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悔いを残さない「自己理解プログラム」の歩き方③

こんにちは。
自己理解プログラムを終え、やりたいことの1つ、田舎移住を実現し、さらなるやりたいことに向かい、まっただ中のふじいちえです。

今日も、農家さんからいただいた黒豆を煮込むいい匂いに包まれながら、目の前から山が見え、太陽の光が降り注ぎ、日差しでワンコがゆったり眠っている姿を眺めながらの最高な1日です。

自己理解プログラムSTEP6~STEP10まで。

悔いを残さない「自己理解プログラム」の歩き方③を書いていきたいと思います。


ここまで書いていてなんですが、私は『自己理解プログラム』を絶対に受けるべき!とは思っていません。

プログラム卒業後もたくさんの方とお話ししてきましたが、コーチングにより一時期の自己効力感(自分はできる!という感覚)は高まるけれど、その自分に追いついておらず、悩める方々を見てきました。

これがなぜかなと考えた時に、生きる上で大切な土台となる自己受容感や自己肯定感がぐらぐらのままSTEPを進めていっている可能性があるなと感じています。

私のこれまでの対人支援の経験からも、自己効力感を本当の意味で高めるには、その土台となる「自己受容感」(ありのままの私を受け入れる)や「自己肯定感」(ありのままの私で価値がある)を(高めるというよりは、)しっかりと固める感覚を掴んでいることがとても重要です。

でも大丈夫!

ここは STEP2 の部分で最初にしっかりと自分自身と向き合って、過去の自分もまるごと受け入れるというイメージをしっかりと掴んでおくことで、格段に卒業後の納得感は高まります。

もし、卒業生で「モヤモヤ悩める」という方がいらっしゃれば、このSTEP2を再チャレンジしていくことで、さらに高みを目指せること間違いないです!

その上で、

STEP6  


私は、自己理解プログラムの中でもこの6のワークはとってもとっても肝だなと感じています。

ただ、結構なネガティブを吐き出す、それを文字化して認めていく作業は大変なものがあります。

非常にセンシティブな扱いが必要になるところだからなのか、(私の場合だかなのか?)コーチングで触れることはありませんでした。

コーチングの領域ではなく、カウンセリングが必要になる方もいらっしゃるのではないかなとも感じました。

  • このSTEP6の攻略法としては、「誰も見ない」と思い込むことをおすすめします!w

下手に、「コーチに見られるから・・・」と、暴露を止めてしまうともったいない!!

卒業後、潜在意識を扱うようになった私からすると、ここは踏ん張ってでもかなりかなり向き合ってほしい!

人は過去に受けた感覚・感情で現在を生きています。
そのために、なぜか人生がうまくいかないと感じている方は、人生がうまくいかない「思い込み」が9割。

本当ならば、文字化だけではなく、口から全てを吐き出すことができる機会をつくることが望ましいなと考えています。

私自身は、ここをコーチングで扱ってほしいなと思っていましたが、言い出すことができずモヤッとを残したままにしてしまいました。

もしSTEP6をやってみて、「ぁぁなんかモヤっとする」ってなったなら、扱ってもらえるかは分かりませんが、ぜひコーチに、「モヤッとします」と伝えてください。

モヤッは、「モヤモヤしているねん」と吐き出すだけでも、半分くらいのモヤにできます。

ぜひぜひ、ここでは、コーチに甘えることをおすすめします。

STEP7


一言で言えば、「検証の回」w
卒業生に伺うと、「このSTEPがモヤモヤしたまま終った」という方が多い!

1つには、やることの量が多く、感覚が求められる作業のため1つ1つを慎重に事を進めることが得意な方にとっては、この「感覚」を掴むことが難しいのかもしれません。

もう1つは、「焦り出す」ことも要因だなと感じました。
STEP7くらいにくると、いよいよ、やりたいこと探しが終るのだ!と意気込んできます。

「をー!」と突っ走りたくなる時期で、ここでカチッと固めたい!と気持ちも強くなる。

そのための検証期間でもあるのだけれど、私の場合は「好き・・・だと思う。だけど・・・」の思い込みが先導して、自分の本音にアプローチがなかなかできず、「いやいや、こんなん書いたって・・・」的発想が高まっていきました。

コーチから「いや!できる・できないじゃなく!書き出して!」と言っていただき、次のコーチングまでになんとか間に合わせたため、「え?ほんまに?そうなん?いいん?」みたいな感覚でした。

「っってか、これで決まってくるん」みたいな焦りもあり。w

あとは、ワクワクするやりたいことというよりも、「やるべきこと」みたいな「~べき思考」も強く出たなと思います。

正直、ここまできて、「~べき」はもったいないですね!

