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カメラマン、コダマテツヤが考えるポートレート撮影の心構え

ポートレート撮影の時の心構えをカメラマンのコダマテツヤが記していきますので、ご参考にどうぞよろしくお願いします。

まず、撮影テクニックに関しては今回記しません。

別の機会に記します。

今回は、スタジオで人物の撮影です。

一緒に撮影する人として、想像していきましょう。

ソワソワとした気持ちでスタジオで待ています。僕。

僕でいきますね、、、

僕は、撮影アシスタントとして以前は活動していました。

晴れてカメラマンとして初めてシャッターをきる。

そんな日で、緊張して被写体を待ちます。

被写体もまた、僕と一緒で撮影されることに慣れていません。

ガッチャ!と扉が開き、

タレントのメンズ玉子が入ってきました。

付き添いのマネジャーと一緒です。

「こんにちは」

僕は声をかけます。

メンズ玉子は会釈のみで緊張しているみたいです。

僕は、とりあえずマネージャーと挨拶を交わし、

控室(メイクルーム)に通します。

ガッチャ!

ふたりは、メイクルーム。僕はスタジオに別れました。

メイクさんお願いしまーす。。。

僕は緊張しながら、スタジオのライティングや、カメラ、テザー撮影のための為のパソコンのセッティングを確認します。

そんなこんなで15分。。

ガッチャ!

お願いしまーす!とマネージャーの声。

「はい!」と僕。

「じゃあどんなイメージで撮影しましょうか?」

とマネージャーと話します。

メンズエッグは、黙って横にいます。

マネージャーは、「初めての撮影だから自然な表情でお願いします」と言います。

「はい」と僕。

背景はホワイトで、ライティングはお任せです。

僕はメンズ玉子をホワイト背景の前に立たせます。

「じゃあ一枚撮ります!」と僕。

パシャ!

パソコンに写された写真を覗く僕。

露出はOK!

表情は死んでいる。。

「よし、じゃあ次は笑顔でいきましょう」と僕。

メンズ玉子は頷き、ぎこちない笑顔。

顔死んでるやんと僕は思いながらも、

「じゃあとっていきますね」とパシャパシャパシャ。と

シャッターを切っていきます。

「口角上げてみようか」

「いいね」とか、おだてることに必死の僕。

撮影枚数がどんどん増えていきます。

「まあデジタルやし、いいやろ」たくさん撮ったらいいやつあるやろと

自分に言い聞かせながら、パシャパシャパシャ。

流石に同じ表情ばかりに気づいた僕は、

パソコンをみてさらに驚愕。

全部同じや!

まあ確認の意味でもメンズ玉子君を呼んでパソコンを見ます。

パソコンを覗くメンズ玉子君は一言。

「僕、笑顔苦手なんですよね」と。。。。


こんなエピソード多くのカメラマンなら経験があるのではないでしょうか?

私もある。。

どうしたら自然な笑顔が撮れるでしょうか?

しばし考えてみよう。

チン!

私が改善するなら、まず初めて会ってから、メイクルームまで案内した後、

スタジオに会いる前に、もっとメンズ玉子さんと打ち解けたいと思います。

人見知りの方も多いですが、お互い人見知りしてたらね。ダメでしょー

カメラマンは、良い表情を撮影するのが任務。

笑顔の先出しで相手も笑顔にする!

そんな心持ちは重要で、撮ってやる的な態度は通用しないぜ。

カメラマンが芸人さんのごとく恥を書き捨てて、

メンズ玉子さんの心の扉を開けましょう!

ぺらっとね。

よし、メンズ玉子さんはどこの出身かな?何が好きそうかな?

どんな服装してるかな?どんなアクセサリーを付けてるかな?

いろいろ観察してみよう!

でも、ジロジロ見ちゃダメですよ。

メイクルームでもどんな風に撮られたいかとか、

僕から見た、メンズ玉子くんのかっこいいところを伝えてあげましょう。

自分では後ろから自分を見ることができないから、横顔もそう。

褒めてあげましょう!日本人は人を褒めるのが上手ではないので、それだけで一歩抜き出せます!

そうして顔の向きの好み、好きなパーツ嫌いなパーツなどいろいろ聞いて、

撮影方向を決めます。(撮影では押さえることも必要、道なる発見のカメラマンの仕事)

俺じゃないみたいの声をもらうと嬉しいよ。

撮影前にコミュニケーションをいかに取れるかによって、撮影の上がりが

かなり違ってきます!

ぜひ積極的に話にいきましょう!

続きは次回!

お楽しみにしてくれたら嬉しいです!

小玉哲也✌️


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