モンスターの私も人間の女の子になった時期があるんです
【ぶっ飛んでる】よく言われるフラミンゴです。
大人になってから幼少期や小学生時代を思い返すと確かにぶっ飛んだ奴です。ぶっ飛んでいるというか変わり者。
でも、大人になったら私の周りの方がぶっ飛んでるって思うんですが、
それでも【ぶっ飛んでるよねwww】って言われます🤔
風変わりや変わり者の友達数人は学生の頃、周りに合わせている方が楽だったと言っていますが、私はとにかく、周りに合わせる事が苦痛でした。
また周りが可愛い❤と思うものに全然興味がないし可愛いとも思わない。
こう!と思ったら一切ブレないのが私でした。
低学年の頃までは私、これ嫌い!!
とズバッと言ってて仲間外れにされようが気にしませんでした。
むしろ、仲間外れにするとかダッサ笑
って思っていました笑
キャッキャなテンションが本当に大嫌い。
でも、そんな私、中学年になったら好きな男子ができてキャッキャし始めます笑
ここら辺でモンスターから少しづつ人間の女子になっていくわけです。
ジャニーズにハマって雑誌を買い、部屋中ポスターやら色々貼りまくって…。お小遣いが少ないから友達と交換しあったり。その時はキャッキャしていましたねー。
天井、壁三面全部、好きなジャニーズでびっしりで兄2人に『お前の部屋、まじで気持ちわりぃ』なんてよく言われていました笑
今まで兄のお古がカッコイイ!!なんて思って臭くて汚い靴も喜んできていた私も、見た目に気を使うようになって兄からのおさがりは気無くなりました。
でも。当時大ブームで全盛期のセーラームーンは全く興味持たず。
女子がキャッキャ会話してても、会話振られても『興味ない!』とズバッと切る。
友達と文房具を買く時、大体女子はお揃いの物を買いますよね。
それが嫌で『私、これヤダ』とまたズバッと切る。
もちろん空気が悪くなりますし、
友達はやんややんや言います。
でも私にはしったこっちゃありません。私は好きな物を買います。
私以外の友達は皆おそろい。
次の日、おそろいー❤と自慢げに話しても興味ありません。私は私で欲しい物を買ったからどうでもいいのです
仲間外れでもジャニーズの事になれば話するから別になんとも思いませんでした。
中学年。父親が再婚し、継母がきました。忘れ物が多かったけど、今まではあまり父親から怒られなかったので、先生から怒られてもへらへらしていたんですが、先生から怒られ、更に継母から怒られるのではなく、陰湿なイジメもありで私のモンスターぶりは消えていきます。
先生から連絡が来ると継母は恥をかいた!!!と攻撃してくるのです。
日々、継母の機嫌を伺って過ごします。今まで怒らなかった父親も、いきなり怒鳴り散らしたり。
父は、子供3人がいる家庭に嫁いできてくれたという気持ちが強く、継母に頭が上がらなかったので言いなりでした。
継母はとにかく私に暴言吐くわ、貶すわ…。自己肯定感というものが一気になくなった瞬間です。
環境もプラスされて周りの目を過剰に気にするようになりました。
自己肯定感もほぼなくなって、居場所を必死で探そうとし始めます。
家が地獄なら外で居場所を作らねば!
と、我を必死で抑えて、友達にも合わせます。
可愛くないけど、苦笑いしながら可愛いと共感して、買いたくもない物も買います。セーラームーンも話を合わせるために必ず見ます。
実際兄2人にチャンネル変えられる事が多かったんですけどね笑
友達の観察をし始めます。どうやったら忘れ物がなくなるのか、どういう振る舞いをしたら自分は仲間外れにされないのか。
凄く苦痛でした。自分にとって心地よい所ではなく、仲間外れにされないため、親に変わり者だから友達がいないと言われないために必死に食いついていただけなので。
もうここまできたら強迫概念です。
皆と同じでなければいけないんだ。
少しでも変わった所見せたら継母にまたやられる。
私はとにかく合わせて我慢しないといけないんだ。
でもつい、我がでてしまいます。
合わせる事が苦痛で、時々『これ好きじゃない』なんて言ってしまいます
あーしまった!!!!本音がでてしまった💦これじゃまた仲間外れにされる💦
必死にうまく言わないと💦💦と、
なんとかうまいこと言って誤魔化します。
友達の観察したところで、忘れ物がなくなるわけじゃないから家に帰れば継母に攻撃されるんですけどね💧
高学年。
弟が生まれて、私は母親役。
継母は産後鬱だったのかわかりませんが子育てをしようとしません。
ミルクを作ったら私に渡してきます。オムツ替えも『変えろよ。』と言って私に丸投げ。
オムツの替え方なんぞわからないけど手探りでやりました。
間違っているとまぁ怒る、怒る。
機嫌が悪いと弟が近くに行っても無視!
