KANさんファンの目線で見た、meiyo ワンマンライブ「POP IDEA」(2024/12/11)
ワンマンライブへ
meiyoくんがKANさんの、割と強火なファンであるということは、特に最近よく分かってきて。
5月に新宿LOFTで「aufgieβer 2nd set」を見たのだけど、今回は満を持してワンマンライブを見に行くことにした。
タイトルが「POP IDEA」ということで、そのタイトルからもKANさんの「IDEA」(ベストアルバムのタイトルは「IDEAS」と複数形。meiyoさんがライナーノーツを書いたのは「IDEAS III」)の影響を受けているだろうことは想定できた。
入場
開演前のアナウンスから遊んでた。
「公演時間は休憩2分を含め、1時間47分2秒を予定しております」
やたら細かいし、その後も完全にネタw
前回のワンマンライブで撮影タイムを設けなかったインシデントについての謝罪まで。
開演
開演SEとして、いろんな曲を短く繋いだもの。
「はじまりはいつも雨」は聞こえてて、「meiyoを形作ってきたPOP」を集めたのかな、という印象。
最後にはやはりKANさん「IDEA」、「奇跡のIDEA~」の部分。
選曲リストはインスタのハイライト参照
アコースティックコーナー、と言いつつiPhoneを取り出して、その場でリズムパターンを作っていく。
スネアやハイハットの音は最前列にいたお客さんの声。
この辺りは、「思いついちゃったことは、実現する責任がある」みたいなことだろうか。
そしてこの流れで歌うのがKANさん「IDEA」
最後のラララララ~をお客さんとともに大合唱。
初めて聞く曲だとしても、聞いていれば歌えるようになるKANさんのポップセンス。
その次の曲は「Cat Scat」
ビッグバンドっぽいんだけどコーラスで、と言う説明で「ほっぺたにオリオン」だとピンとくる。
そして、「難しい曲なのでワンコーラスだけ練習」と言って歌メンバーだけで練習、なんだけど結局そのままフルコーラス歌ってしまう流れはKANさんのツアー「25歳」での演出そのもの!
それに対してツッコミを入れていくのがベースの人、と言うのも、意図してか偶然か分からないけどKANさんバンドっぽい(KANさんバンドだとベースの西嶋さんが大声でツッコむことが多い)。
その後はステージ転換に合わせての休憩タイム。
2分間の休憩で客電もついたけど、グッズなどの案内アナウンス途中で公演再開のブザー。
この流れも見たことあるw(2010年ツアー「ルックスだけでひっぱって」の演出)
アンコール~全曲つなげ
アンコール、「最後の曲」が終わったところでドラムカウントと共にスタッフの人が登場してアナウンス・・・全曲つなげ!
ときP配信でもやってたけど、これを作ってしまうのは本当に凄い。
でも「今日のライブを振りかぶっていただきましょう」はさすがに意味が分からないのでは?w
開演前アナウンスの伏線を回収するかのように最後はウルトラソウル。
全てが終わり最後に、ギターの演奏でバラードを歌って締める。
このライブ構成は、まさにKANさんのライブそのもの。
(全曲つなげ→バンドメンバーを送り出して、KANさんがピアノで弾き語りして締め)
ここまでKANさんリスペクトがあるのであればきっとあるはず、と終演アナウンスにも耳を澄ます。
偽タイトルは「パッとサイデリア」
想像以上にKANさんリスペクト
曲そのものと言うよりは、
「思いついたものは、それをやる責任がある」
と言う気持ちというか心意気の部分を、まさにKANさんから引き継いでる、という感じがした。
そして、そのmeiyoくんのIDEAを全力で実現させようとしているバンドメンバーやスタッフの協力もあってこそ(この演出は1人じゃできない)
そして結局、撮影タイムは設けられなかった(ここも伏線だった…と思ったら本当にただ忘れてただけらしい!?)。