催】【12頭立て】で行われたのは、1998年の一度だけとなります。
1998天皇賞(秋)
1枠1サイレンススズカ 宝塚記念①
1枠2メジロブライト 天皇賞(春)①
5枠6オフサイドトラップ 1着 新潟記念① 七夕賞①
7枠10ステイゴールド 2着 宝塚記念②
2020天皇賞(秋)
1ブラストワンピース
2
3
4
5
6フィエールマン 天皇賞(春)① ↓
7クロノジェネシス 宝塚記念① ↑
8キセキ 宝塚記念②
9
10
11ダノンプレミアム
12ジナンボー 新潟記念② 七夕賞×
1998天皇賞(秋)は、当年の天皇賞(春)馬と宝塚記念馬が1枠に配置され、単勝オッズ1.2倍のサイレンススズカは1番人気で敗れています。
そして、今年は、当年の天皇賞(春)馬と宝塚記念馬が対角配置。
よって、フィエールマンとクロノジェネシスは評価を下げます。
また、1998天皇賞(秋)で勝ったのは、夏競馬でG3を連対していたオフサイドトラップなので、今年は、新潟記念を2着しているジナンボーの同枠馬
ダノンプレミアムと、対角のブラストワンピース、そして、1998天皇賞(秋)2着は宝塚記念2着馬ということから、キセキに注意。
ブラストワンピース
キセキ
ダノンプレミアム
■騎手配列
過去の天皇賞からの騎手配列を見ていくと、
・ルメール、北村が3回連続で3頭間隔で配置。(過去2回ともルメールが1着)
・ルメール、川田将雅が、天皇賞(春)と同じ3頭間隔で配置。(天皇賞(春)ルメールが1着)
・池添謙一、武豊、M.デムーロの3人が、天皇賞(春)と同じ馬番で配置。
さらに、10番に、岩田康誠と岩田望来が父子で配置。そして、武豊については、過去、天皇賞から3連続での8番配置。
という意図的なカラクリが隠されています。
池添謙一、武豊、M.デムーロの等間隔配列ですが、こういうケースでのセオリーは、センターの武豊と、残り2頭のどちらかも馬券対象になるというのが鉄板です。
ここから導き出されるのは、
ブラストワンピース
キセキ
アーモンドアイ
です。
ここまで、ブラストワンピース、キセキが有力ですが、
さらに別方面からの検証からも、ブラストワンピースが強力に浮上してきます。
■アーモンドアイが7枠に入ったG1
桜花賞 1枠が2着
オークス 1枠が2着
安田記念 1枠が2着
と3度とも1枠が連対しています。
■カデナの出走G1
天皇賞(秋) カデナの同枠が1着
大阪杯 カデナの同枠が2着
宝塚記念 カデナの同枠が1着
カデナの出走G1では、昨年の天皇賞以降、連続で同枠が連対しています。
今回、カデナの同枠は、ブラストワンピースです。
ダマシでなければ、ジナンボーの対角であり、カデナの同枠のブラストワンピースは万全に見えます。
推理シナリオも、万馬券を想定していることからも、相手にはアーモンドアイ以外から探すと、やはりキセキが浮上します。
■メモリアルレースが示唆するもの
今年、2つのメモリアルレースの出目は、三冠馬の馬番へ連動しました。
テイエムオペラオーC 2着3番 → 菊花賞 1着3番【三冠馬】
ブエナビスタC 1着13番 → 秋華賞 1着13番【三冠馬】
そして、本日行われたキタサンブラックメモリアルの結果は、馬連16-8でした。
天皇賞(秋)馬でもあるキタサンブラックが、天皇賞(秋)を示唆するのは非常に可能性が高いとすれば、キタサンブラックを勝っている武豊のキセキが8番に入っています。
以上から最終結論は、
前回の記事での推理と変わらず、されど、まったく別のアプローチからも、◎ブラストワンピース、〇キセキとなりました。
てんで見当違いの推理で、ダマシの可能性もありますが、リスクをとって、アーモンドアイを外して参戦したいと思います。
◎ブラストワンピース
〇キセキ
△ダノンプレミアム
ブラストワンピース、キセキの単複、3連単、3連複