弟が悲しくなる前に動いて私が子守りをしていました。
遊びにも行けません。学校から帰れば子守りと、夕飯の買い出しがあります。買い物カートを引きずって大量の食材を買い、弟のオムツも買います。
弟を抱っこ、おんぶしながら買い物に行くなんてこともしょっちゅうでした
片手にオムツ、片手に買い物カート。
背中か前には弟がいて…
そういう姿を見た男子は『お前お母さんかよー!!!』『オムツ持ってるー🤣🤣だっせー』『親いねーのかよぉ』と言うんですよね
恥ずかしいことではないけども、
当時は凄く恥ずかしいし、とても嫌でした。
次の日、学校行けば男子が拡散して色んな人がオムツ持っててダサwwwなんて言い始めるもんだからもう辛くて仕方ありません
今までなら『お前もオムツ持って歩いてたらだっせーって笑ってやるからなー💢』なんてキレて、男子の服掴んで引きずって、先生から怒られていた私はどこに行ってしまったのでしょう
学校にも行きたくないし、家にもいたくありません。辛くて辛くて、生みの母親の祖母の家に泣きながら母に会いたい!!と電話をしたのです。
それから生みの母親と会うことになるのですが、まぁ母親が自由人でして。
私は母親の遺伝を受け継いでたんですね笑
生みの母親は友達に合わせる必要ない!自分らしくいけ!そのままでいい!悪いもんは悪い。それでいい!と言ってくれました。
でも、服を買ってくれる時は『皆からいじめられないように』とTHE女の子!っていうフリフリのものとかリボンのついた物をチョイスします笑
言ってることちがーーーう!!!笑
またその時、宇宙人のグッズにハマったのですが母親は『これには絶対お金だしたくない!このどこが可愛いわけ?こんなん持ってたらいじめられるよ』と。
矛盾しまくりです。
でも、私の考えのままでいいと肯定はいつもしてくれていました。
母からお小遣い貰ったら宇宙人のグッズを買い、リュックにつけて登校。
もちろん、「このなにがいいの?」と言われます。母は矛盾してるけども、
自分らしくっていうのを信じて、好きなもんは好き。何が悪い?のスタンスでに戻ります笑
この時点で折り合いがつけられるようになるというか、ここに関しては譲れない!!というものが2つ、3つあれば他はもういいや。って思えるようになります。お小遣いで買うものに関しては誰にも文句を言わせない。
嫌なもんは嫌と言ってなぜ、仲間外れにするのか。おそろいじゃないとなぜ仲間外れにするのか。
少ないお小遣いで好きな物を買いたいっていうのは間違っているなんてそれはおかしくないかということを友達に言えるようにもなります。
友達というのは、嫌なもんは嫌!というのを受け入れてくれる人。
そんなんで仲間外れにするならそれは友達ではない。
そんな奴ばっかりなら友達なんて作らず1人で過ごした方がまだいい。
色々と母親から助言してもらえました。聞く耳持てるようになったのも、高学年になってから。
なんて言うか、家庭環境もあったのでしょうね。両親離婚してからは、子供らを見てくれている大人なんていなかったし、寂しい思いをしました。
誰も大事な事を教えてくれなかったし、私の話をまともに聞いてくれないし、存在までも否定されていてとても辛い思いしていたから、
私も聞く耳持てるようになったんでしょう。
母親は矛盾しているけども私の気持ちに寄り添ってくれていたのもあります。否定から話さない。
これも聞く耳を持つようになった理由かと思います。
だけどやっぱり宇宙人のグッズには母親は大反対で、宇宙人のグッズに関して揉めました笑
父親にもほんの少し反発してみたりもします。継母には絶対反発できません。
父親は頭ごなしに言う人で母親とは正反対の人だから、とにかくなんでー!なんでダメなのー!!!なんでー!!
なんでダメか言ってよーとしつこく言ったのを覚えてます。
なんでー!どうしてー!
うるせぇーダメなもんはダメなんだ!だからなんでダメなのぉおおお!
この繰り返しです笑
苛立ってきた父が『うるせぇー!!』と言ったらそれで終了。
私は最後にボソッと『クソジジイ…』『バーカ』と捨て台詞を吐くんですが、父親のスイッチを入れてしまい、『誰に向かっていってるんだぁ💢』とまた始まります。
私は部屋に逃げて、ふすまを棒で固定しちゃうんですけどね笑
家庭環境が複雑とか関係なしに、
小学校高学年の一般的な女子だったんじゃないかなぁと思います
キャッキャなテンションはないけどもうまく周りと合わせたり、うまく折り合いつけたり。ちょっと反抗してみたり、周りの目が気になったり体型気にして自信なくしたり。
でも、可愛いと思えるものは皆と違う笑
両親が離婚していても、複雑な家庭環境じゃなかったら私はモンスター街道まっしぐらだったんじゃないでしょうか笑
ある意味、複雑な家庭環境で現実知って人間の女の子になれた気がします。
なんかそれって怖いなぁ笑
内容は、暗い話ですが笑い話として思ってくれればと思います。
モンスターが人間の女の子になったよって話ですので。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?