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ルーツを辿る 江戸川へのshort trip 1
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家族の肖像
今年、父は卯年の歳男。母は米寿を迎えました。
一昨年、父の認知症が発覚しました。
そこで思いました、父を撮ろうと。
その時点で留めているであろう記憶と共に。
月に一度の見守り帰省の都度、レンズをむけています。
僕ら兄弟が子供の頃、父はキャノンのレンジファインダー機で家族写真を撮っていました。その頃の思い出から、似たようなカメラで撮りたいなと。
LEICA M9が手元にありましたが、フォーカシングに手間取るよりもサクッとAF機だなと思い、FUJIFILM X100Fの中古を入手。高騰していたことは知りませんでした。勿論、ボディーカラーはシルバー。かつてX100S使っていましたが、グッと完成度が高くなりましたね。
それまでも色々なカメラで両親を撮ってきましたが、このシルバーのX100Fを向けた時が二人とも良い表情になります。カメラというより写真機の風情ですかね。
母の出身地を訪れる
先日、初めて母の出身地の江戸川を訪れました。
僕が今暮らしている多摩川沿いの真反対。浅草まではよく訪れますが、江戸川となるとなかなか足が向きませんでした。
母は江戸川で育ち、静岡に嫁ぎ、今に至ります。
戦時中は山形に疎開していたそうです。
母方の祖父は長崎県諫早出身、祖母は福島県会津と、母方の方がルーツ辿りが興味深いです。
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久々に新しいMマウントレンズを。手持ちはオールドレンズばかりで唯一ELMAR-M F3.8/24mm ASPH.が新しめ。このレンズとM9は本当にキレと発色が良い。
ただ、手持ちの35mmと50mmを近々オーバーホールに出したいと思い、その代替レンズとしてNOKTON Vintage Line 35mm F1.5 Asphericalと、CONTAX G Carl Zeiss Planar 45mm F2.0 T* MS-Optical R&D M改にお越し頂きました。
今回の江戸川スナップはLEICA Typ246 とNOKTON Vintage Line 35mm F1.5 Asphericalで綴ります。