KANタービレ~今夜は帰さナイトフィーバー~出演ミュージシャンとKANさん
KANさんトリビュートライブの出演ミュージシャンが発表されたら、KANさんと親交のある方々が勢揃い。
これほどたくさんの人たちが、KANさんの歌を歌うために集まるとは。
と言うわけで、出演ミュージシャンの方々をKANさんファンの目線で書いてみる。
ホストミュージシャン
2020年に出た「KAN in the BOOK 他力本願独立独歩33年の軌跡」に、スタレビ・スキマスイッチ・秦基博の4人の座談会が収録されてます。電子書籍化もされました。
KANさんを含めた4組で「星屑の隙間に木村基博」というイベントが、大阪で何回か開催されたことがあります。KANさん目線でのコラムが3回分。
スターダスト☆レビュー
かつては同じ事務所(アップフロント)に所属してたこともあり、共演も多数。
2014年のアルバム「SHOUT」は、KANさんがプロデュースに参加、何曲かは作曲や編曲にも参加。
そのときの文句状況は、ときどき共演したライブのMCで話すこともあったり。
「セガホ」は作詞作曲KANさん
「昔話を繙くように」は要さんとKANさん共作のクレジットになってるけど、ライブMCでKANさん曰く「曲をもうちょっとこうした方が、みたいにアドバイスをして旅行に行って、帰ってきたら何も進んでなかったので「要さん、僕やりますよ?」と言って半ば作り替えた・・・整形手術みたいなもんです(笑)」
そんなMCは2017年に行われたライブ「ロックンロールに拿捕されて」のBlu-rayに収録
馬場俊英
FM COCOLOでのラジオの関係で、ライブ「風のハミング」が2011年から開催、その頃から共演が増えていったように感じてます。
コロナ禍になってからは、「馬場KAN配信シリーズ」を開始、第8回までありました。毎回、その回のための新曲を書き下ろすと言うことで、意外と手間はかかってたはず。
馬場くんの作品にKANさんがコラボ参加した曲
ライブのMCでは「ありそでなさそなりそな銀行」と言ってた(笑)
「スマホになりたい」は、2021年に「毎月新曲を出す」と言っていたとき、KANさんとのコラボとして発表された曲。
スキマスイッチ
弾き語りツアーのタイトルを募集、その選考委員として常田真太郎氏が参加、ということもありつつ。
KANさんのアルバム「6×9=53」(ろっくごじゅうさん)に収録されている「scene」という曲は、曲はMr.Childrenの00年頃のシングル曲をイメージした曲、歌詞はスキマスイッチ「全力少年」であるとライブMCで語って、その様子がライブDVDにも収録されているので安心して聞いて大丈夫です。
ちなみにその曲の仮タイトルは「全力帚星」
そして外せないのが、アルバム「re:Action」に収録された「回奏パズル」
このアルバム自体は、いろんなミュージシャンにスキマスイッチをプロデュースしてもらう、と言うコンセプトだったけど、「KANさんには、1曲だけお願いするのは逆に失礼」ということで、スキマスイッチの全曲を素材として使って新たに1曲を作ってもらったもの。
作詞作曲はたしかにスキマスイッチなのに、今まで存在してなかった曲を再構築するという、KANさんの才能に改めて震えた曲。
秦基博
KANさんと一緒にイベントで「よければ一緒に」を演奏したとき、楽譜があまりに長すぎて、と言う写真があったので改めて探してみた。
「アイ」をKANさんとのアコースティック・セッションしたもの
KAN+秦基博と言えば、「カサナルキセキ」
謝罪会見の作り込みっぷりもなかなか
Music Video
ゲストアーティスト
ゲストもゆかりの深い人がたくさん。
「芸能生活23周年記念逆特別 BAND LIVE TOUR 2010 ルックスだけでひっぱって」にはいろんな方々がゲスト出演していて、そのゲスト部分をかなり濃く書いたコラムがあるのでまずはそちらを。
桜井和寿、aiko、山崎まさよし→
平井堅、根本要、ASKA→
以下、公式サイトに記載されている順に書いていきます。
ASKA
同じ福岡ということで、小さい頃は近所に住んでいたようです。
ASKAさんが「小さい頃のKANと遊んだことがある」と言っていたのでKANさんが母親に確認してみたところ、「近所の宮崎さんのところで遊んでもらっていた」という証言が出てきて、本当だったことが判明したという。
