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[ライブレポ]2024/11/12 KANタービレ~今夜は帰さナイトフィーバー~ を振りかぶって

KANタービレ~今夜は帰さナイトフィーバー~
日程:2024年11月12日(火)
時間:開場17:30 / 開演18:30 / 終演21:30(予定)
会場:ぴあアリーナMM

【HOSTS】
スターダスト☆レビュー、馬場俊英、スキマスイッチ、秦 基博

【ARTISTS】
ASKA、K、桜井和寿(Mr.Children)、佐藤竹善(Sing Like Talking)、塩谷 哲、
杉山清貴、谷村有美、トータス松本(ウルフルズ)、林 幸治(TRICERATOPS)、
藤井フミヤ、山崎まさよし、和田 唱(TRICERATOPS)

【MUSICIANS】
KAN BAND/
清水 淳(Dr.)、西嶋正巳(Ba.)、佐藤大剛(Gt.)、菅原龍平(Cho.)、磯貝サイモン(Key.)、大坂孝之介(Key.)
Quartetto da Muroia/
室屋光一郎(Vn.)、徳永友美(Vn.)、島岡智子(Va.)、奥泉貴圭(Vc.)

https://kantabile.jp

トリビュートライブ「KANタービレ~今夜は帰さナイトフィーバー~」についてはちゃんと書いておきたいとは思いつつ、書こうと思うとなかなかに情報量も多く。
しかしちゃんと記憶があるうちに書いておくことは重要なのではないかと言うことで、ここでこの日のことを振りかぶって第一球投げました低めボール。

開演まで

ラジオ(FM COCOLO/STVラジオ)

仕事がしばらくトラブっていて、休暇と言いつつ午前中はZoomで打ち合わせもあり。
そんな中ラジオを流していた。
やはりKANさんと縁の深い2局はKANさん増量。

FM COCOLOは【KAN 1DAY SPECIAL "We Are KAN-panies!" 】として、1日中KANさんの大特集。
KANさん以外の曲もビリー・ジョエルだったり、オー・シャンゼリゼ、ミスチルOverなどKANさんを何となく彷彿とさせる選曲が多め。

STVラジオは「KAN謝の日」として、KANさん関連の話題や曲のOAが多めも。
STVだとやはり、局内に普通にKANさんがいた、という話だったり、リクエスト曲だと「アタックヤングのエンディング曲だった」と言う紹介で「言えずのI Love You」が流れたり。

多くの番組、リスナーがKANさんの命日を偲び、オンエアされた関連曲は実に54曲におよんだ。

https://plantech-mdata.themedia.jp/posts/55868463

銀座スイス

今日は、このトリビュートライブのために遠征でやって来た人も多いだろうから、と思って銀座本店は避けて、東京駅八重洲地下街の方へ。
初めて「KANさんセット」では無く普通のカツカレーにしたけど、カツも美味しいしトッピングでつけたらっきょうも実に美味。

この日食べたのはカツカレー
以前に銀座本店で食べたKANさんセット

グッズ販売

この日のグッズ販売はKANさんのCD、ライブDVD(BD)のみ。
新作の「25歳」BD、およびベスト盤「IDEAS III」には特典が付く。
と言うだけだったんだけど、16時ちょい過ぎに到着したらとんでも無い行列。
全国からここに大集結した、と言う感じ。

各種通販特典もあったけどそちらは結局本人画像が無いジャケット絡みばっかりだったので、会場特典のポスターやクリアファイルが人気になったのかと。

オリジナルA3ポスター

開場

座席の作り方は何パターンかあるようで、今回は1~18列までで1ブロックになってる3ブロックの形式。
会場内のBGMはビリー・ジョエルなど、KANさんが好んで聴いていた洋楽を流してた。

アリーナ座席案内図

スタンドフラワーは、今回は出演が叶わなかったaikoや槇原敬之、KANさんとゆかりの深いFM COCOLOやSTVラジオなどから届いてた。

aiko、槇原敬之など
FM COCOLO/FM802、STVラジオなど

開演

メンバーの香盤表を、KANさんがライブ後に掲載(オフィシャルサイトだったりDVDだったり)するのと同じ形式で作成していた方がいたので、そちらを大いに参照させていただきます。