急に現実味を帯びてくる感覚もあるからこそ、余計に「めっちゃワクワクする好きなこと!やりたいこと!」みたいに検証していくと良いなと思います。

このSTEP7の歩き方としては、「とにかくやってみたいなぁ!」をどんどん出していく、ワクワクしながら出していく、そして、感覚的に検証していく、これがとても重要ポイントかと思います。

STEP8


いよいよ!!
って感じがしますね!!

いつもの見慣れた円が出てきた時に、何かとてもワクワクした感覚を思い出しました。

やりたいことに近づきました。
このSTEP8の攻略法としては、「日本語にこだわらない」www

文字で表現された時に、とてもとても日本語が気になる部分があると思います。

「え?めっちゃ分かりにくい。具体にしたはずやのに、めっちゃ抽象やない」

「めっちゃ変な日本語で分かりにくい。しかも何?こんなん実現できるの?」

先行き不安感なんかも出てくるかも・・・。

ここで重要なのは、とにかく一旦素直に出てくるモノを受け止めること。

意味が分からなくてもいい。

こんなんできるんかい、どうするねんと思ったっていい。

最終は、コーチと一緒に、ポンポンと思いつくままにコーチングを受けながら完成させることができればいいので、1人でやるときにはとにかく、「え?」となっても続けてやっていく。

私自身も、出てきたモノを見た時には、「えーと。一体何をどうやってするんでしょうか」の状態で、現実に進める方法が一切分かりませんでした。

ただこれ、自己実現に進み始めると、思っているよりこの通りになっていきます。

結局のところ、自分の長所とやりたいことが結びついているので、勝手にやっちゃっているんですよね。

なので、安心して、日本語が変でも、実現方法が分からなくても進めていってください。

コーチに身を委ねることによって、自然と自分らしい答えが出てくると思います。

STEP9


やりたいことのゴールに近づいてきましたね!

まずは、ここまで続けられたことをねぎらいましょう!
いやすごいですよ!ほんまに!

そしてこのSTEPでは、ぜひともぜひとも、イメージ力を高めてワークを進めていただきたい!

もしできるのであれば、その情景を思い浮かべて、具体的な情報も書き出して欲しい(これは私のおすすめ)

例えば、私、「人生を主体的に愉しく生きることを小さい頃から知ることができる世界をつくる」とあるワークで答えていました。

今では具体的に、
「小さな頃から、自分を我慢してお金を得る方法ではなく、やりたいこと(自分の才能や好きなこと)で人に喜んでいただき、その感謝の想いを報酬という形でいただくことができる(お金の本質敵なこと)ことを、教える教育に携わりたい」

「今、実際に10代の方が社長として会社を創っていること、中学生で株の取引を行っている方がいること、高校生がYouTubeでお金を創っているなどが当たり前の世界になってきている。そういった情報に触れ、自分の好きなこと、得意なことでお金を創り出せることを知ることで、努力してお金を創る、我慢してお金を創るという、今の大人の思い込みを子どもに引き継がせることなく、本気で人生を楽しんで遊び尽くして生きられる社会を創りたい」

と具体的な想いが出てきました。

ここまで具体的になってくると、どんどんと情報が集まるようになってきます。

また、イメージすることによって、自分自身がワクワクした気持ちになるので、自然と「ぁぁやりたい!」と感じることができ、ブレーキを外すことができます。

ぜひぜひ、コーチとお話できる機会のあるこの時に、最大限のワクワクを胸に、イメージいっぱい膨らませてください。

STEP10


ぁーきましたねー。

私はこのSTEP、大変に悔いております!!
なので、ぜひともここは声を大にして伝えたい!!!!!!