KANさんはもともと洋楽しか聞いてこなかった、と言っていて、そんな中聞いたASKAさんの「はじまりはいつも雨」に衝撃を受けて、そこから邦楽も聞くようになっていった、とはラジオなどで良く話していた。
そして、「愛は勝つ」を聞いてASKAさんが「SAY YES」を作った、と言うのもライブのMCなどでASKAさんが言っていた。
KANさんが、ASKAさんを意識して作った曲、と言っているのは、TOKYOMANに収録の「Moon」
ASKAさんが歌っているライブは2010年のライブDVDに収録
K
FM COCOLOの土曜夕方はしばらく以下のような順番だったので、ほぼFM COCOLOファミリーみたいな感じ
17:00 K
18:00 根本要、KAN
19:00 馬場俊英
K-KANとして警官の格好をして演奏、と言うのをなんどかやった。
オリジナル曲は「赤字のタンゴ」
公式に残ってる映像が無いのがつくづく惜しい
桜井和寿(Mr.Children)
BSフジのKANさん特番でのインタビューで「言われるがまま」「絶対服従」と言っていたミスター桜井さん
Lucky Lacoonのイベントでは「パイロットとスチュワーデス」として何回も出演。
その様子をKANさんが書いたコラムを読むと、桜井さんからの無茶振りもずいぶんあったように見えるので、相当信頼してたんだろうなあ、と。
KANさんの方から「本気でやりたいの?」って聞いたとか、美輪明宏のボックスを見て見ぬ振りをしたとか、桜井さんの発想力も相当なんだな、と言うのも垣間見える
「パイロットとスチュワーデス」としてはオリジナル曲「弾かな語り」がある。
2021年のap bank fes(配信)でも歌ってた。
現時点で公式に見れる(聞ける)配信は無し。
(なので、仮にYouTubeとかにあったとしても非合法です)
桜井さんはKANさんの作品に何曲か参加
「Oxanne -愛しのオクサーヌ-」ではギターとコーラス(MASATO KINUGASA名義)
2010年のツアー「ルックスだけでひっぱって」にシークレットゲスト出演したときにはこの曲を歌いました(Zeppの3列目センターで見てた・・・凄かった)
「安息」は作詞が桜井さん
弾き語りばったりで歌詞が無く「ラララ」で歌っていて、この曲の歌詞は桜井さんなら書けるのでは?となりKANさんから桜井さんへ依頼した、と言う曲。
ただ、桜井さんが書いた、と言うのは当初は明らかにしてなかったので、「奇跡が起きて歌詞ができた」という表現で歌い始めた、とか。
弾き語りばったり#19のライブ盤に収録されているバージョンでは歌詞が若干違うので、最終的に微調整が入ったということかもしれない。
この作詞について桜井さんが語っているインタビューは「KAN in the BOOK」にも載ってる。
ミスチルの曲にも、KANさんの影響があると公言してる曲が何曲か。
「Over」は「言えずのI Love You」「まゆみ」あたり。
「終わりなき旅」は「MAN」、など。
ジュンスカ宮田和弥さんが代打パーソナリティ(代パー)したときに、2023年3月のライブでいろんなミュージシャンが集まった中、桜井さんがKANさんに「今度のニューアルバムの曲でストリングスアレンジしてくださいよ」と話していた、と言う話題も。ただ、残念ながら実現しなかった模様。
佐藤竹善(Sing Like Talking)
KANさんは「竹善さん」、竹善さんは「KANちゃん」と呼ぶんだけど、実はKANさんの方が年上。
この呼び方がもう定着しちゃってから実はKANさんの方が年上なことが判明したので、呼び方だけは変わらず。
アルバム「6×9=53」収録の「どんくさいほどコンサバ」は竹善さんとのデュエット
塩谷 哲
竹善さんとともに、Salt&Sugarとしてのライブでの共演も多いしレコーディングへの参加もある。
ライブ「ロックンロールに拿捕されて」、塩谷さんはオープニングからかなり重要な役どころ
杉山清貴
SSKB ALL STARS(スタレビ、杉山清貴、KAN、馬場俊英の頭文字から)としてよくライブをやっていたので共演も多い。
DVD化されたライブも。
オメガトライブの代表曲「ふたりの夏物語」を歌うと、サビの「オンリーユー」のところでKANさんが指さしを決めるのがお決まりのようになってた。
谷村有美