開演VTR

開催に当たってのメッセージ、それが折りたたまれた紙ヒコーキが、KANさんの今までのアルバムジャケットの中を飛んで行く映像。
今までのKANさんのイベントだと、開演から映像の演出があることは無かったので、この時点でやはり特別な感覚。

1. 何の変哲もないLove Song

Vo.根本要/馬場俊英/大橋卓弥/秦基博
Pf.常田真太郎

ホストチームでこの曲からスタート。
歌い出しはスキマ大橋(を決めたのは馬場さん、とラジオ(Wabi-Sabi Radio Show)で言ってた)。

しっとりと始まりつつ、1曲終わったところでイベントの趣旨説明などMCへ。
「僕の歌は、別の人が歌った方が良い」はKANさんもよく言ってた。
そして「理解不能な部分がたくさん出てくるはずです」と言う話で、分かってる前方の人たちは期待感が高まる。
ずっと話してると、パトランプが回り出した。MCが長くなると点灯すると言うシステム。
これどこかのイベントで見たことある気がする。
「これKANさんが回してるんじゃないですか?」

前半はピアノでの弾き語り風に進行していく、ということで。

2. Regrets

Vo.ASKA/根本要
Pf.常田真太郎

ラジオ(Wabi-Sabi Radio Show)で言ってたけど、今回のイベントは出演者が多いので基本的にソロでは歌わず、色んな組み合わせで歌を歌っていく形。
それも、ホストチームで曲も歌う人も決定していった、ということらしい。
そんな中、ソロ歌唱が許されたのは「ASKA」「桜井和寿」「藤井フミヤ」の3人のみ。

ASKAさんは要さんと年齢は近いけど、ちょっとだけ要さんの方が年上。
リハーサル中に泣いていたことをASKAさんにバラされる要さん。

KANさんとの交流が始まってからのCDは「ポストにポン」してくれてたらしいけど、今回の曲は初期の曲なので、ASKAさんは知らなかった、と言うこと。
ASKAさんが歌うと完全に「ASKAの曲」になる圧倒的な存在力、歌唱力。そして声量。
マイクを外しても、隣の要さんのマイクが拾って、マイクが近すぎたのか音が割れたりしてた。

3. 東京ライフ

Vo.杉山清貴/谷村有美
Pf.常田真太郎

杉山さんはSSKBなどでも共演が多く。
谷村さんは同じ事務所だったこともありデビュー前からのつきあい。
「東京ライフ」は1番は杉山さん、2番で女性キーに合わせて大胆に店長・・・転調。
この難しい転調で歌える人、と言うことで杉山さんになった、とも(ラジオより)。

4. プロポーズ

Vo.和田唱/K
Ba.林幸治
Pf.K

以前からこの曲が好きと公言してる和田唱氏。
Kくんのピアノとのコラボは、BSフジの特番「歌」で演奏したのと同じアレンジ。
ずっと歌い続けてるからこその独自解釈も加わった歌唱。

5. 君が好き胸が痛い

Vo.桜井和寿
Pf.塩谷哲

ソルトはWWDP(ワールド・ワイド・ダジャレ・フォト)の話。
ミスター桜井さんは、パイロットとスチュワーデスというユニットを組んだり、「弾かな語り」というオリジナル曲を作ったり、と言う話。
そんな桜井さんが歌う「君が好き胸が痛い」は、ミスチルの初期の曲です、と紹介されても違和感が無いくらい歌い込んでる感じがあるし、KANさんの楽曲はそれくらい桜井さんに影響を与えてるんだなあ、というのも分かる。

そしてこれはラジオ(Wabi-Sabi Radio Show)で言ってたことだけど、「君が好き胸が痛い」があまりに完璧だったので要さんが聞いてみたら、「家でいつもKANさんを歌ってるから」ということ。
それくらい凄かった。

6. カレーライス

Vo.佐藤竹善/山崎まさよし
Pf.塩谷哲
Strings. Quartetto da Muroia

ここからはストリングス(室屋カルテット)も入って。
SALT&SUGARでは定番のカレーライスに、山崎まさよしが一緒に参加して(まさやんが歌うとシチューっぽいという声もありつつ)。
まさやんは、ラジオとかでもKANさんの話題になるととたんにテンションが下がるのが分かるくらいショックを受けてるように見えるんだけど、今回もマイクを両手で持って震えつつ歌ってるように見えた。