「みんなー!!もっと、「夢中になれる目標」を決めるんやー!」

夢中になれるっていうのは、本当に心からワクワクしてこれが実現できたら最高や!!っていうものを書き出してほしい!

できるか・できないか
無理か・無理じゃないか
とかではなく。

ぶっ飛びすぎかなぁ。
自分には・・・ちょっと。
とか、そんなものは跳ね飛ばして、ワークだからこそ!夢いっぱい、胸いっぱいワクワクドキドキ!高まる気持ちでワークを進めていただきたい!

私が何を悔いているかというと。

このSTEP10になり、急にチキンになったということ。w

急に現実味を帯びることによって、「いや・・・無理やろ」みたいな気持がムクムクと沸いてきて、コーチに「これ、ワクワクしてます?これは?これは?」と聞かれる度に、「ぅーん。ワクワクしますかねぇ」になっていました。

今、振り返って読んでみても、

「え!急にチキン!!!!!」

すんごい、こう。

イメージの世界でも自分のコンフォートゾーン(安心安全な領域)を突破するのは、とても難関なんだなと思いました。

だからこそ!だからこそ!
プログラムを卒業すると、自分で自己実現を進めていくことになります。

修了生コミュニティもあるけれど、自己実現プログラムもあるけれど、Xで繋がっているけれど、もうこのプログラムだけで終らせたい!と考えているならこそ余計に!

ぶっ飛びましょう!

さいっこうにワクワクするもの、夢中になる計画を立てましょう!!

私のように中途半端な計画を立ててしまうと、道の途中で立ち止まる時間が増えるだけでなく、ワクワクを失うことにも繋がります。
(なんなら、今、ワークの答えを見ても全くワクワクしません💦)

めっちゃワクワクに止まらないエネルギー維持にも、ワクワクのイメージ力がかかせないので、ぜひとも、楽しんで、こんな未来を創る!のイメージでワークを進めてください。

まとめ


STEP6~10までの「悔いのない歩き方」をまとめてみました。

とてもロジカルに進めるワークの中に、感覚的なワークも入ってくるので、混乱する場面もみられるかもしれません。

これはとても良い訓練の機会だなと、今私は感じています。

今の社会の仕組みとしては、ロジカルに思考優先で生きることが美徳のように教育を受けています。

1+1は2、2+2は4のように、いつも正解の答えがあるように、それ以外は間違っているかのように先生からも親からも友達からも言われます。

「なんでそんなことが分からないの?」と。

私自身もそうでした。

皆と同じにならなければいけない。

できないことがあってはいけない。

正解の道を歩かなければ、はみ出しものになる。

だからこそ、社会の見えないルール(義務教育が終れば高校に行き、大学生になる)からはみ出したときに、もう、私はキラキラ生きることはできないと自分自身にレッテルを貼っていた時期もあります。(どんな環境でも高みを目指し、自身の力で道を切り開いていった時にレッテルは剥がれていきましたが)

もしかしたら、今もそうやって、自分が社会のルールから外れたことに不安や恐怖や焦り感を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

だからこそ、ロジカルに理論的に人に説明しても馬鹿にされたり、何それ?と言われないように、みんなの正解を!と。

そうしている内に、私はウツになりました。

今考えれば、自分自身の感覚や感情を無視して、社会のルールを優先して生きていれば、それは心も身体も「生きていたくない」と拒否するよなと。

思考(ロジカル、理論的)な部分と感性(感覚や感情)のバランスがとても大切で、このバランスが崩れてしまうと心も身体もバグを起します。

私は、この自己理解プログラムを通して、誰かにとっての正解ではなく、自分の感覚や感情を大切にする感覚を思い出すことができました。

もともと、小さい頃から「なんで?なんで?」星人の私は、小学2年生の頃、海外から転校してきた男の子が学校になじめず、授業を抜け出し先生から怒られる様子をみて、「なんで、絶対にみんなと同じでないといけないの?」と疑問をもち、男の子と一緒に授業を抜け出すことをしていました。

