どちらの名字になっても


お久しぶりです、こまです。
なおくんの投稿について私からも書こうと思いながら、だいぶ経っておりました汗

今月から始まった見知らぬ土地での新生活も、なおくんがつないでくれたご縁でお知り合いも増え、おかげさまで全く寂しくなく暮らせています。
何より、2人で協力して生活を作っていく感覚が楽しくて、毎日の食事を含めて家事の小さなこともひとつひとつ積み上げながら過ごしていくんやなぁと実感しています。

さて、なおくんからも報告がありましたが、私たちは私こまの姓を名乗ることにしました。
私は中学生くらいから自然と自分の姓に愛着があり、当時は「結婚したら婿養子を取らない限りは名字が変わるのか~」と思っていました。
しかし、大人になって民法を調べると、そもそも法律的には結婚するときにどちらの姓を名乗るかは2人で自由に決められると知りました。
現在でも、文化的に日本では夫の姓を名乗ることが一般的ですが、法律では戦後からすでに選択できるとされていたようです。
結婚の話が出るまで、なおくんに名字のことは話したことはありませんでしたが、ひとつの選択肢として私の姓を名乗れることを伝えてみようと思いました。

結婚後、ずっと名乗っていく名前。今までの自分の名前が変わることは気持ち的にも事務的にも大変なことです。
なおくんが説明してくれたように、一人っ子であるとか、いとこも女の子ばかりとか、いくら家系的なことがあったとしても、これは私のわがままではないか?と悩む気持ちがあったのも事実です。
もちろん、「私の名字じゃなかったら結婚しない」なんて考えは最初からありませんでした。
あくまで中立に、「どちらの名字になってもなおくんと結婚したい。でも私の名字だったら嬉しい」という気持ちで、時間をかけてじっくり話し合いました。

話し合うたび、なおくんは正直な気持ちをきちんと伝えてくれて、最終的に「こま姓でいい。いや、こま姓がいい、やね」と言ってくれました。

そして、なおくんのご両親も驚かせてはしまいましたが、寛大に許してくださいました。
私の両親も、なおくんのご両親が許してくださるならと、驚きつつも理解してもらえて、顔合わせの時には家族そろって改めてお礼を伝えました。

結婚は2人がするものですが、2人だけの話ではありません。
なおくんが書いてくれたように、こま姓を名乗ることによって両家の関係が悪くなるようなことがあれば、それは避けたいと思っていました。
私も一度は、なお姓を名乗る決心を固めようとしていました。
しかし、なおくんが最終的に私たち2人の意思、関係性を大事にしようと考えてくれて、結果わだかまりなくことが運び、本当に嬉しかったです。

私ときちんと向き合ってくれたなおくん、私たちの意思を寛大な心で許してくださったなおくんのご両親、もちろん私の両親も。
皆さまに深く感謝しています。

先日、父方のお墓へお彼岸参りになおくんと行き、現地で両親と合流して、4人で結婚の報告をしてきました。
なおくんのご実家にお邪魔した時も、ご仏壇に手を合わせてご挨拶できました。
これから、私たちの新しい家庭がスタートするんやなと胸がいっぱいになりました。


ということで、ひとまず私たちの「結婚までの道のり」は一旦終わったわけですが、今後もいろいろと投稿していくと思います^^
私個人のnoteも、何かネタがないか気ままに考え中です。

今後とも、どうぞよろしくお願いします!

\ありがとうございました/


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