7. エキストラ

Vo.大橋卓弥/トータス松本
Pf.塩谷哲/常田真太郎
Strings. Quartetto da Muroia

要さんがスキマスイッチを呼び込み・・・なんでホスト4組なのでオレだけが司会をやってるんだよ、と文句を言って「いや、これができるのは要さんだけですよ」とか話しつつ。
ピアノはソルトとシンタくんの連弾。
そしてボーカルはタクヤとトータス!
大橋くんボーカルだとKANさんのオリジナルに近く繊細、そしてトータスのボーカルだと男っぽく力強い。
ラジオ(ガッチュー大阪)で語っていたところによると、自分では「叶わぬ恋担当」と思って歌っていたらしい。

8. 世界でいちばん好きな人

Vo.藤井フミヤ
Pf.常田真太郎
Strings. Quartetto da Muroia

第1部の最後はフミヤ。
圧倒的な歌唱力で、フミヤがよくやるような手を広げるポーズをこの曲で取ると、本当に世界中を愛で包みそうなくらい壮大な感じになってた。
KANさんが「いい曲だねえ」と言いそう。

ここまでが前半と言うことで、ホスト4組が集まって、バンドメンバーを一人ずつ呼び込み。
キーボードの箇所では、ずっと矢代さんだったんだけど、という言葉も。
KANちゃんバンドは基本的に固定だったからこそ、こうやってちゃんと紹介してくれるのもやはり有り難い。

9. 言えずのI Love You

Vo.根本要/馬場俊英/スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)/秦基博
with KAN BAND & Quartetto da Muroia

初期の代表曲とも言えるこの曲をホスト4組で。
最後の部分、公式には歌詞が無い部分(生まれは九州なんだよ~)は歌わず。
大橋くんが早めに「言葉にできない~」と入っちゃってたんだけど、裏に下がったところで「間違っちゃったよ~」という声がマイクに乗っていて、それで会場に笑いが起きた。笑

10. Songwriter

Vo.佐藤竹善/K
with KAN BAND & Quartetto da Muroia

人気トップ曲であるこの曲、ボーカル2人で。
ピアノはKAN BANDの磯貝サイモンさんが弾いた、とTwitter(X)で明かしてる。
特に後半、ピアノのアルペジオ(これが難しいらしい)、ストリングスの響きに、伸びる歌声がさらに絡んでくる部分はやはり素晴らしい。

11. Moon

Vo.ASKA
Cho.スターダスト☆レビュー
with KAN BAND & Quartetto da Muroia

ASKAさんをイメージして作った曲、と言うこの曲。
過去にもコラボで歌ったことがある(BAND LIVE TOUR 2010 ルックスだけでひっぱって)。
コーラスでスタレビのメンバー全員(5人)が登場して、ASKAさんによるソロ歌唱。
大サビのかなり高い音の歌い方まで含めて、さすがの一言。

12. カサナルキセキ

Vo.KAN+秦基博
with KAN BAND & Quartetto da Muroia

「ホストの末席を担っている秦基博です」と言って登場。
よく考えると1部では、全員で歌った1曲目以外は出てこなかったんだけど。
ここで、KANさんの映像&歌声と共に「カサナルキセキ」を初披露。
これは完全に反則技。

13. まゆみ

Vo.桜井和寿
Cho.根本要/馬場俊英/スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)/秦基博/谷村有美
with KAN BAND & Quartetto da Muroia

バンドの後ろが高くなっていて、この辺りからはそこにコーラスのメンバーが入ると言う形に。
もの凄いメンツをコーラスに従えてミスター桜井さんが歌う「まゆみ」、これも初期ミスチルの曲と言われても違和感ないくらいしっくり来ていて、桜井さんは本当にKANさんの影響を受けている、と言うのが良く分かる。

14. ロックンロールに絆されて

Vo.馬場俊英/山崎まさよし
Cho.スターダスト☆レビュー/スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)/秦基博/谷村有美
with KAN BAND

馬場くんの「ロックンロールにぃ、ホ・ダ・サ・レ・テ」の声でイントロスタート、そしてアリーナはついに(やっと)スタンディングに。
馬場くんは自分のパートなので、KANさんパートを歌うのはまさやん。
ここにいる人たちもみんな「ジョンやポールと同じ職業」
そして曲の終わり、まさやんが馬場くんにチョップ、ギターが割れた!
セパレートギター(弦なし)使ってたのかw

