妖艶と狂気(MYTH & ROID)
みなさまごきげんよう。
明日はもっと楽しくなるよね、ぽんぽん工房です。
ひまわりの種よりビール。
最近よく聴いているMYTH & ROIDという音楽ユニットを紹介します。
MYTH & ROID(ミスアンドロイド)はアニソンを多く手がける日本の音楽ユニットです。
メンバーは
Tom-H@ck…プロデューサー、MVではギター弾いてる人
hotaru…作詞家、ストーリー原案
KIHOW…ボーカル
(敬称略)
Tom-H@ckはアニソンとかアイドルソングとか声優ソングとかをよく作って提供している人です。でんぱ組.incにも提供してるイメージあったんですけど、破! to the Futureだけらしいです。
7年前…。
加えてもう1人重要人物として、2017年で脱退した元ボーカルのMayuも併せて記しておきます。
MYTH & ROIDを知ったきっかけはRe:ゼロから始める異世界生活の主題歌。
1期ED 「STYX HELIX」
2期OP 「Paradisus-Paradoxum」
1番好きな曲って言われると難しいんだけど、候補の1つ。
タイトルはラテン語らしいけど「矛盾の楽園」ってかっこいいね。
このあたりの楽曲を歌っているのは初代ボーカルのMayu。
彼女の歌声の特徴はなんといっても妖艶さとパワフルさ。
サウンド的な特徴で言うと、スローテンポの曲だと独特の浮遊感、アップテンポの曲だと不穏さと不気味さ。
あからさまに不協和音を使ったりしてる訳ではないと思うんですけど、なーんか気持ち悪いんですよね。もちろんいい意味で。
先ほどのParadisus-Paradoxumなんかは、フルで聴くと特にヒステリックな音使いが耳につく感覚がお分かり頂けるかなあ。
妖艶でパワフルなボーカルと不穏なサウンドが組み合わさることで、唯一無二の狂気が世界観を作り出していると解釈しています。
MVが無い曲なのですが、同じくリゼロの挿入歌であるtheater Dという楽曲は特にその特徴がよく表れていると思います。
リゼロの次に知ったのが幼女戦記のOP「JINGO JUNGLE」。
何言ってんのか分かんねえ歌い出しからAメロBメロサビへと流れていく殺伐とした世界観。
戦争がモチーフの作品が見事に表現されています。
黒い長髪を振り乱しながらパワフルに艶やかに歌い上げるMayuがめちゃくちゃかっこいいですよね。
Paradisus-Paradoxumとこの曲とでMYTH & ROIDの虜になりまして、アニメ作品を知らない曲も聴くようになりました。
こちらはオーバーロードEDのL.L.L.という楽曲。作品知らないけど好きな曲の1つ。
スピード感が素晴らしいですね。
オーバーロードⅡのED 「HYDRA」
ここから現ボーカルKIHOWの曲。
ボーカルが交代してからの曲はスロー~ミドルテンポの曲が多いのもあって、吐息の多い儚い歌声が特徴。Mayuとは違うベクトルから、MYTH & ROIDの狂気と不穏さを表現しています。
KIHOW曲でも、もちろんアップテンポソングもあります。僕がKIHOW曲で1番好きなのがオーバーロードⅢOPの「VORACITY」
この曲ではHYDRAとは対照的にパワフルな歌声を披露しています。
ボーカルエフェクトや英語詞が多いのもあって何を言っているのかがやや分かりにくいですが、歌詞をよく聴いてみると不穏なことしか言ってないんですよね。
MYTH & ROIDの楽曲全般の特徴ではありますが、特にこの曲や先ほど上げたtheater Dなんかはこの特徴がよく表れていると思います。
バンドリ!のRAISE A SUILENとのコラボもかっこいいね。
そしてここで嬉しいお知らせ。
今年(2023年)の3月から、MYTH & ROID全楽曲のサブスク配信が開始されました。それまでは一部の楽曲しか無かったんですよね。
サブスクが始まったのもあって、最近よく聴いているんですよっていうネタバレ。
YouTubeのMVでもサブスクでも、間口は広くなっていると思いますので、妖艶と狂気の世界に触れてみてください。
タイアップのアニメ作品を知らなくても、1アーティストの楽曲として楽しめる素晴らしいものばかりです。
それでは。