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ポルトガル リスボンおすすめ✌🏻‪·͜·✌🏻(スポット、グルメ、歴史、宿、お土産...etc. 手堅く網羅版)

Hawaiiオアフ回に引き続きリスボン回です。オアフ回の10倍くらい濃い回です。リスボンはこれまで30カ国くらい行った中でもまた行きたい場所第一位と言えるくらい良かったので、その魅力を余すことなくお伝えします!

10月でも暖かく非常に過ごしやすい。どこに行ってもリラックスできるそんなゆったりした雰囲気

リスボンの良かったところ。 結論、

  • ヨーロッパとアフリカの間に位置し暖かく過ごしやすい

  • 暖かい光や空気が素晴らしい。写真通りの雰囲気を味わえる

  • 気取らない可愛い街並みが居心地良い

  • よって日本人からすると「外国来たなー!」感を味わえると同時にゆったり穏やかな時間が過ごせる異世界空間

  • ぎゅっとしたコンパクトな街なので周りやすい

  • カフェや飲食店の外見・内面のアート性が高い

  • どこも混んでおらず座れる。そんなお店が至る所にある。

  • シーフードベースのご飯が美味しい。というか何食べても美味しい


ちなみに私が行ったのは2023年10月なので、若干、観光のピークシーズンからは外れるかもしれず、また現時点の営業状況などは貼ってあるリンク先から確認してみてください。それからポルトガルはリスボン以外にもポルト等、ほかにも良い地域があるのですが当時は行かなかったのでまとめていません。最下部では本コラムで紹介しているスポットの全Google Mapリストの共有リンクを貼っているのでそちらもどうぞ✌🏻‪·͜·✌🏻


📍スポット

まず、ざっくりリスボンの旧市街(いわゆる観光地)は5〜6個のエリアに分けられる。ぎゅっとしているので移動は徒歩でも十分だし、名物のトラムに乗ってもいい。※下の画像はざっくりイメージ

実は海ではなくテージョ川に面しているのだ。でも街からの眺めはぱっと見でかい海。
右上のグラサは行っていないので本コラムでは記載ありません!


(1)バイシャ地区(Baixa)

バイシャ地区は観光ストリートや広場がありリスボン観光の中心。主な観光スポットはここに集結している。宿からここに向かって適当に歩くだけでも色々ある。

 ✅コメルシオ広場(Praça do Comércio)

貿易広場という意味らしい。アジア・アフリカ・アメリカとの貿易が盛んだった16世紀頃にヨーロッパの玄関口となっており、この一帯は港湾関係の建物があったらしい。今もその建物を残した建築物が並んでいる。

リスボンは18世紀に一度大地震が起きている
ジョゼ1世 (ポルトガル王)の像
アウグスタ通りから広場に出るところにあるでかいアーチ。本当にでかい


 ✅ロシオ広場(Praça de Rossio)

かつては民衆の反乱や祝祭、闘牛、公開処刑が行われた。現在は、リスボン市民や観光客の好んで指定する待ち合い場所となっている。(wikipedia)

わざわざ目指さなくても歩いてたらぶち当たると思う。雰囲気は非常に◎


 ✅サンタ・ジュスタのリフト(Elevador de Santa Justa)

もろ観光ストリートの中心にあるので歩いてたら見つかる。この近くにある雑貨屋さんがとても良かったけど名前忘れた。すぐそばにクラウスポルト(後述)とか美味しいジェラート屋さん(後述)がある。エレベーターは現金のみで乗車可能だった気がする。ちなみに乗っていない。


(2)バイロ・アルト地区(Bairro Ato)

いわゆるポルトガルのトラムが街中を走っている風景が見られるエリア。
有名な展望広場がここにあるよ!