15. 適齢期LOVE STORY

Vo.藤井フミヤ/和田唱
Gt.和田唱
Cho.スターダスト☆レビュー/馬場俊英/スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)/秦基博/谷村有美
with KAN BAND

Dr.清水さんが適齢期のドラムを叩き始めるとひときわ大きい歓声!
「これが聞けるとは!」と言うのと、「え、もう!?」と言う感覚。
この曲はほぼラストの定番だったので、「もう終わり!?」「全曲つなげ・・・あるの?」と、なかなか難しくめんどくさい感情で。
歌うのはフミヤと和田唱、フミヤがこの曲を歌うと普通にかっこよい(実はかっこいい曲だった)。
1番が終わるくらいのところでタクヤ(スキマ)がコーラスのところから降りてきたと思ったら、スタッフからの投げ入れでヅラキャッチ、見事に成功で大歓声!
と言うのは上手で、下手側では要さんがキャッチ失敗していたらしい(ラジオで、スタッフの投げ方が悪い、と文句を言っていた)

曲の最後では和田唱による華麗なギターソロ!
しかし全曲つなげはやはり無かった。(結局そこ)
そしてこの辺りから(前の曲の終わりから)情報量が多い。

16. Oxanne~愛しのオクサーヌ~

Vo.トータス松本/桜井和寿
Cho.スターダスト☆レビュー/馬場俊英/スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)/秦基博/谷村有美
with KAN BAND

間髪入れず、BAND LIVEではお決まりのギターのイントロ・・・オクサーヌ!
CDでもコーラスはミスター桜井さんなのでこれを聞けるのは期待していたけど、もう1人歌うのは・・・トータス松本!
何というツインボーカル。
そしてお決まりの「おっぱいぱいぱ~」のコーラスが近づいてくると、後ろにいたコーラスのメンバーが降りてきて、順番に振り返りでコーラス、しかもそこがカメラに抜かれる!
後ろのモニターに出る歌詞も「おっぱいぱいぱ~」の部分だけはピンク色!
そして間奏の部分ではおっぱいバルーンまで出てきた!
数年ぶりのものを引っ張り出してきたからか、近くで見ると若干汚れが目立ったw
そして、あまりこういう大会場で見るのに慣れてないからか、バルーンが全然後ろに来なかった(16列目だけど来なかったくらい前の方)

この曲についてはトータスさんがラジオでちょっと喋ってた。
トータスさんとミスター桜井さんが歌うと言う貴重な場面なのに、リハではみんな「おっぱいぱいぱ~」のコーラスを入念に練習していた。ステージに2人を立たせたままw

この辺り、いわゆる「KANさんのライブ」ではお決まりの演出を詰め込んでて、ファンとしてはもちろん分かるんだけど、もし「KANさんのライブ」を見たことがない初見の人がいたら情報量が多くて理解できないだろうなあ、とも思ったり。

17. すべての悲しみにさよならするために

Vo.杉山清貴/根本要
Gt.根本要
L.秦基博
JF.大橋卓弥
Cho.スターダスト☆レビュー/馬場俊英/スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)/秦基博/谷村有美
with KAN BAND & Quartetto da Muroia

スタレビがKANさんと共演して一緒に演奏する場合、選曲することが多い定番曲。
さしずめSSKB ALL STARSでコーラス増量。
間奏のギターソロではピアノ(偽ピ)へ上がり、大橋くんが風を送り、秦くんが照らし、客席からは大きな拍手。
定番の演出なんだけど初見の人には(以下略)

今回の照明はLEDになったので、今までと違って熱くないので手袋がいらない、と言うMC。
技術の進歩は凄い、と言いつつ「それをKANさんが知ったらどう言うでしょうねえ」からまたちょっとした笑いに持って行ったり。

18. よければ一緒に

Vo.全員
Pf.塩谷哲
with KAN BAND & Quartetto da Muroia

ここで、ついに出演ミュージシャン全員が登場。
「よければ一緒に」は長い曲なので、1フレーズを1人、で歌っていってもちゃんと全員回る。
最初の2ブロックは本当は手拍子なしなんだけど、ステージから手拍子を煽ってくるので最初から手拍子・・・これはKANさんが止めるやつだ(何回か見た)
最後の「ラララララララ~」のところで吉川が入ってきたのも聞こえました。