小学3年生で授業に出ずに図書館で心理学や伝記の本を読んだり、授業で習う内容よりも知らない世界(心や世界のこと)を知ることのほうが好きでした。

5歳年上の姉に大検の勉強を教えてもらっていたころには、
私「なんで方程式覚えなあかんの?」
姉「正しい答えが出るからやん」
私「これが正しい答えなんて、誰がわかんの?」
姉「正解は正解やから、それが正しいねん」
私「意味わからん」
と言って、散々困らせていたことを覚えています。

この世界に「正解」なんてものはない。

いつだって、自分自身で「正解」を創るもの。

私たちはいつだって、自分の生きてきた道が正解です。

そして、これから選ぶ道も正解です。

誰に何と言われようと、誰とも比較する必要はありません。

そして、もし、今生きている道を変えたいと望むなら、いつだって道を変えることは可能です。

そして、その道を正解にしていくことは簡単です。

「真実は1つ」ではなく、人がいればその数だけ「真実」は無数にあります。

私は、この自己理解プログラムを受けることによって、自分自身の「真実」自分自身のルール、自分美学や自分哲学を手に入れることができたと感じています。

「やりたいこと探し」が終った という感覚は正直、私はありません。

今も、やりたいことを1つ1つ実験しながら、軸をぶらさない中で、本当にやりたいことを探しているというほうが、言葉のニュアンス的に合っているのかも知れません。

「やりたいこと」も実験して、失敗したなぁ、こっちの方法じゃなかったなぁと検証しながらでないと、なかなか前には進めません。

机上のワークで出た内容を、自分の中に落とし込み、実際に「行動
」していくことをハードル高く感じることもあるかもしれません。

けれどそんな時こそ、思い出していただきたいです。

この3ヶ月、自分自身と真意に向き合ったという事実を。

私は、本気で「人の可能性は無限だ」ということを知っています。

そして、真剣に自分自身と向き合った人達は、自分が想定できる範囲をはるかに超えて、たくさんの人達に良い影響を与えられる人達です。

どうか自分を信じて、それを揺るぎない「自信」に繋げていただきたい。

私自身も。



あとがき的感想

私は自己啓発に関する書籍が小さい頃から好きでした。

仕事で出逢う方々からも「向上心高いよね」と良く声をかけていただいていました。

14才の時、ある方から「思考は現実化する」(ナポレオン・ヒル)をいただき、夢中になって読みました。そこから、EQ、内観療法、アサーティブスキル、アンガーマネジメント、認知行動療法、行動変容などなど。

自分を変えたい!と知識を身につけては「行動」を変えてきました。

そんな私が、今、3ヶ月自分自身と向き合い、出た答えは。

「変えようとすればするほど、変わらない」という事実。

自分を変えたいのなら、

「ありのままの自分の感覚や感情をしっかりと味わい味方につけ、自分自身とパートナーシップを築くことから、変革が始まる」

全くもって、変えたい!変えたい!と忍耐をつけるとか、苦労するとか、そんなビリーフ(思い込み)はいらなかったんだなーと。

頑張れば、何とか乗り越えれば、苦しいことをすればするだけ、本当の自分に会える!なんて思っていた私は、この答えが出てきて、それを検証していくことで、なんていらん時間と苦労をかけていたんだ!と と拍子抜けしました。

もし今、苦しくてつらい状況にいる方が、このnoteを見てくださっているのなら、その必要はないことを伝えていきたい。

軽く簡単にワクワクしながら自分を変えていくことができる。

このことを知ってほしい。

そして、

「笑顔は世界を救う」

自分のことを大好きになる人が増えて

自分のことを尊ぶ人が増えて

ワクワクしながら生きている人が増えて

やりたいことだけで生きる人が増えたら

そうしたら、みんながみんなのことを想うようになり

みんながみんなの幸せを願うようになり

誰もが幸せになるために産まれてきたんだと感じることができる世界を創ることができる。

微弱だけど、この輪が拡がることで、いつか必ず、世界は変わる。

もう、真っ暗な色になる人を見たくない。

そんな想いをのせて、今日もnoteを書き終えます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。




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