大阪のFM802で、開局の1989年から1998年までKANさんが「ミュージック・ガンボ」という番組を担当していて、そこ絡みの人も何人も。
KANさんと隔週で担当していたのは槇原敬之、桜井和寿、トータス松本など。
谷村有美さんは担当曜日は違うけど、担当時期が同じ。
そして元は同じ事務所だったと言うこともあり。
1999年、2000年に行われた「Pacific Heaven」というイベント(事務所所属のミュージシャン全員でPacific Heaven Club Bandと言うバンドを作ってライブをやると言う、KANさんアイディアっぽいめんどくさそうな大変そうな企画)にも出演してた。
当時BSで放送されたのを見た。
あのDVD再発して欲しい・・・
トータス松本(ウルフルズ)
KANさんが勝手に選ぶAlbum of the Year、2014年にウルフルズのアルバム「ONE MIND」を選んでる。
大阪で開催されてる風のハミングには、2022年に出演
トータス松本としてのソロ名義の曲で「僕がついてる」をKANさんが絶賛していて弾き語りライブでもカバーしたり。
それもあって風のハミングでも共演したり。
藤井フミヤ
出身は同じ福岡、そして年齢もほぼ同じ(フミヤの方がデビューはかなり早いけど)
アルバム「フジイロック」に「そのドアはもう開かない」作曲として曲提供
実はこの曲は、2014年のツアー「Think Your Cool Kick Yell Come On!」(新曲聞けるかも)にて、「新曲聞けるデモ」と言うグッズとして販売されていたデモCD(歌詞が無い)に収録されてた1曲。
山崎まさよし
STVラジオ「アタックヤング」をKANさんと同じ時期に(別の曜日を)担当してたこともあって、北海道でのイベント共演もそれなりにあったり。
YAMA-KANと言うユニットで1枚だけCD(3曲入りミニアルバム、と言う扱い)を出してるけど、その3曲目「手をつなぎたいんだ」は舞台が札幌になっている。
TRICERATOPS
今回のトリビュートライブには和田 唱(Vo./Gt.)、林 幸治(Ba.)が参加
どうやら元々KANさんのファンで、ライブで「プロポーズ」を歌っていたようで。ライブ盤にも収録されてる。
TRICERATOPSの曲では「Happy Saddy Mountain」がかなりKANさんっぽさの強い曲で、ライブ「ロックンロールに拿捕されて」ではKANさんが歌唱してる。
KANさんの作品には2曲に演奏として参加
和田唱さんのソロアルバムでは2018年、2020年の2作ともAlbum of the Yearを取っていた
参加ミュージシャン
バンドメンバー
清水さん、西嶋さんはかなり昔から参加
佐藤さん、菅原さんは2014年のツアーから参加
菅原さんはシンガーソングライターなので、最初に参加したライブではオープニングアクトも担当、DVDにも1曲収録(この歌い終わりがそのままライブのオープニングに繋がっている)
磯貝さん、大坂さんは2022年のツアー「23歳」に参加
磯貝さんはその後、KANさんが昔使っていた電子ピアノCP-80を譲り受けた。
CP-80を使って、2024年3月からはmeiyoさんと2人で「ときどきCP-80と話をしよう」という配信をしている。
KANさんファン目線でのライブはかなり見どころあり。
この配信ライブのタイトルは、「ときどき雲と話をしよう」から
ライブ中にmeiyoさんがよく読んでるのは歌詞集「きむらの和歌詞」
KANさんの本名は「木村 和(かん)」なので、その本名にもかけた本のタイトルです
ストリングス
ストリングスカルテットとのツアーを2回ほど開催
ストリングスアレンジのアルバム2枚にも参加
室屋さんは、SpotifyのArtist CHRONICLEにて、バイオリン奏者目線でのKANさんのアレンジについてコメントをしてる
調子に乗って書いてたら長くなりすぎました。
今どきならPV数を稼ぐためにページを分けるんだろうけど、そんなことをしても別に得しないのでそのまま(笑)
興味を持ったらいろんなライブDVDを見てみたら面白いのでは無いかと思います。
今ならAmazonにもタワレコにも在庫があるので買いやすいし。
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