アンコール

下手に下がっていったので、すぐに上手から出てくるかな(イリュージョン)と思ったけどそれは無かった。
ホスト4組の9人が羽をつけて登場。
前の週にFM FUKUOKAのKANさん特集で、事務所マネージャーからのタレコミと称して、羽は9つあってその日状態のいいものを使ってた、と言うのがあったので、その9つを全部使ったのかな。

19. KANのChristmas Song

Vo.KAN
Cho.スターダスト☆レビュー/馬場俊英/スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)/秦基博/菅原龍平

KANさん関連でアカペラと言えばこの曲なんだけど、今回はKANさんのボーカルを使って、ステージ上のメンバーが演奏のコーラスを入れる、という形。
これもズルい。

歌い終わって要さん
「業務連絡です。羽を回収してください」
「業務連絡です。プロンプターが出ていません」
ここでプロンプターが出ないのもKANさんの仕業なのでは。

そして全員呼び込み。
ASKAさんのことを「キミは~」と言う要さんをいじり出すASKAさんと言う微笑ましい場面w
ASKAさんが最年長じゃない現場もなかなか無いから、なんだか安心してる感じ。

20. 愛は勝つ

Vo.全員
Pf.塩谷哲/常田真太郎
with KAN BAND & Quartetto da Muroia

最後は全員で「愛は勝つ」
後ろのモニターでは曲に合わせてKANさんのいろんな映像・・・小さい頃や、ステージの派手な衣装とか、レコーディング中の変な写真とかいろいろ。
(たぶん変な写真の方が多い)
出演者も多くて練習する時間もほとんど取れないからなのか、ライブ定番の「ベンツにアウディ~」は無かった。

歌ってるのは全員。
ステージ上だけじゃなく、客席も含めて本当に全員。
この曲は本当にみんな歌える、イントロのピアノが鳴っただけで誰もが分かる、凄い曲。

歌い終わって、長い長い盛大な拍手。
最後に、総合司会として根本要さんが挨拶しようとしたけど、要さんも男泣き。
それをASKAさんが抱きしめるような、そんな場面。

「愛は勝つ」の時点で、歌詞を歌おうとすると泣きそうだったので「Oh Oh~」のコーラスだけ歌ってたんだけど、さすがに要さんの涙を見てしまうと、どうしたって涙が止まらない。

一番最後はKANさんの映像で一本締め。
ミュージシャン全員が下がるところでは「愛は勝つ」が流れたけど、最後までずっと手拍子が続いていて余韻に浸っていた・・・と言うか、KANさんの歌声なので気持ち的にはこれも本編。

終演

終演BGMはBilly Joel「And So It Goes」
コンサート終わりの曲として定番でした。
(権利の関係で、収録がある時だけは別の曲を使ってた)
終演アナウンスまで聞いたけど、残念ながら偽タイトルでは無かった。

と言うか、こうやって書いてみると分かるけど、「KANさんのライブならではの(変な)演出」が異様に多い。
(たぶん、要さんが「何やってるんだよ(呆れ)」と思ったことは採用してないんだろうけど)
開演前の撮影についての注意事項から終演後アナウンスまでネタを用意するって、どれだけ手間をかけてたんだ、ってことなんだよなあ。

おしり・・・じゃなくておわり

素晴らしい曲を素晴らしい歌い手で。そのチョイスが凄い。
感動して笑って盛り上がって泣いて、情緒が大変

KANさんのライブ初見の人にとって理解不能だったと思われるのはいろいろあるけど例えば…
・ロックンロールに絆されて で最後に馬場さんのギターが割れた
・適齢期イントロの盛り上がり、ヅラキャッチ
・Oxanneのしつこいコーラスからのバルーン
・すべての~ピアノ(偽ピ)の上でのギターソロ
・よければ吉川

こうやって、KANさんの意思を引き継いでくれるミュージシャンがいるので、そういう人たちのライブを細々とでも見に行くと言うのが、今後の自分の行動の基準になっていくのかなあ。
とか、そんなことを思ったり。

各種オフィシャル

CSフジテレビTWOにて放送

速報ライブレポート

オフィシャルライブレポート

関係者

ミュージシャンの集合写真が2種類(ホスト4組、全員)あるけど、どちらも要さんの隣が空いてるように見えるので、そこはKANさんのためのスペースなのでは無いか、という話。

バンドメンバー

https://x.com/shimi105/status/1856518033814237591


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