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注目銘柄&投資戦略|2024年12月20日

毎日の値動きから、市場の注目を集める銘柄を抽出し、個人投資家目線で分析・考察します。

注目銘柄ピックアップ

(4776)CYBOZU +23.32%% 上昇率4位

  • 背景:好調な業績のため、24年12月期の期末一括配当予想を見直すため、配当予想を未定に変更。増配への期待が固まった。
    ※従来の期末一括配当予想 1株15円(前期実績14円)

  • ポイント:苦戦からの好業績2年目です。22年12月期の経常利益は-32.8%(前年同期比)でしたが23年12月期の経常利益は+262.5%(前年同期比)3倍になっています。過去の決算確認しても減配はしておらず、1年に1円ずつ増配しているので、今回は1円より高い増配(期待)&会社の株主還元意欲が高いことを感じられました。

(4935)リベルタ+21.05% 上昇率6位

  • 背景:11日に連結子会社のリベルタUSAが、霊感持続衣料の「FREEZE TECK(フリーズテック)独占販売代理店契約をカナダ企業と締結したことで業績押上げ効果を期待した買いが集まったようです。

  • ポイント:日本だけでなく海外へ進出する市場拡大は業績の好調に期待ができますね。石破茂首相が有機フッ素化合物「PFAS」を巡って水質基準を引き上げる対応策を取りまとめする意向を表明したことから、「PFAS」のうち有害性が指摘される成分の除去が可能な商品群が同社にあることも材料にあります。

(6834)精工技研+5.8% 上昇率44位

  • 背景:データセンター(DC)などの省電力の切り札「光電融合」に絡み株価が上昇。「光電融合」は、通信や電子機器の演算処理に使われる電気信号を光の信号に置き換え消費電力を抑制する技術で生成AIの普及に伴い注目されています。

  • ポイント:昨日の上昇率上位でも取り上げました。ここまで高値になるといつ利確タイミングが来るのか判断できないリスクがあるため押し目形成後に打診買いを考えています。業績見ると決算発表するたびに利益が上昇しているため、今高いPERでも今後好決算が続けば割安だった場合も考えられますので、チャンス待ちの姿勢です。

保有銘柄の動向

(5803)フジクラ

・現状:上昇トレンドが続いているため保有を続けています。
考え方:生成AI用途でDC向け通信ケーブルでの増益に期待です。損切ライン5,750円、利確ライン6,960円。

(7011)三菱重工

・現状:上昇トレンド、防衛銘柄であることから保有。12月から上値が重くなってきている。

考え方:以前より防衛銘柄で株価が上昇していましたが、上値が重くなってきています。大型株なので年末の売り(損益通算するための売り)も考えられます。2,400円近辺を超えれば更なる上昇トレンドが期待できますが、レンジが長くなると投資家も上昇期待の買いが少なくなるので、高値更新が難しくなります。損切ライン2,150円、利確ライン2,600円。

(7760)IMV

  • 現状:上昇トレンドが形成されつつあります。直近安値が1,100円ほどなので、上昇20%程度でおおよそ利確組が出てきますので今は上昇が鈍化する価格帯と見ています。

  • 考え方:防衛銘柄で最近注目を浴び、株価が上昇。PER、PBRともに割高感がないため、大きく上昇を期待しています。損切ライン1,100円、利確ライン1,440円。

投資家パンプの振り返りと明日への投資ヒント

日経平均株価がレンジ相場となっており、あまり下がらないというより、上値が重い印象です。年末なので売り優勢となっていることもあります。
年明けにトランプ大統領就任の材料があるため、防衛銘柄は保有を続けようと考えていますが、他テーマも上昇余地があるため、上値重めの(7011)三菱重工を利確し他に資金を動かそうか悩みどころです。
データセンター関連銘柄は話題となっているため、買いをいれるタイミングを考えています。また、量子コンピューター関連という新たに認識したテーマも今後の注目によっては監視銘柄となりそうです。

本日はここまでとなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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