トラムはどこも大人気なので乗る機会に恵まれず。車内はどこも割と混雑という感じでした。


 ✅サン ペドロ デ アルカンタラ展望台(Miradouro de São Pedro de Alcântara)

とても有名な展望広場。周りにはフードやドリンクを売っているワゴンもあるのでゆったり過ごせる。向こう側に見えるサン・ジョルジェ城(後述)をこっちから見てる感じ。ちなみにサン・ジョルジェ城からの眺めも抜群なので両方行くことをおすすめする。

ぼやけた写真で申し訳ないが、横一面に広がるリスボンの街が綺麗
展望エリアの後ろはこんな感じ。すぐ側をトラムが走ってて全方位素晴らしい空間
映画「リスボンに誘われて」でジェレミーアイアンズが座ってるこのシーンはここ


(3)アルファマ地区(Alfama)

 ✅サン・ジョルジェ城(Castelo de S. Jorge)

観光の中心地であるバイシャエリアから歩いてすぐ行ける。高台にそびえているので、辿り着くまでにどんどん見えてくるリスボンの街並みの景色が素晴らしい。是非行くまでの道のりも楽しんでほしい。

向かう途中の階段や坂で横を向くと見える景色…プライスレス…!
高台にそびえる要塞なので眺めと空気が良い。大航海時代を感じる。
中も公園のようになっていたり散策に最適。ちなみに紀元前からの歴史がある遺跡らしい。
入場券を買う時に学生か聞かれたけど学生料金があるらしい。


(4)シアド地区(Chiado)

特に遺跡や観光スポットがあるわけではないものの、旧市街の中心部からベルン方面に行く間にあるのでいずれ寄ると思う。ちなみに“何もない”がある素晴らしい空気感のエリア。後述の美味しいジェラート屋やマーケットがあるのはここ。

露天の市場が開かれていたりする
こういう絵、今更ながら買っておけば良かった。部屋に飾りたい


(5)ベレン地区(Belém)

旧市街の中心部からはちょっと離れるけど有名な観光スポットやエッグタルト発祥の店があったりするのでリスボンに行く人は大体寄る場所。バスかトラムか何かで移動できるけど歩いた記憶がある。ここに行くまでの道は真っ直ぐなのでスクーターや自転車を借りて向かってる人も多かった。(ライドシェアはアプリ登録に電話番号が必要だったりするので、日本にいる間に登録しておくこと!現地の主要なライドシェアはBoltだった気がする。)

 ✅発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)

ど定番スポット。20世紀のポルトガルの独裁者サラザールがかつてのポルトガル全盛期、大航海時代に思いを馳せて作らせたモニュメント。テージョ川に面した広場のような場所にあって、広場の地面には航海地図を模した世界地図が一面に描かれている。日本も「1541」という数字と共にしっかり描かれているが、これはポルトガル船が豊後国神宮寺浦(今の大分県)に漂着した年で、いわゆるポルトガル人の最初の日本上陸の年。この後ザビエルが来て、織田信長の元で南蛮貿易、火縄銃……みたいになっていくんですね。

先頭はエンリケ航海王子。聞いたことあるけど何した人だっけ….
あとどこかにフランシスコザビエルもいる
1541年の記載とともに日本もしっかり描かれているよ
テージョ川に面した開けた場所にあるので綺麗。海かと思うけど川です。

ちなみに16世紀に天正遣欧少年使節がアジアを経てヨーロッパに辿り着いた時の始めの港がリスボン。長崎空港の入口には4人の少年使節の銅像が立っているので、彼らの出発と到着(厳密には終点はローマだけど)の軌跡を日本とリスボンで見ることができるよ!

彼らはせっかくヨーロッパまで行って見聞を広げてきたのに、日本に帰国後はキリスト教禁止の流れで結構不遇だったようである。人によっては晩年にどこで何をしていたかがあまり分かっていない子もいる。その不憫さも歴史だ……

長崎空港の前にある天正遣欧使節の像。
伊藤マンショ、千々和ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノ(順不同)
長崎出身の人にこの話をしたら「あんなニッチなところ見てる人いるんだ」と言っていた


 ✅ジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)

こちらも定番スポット。時間か何かの都合で入っていないけど中は綺麗な模様。事前に入場券を買っておくことをおすすめする。

 ✅ベレンの塔(Torre de Belém)

わざわざ中に入らなくても外からぐるっと見られるし近づける。入場料は取られる。ちなみにこのエリアの公衆トイレはヨーロッパにありがちなコイン投入方式なので現金且つコインを持っておくと良い。トイレの入口に集金係の人がいる。実際に行ったときはドル札しか持ってなかったけどネゴって入れた。



📌グルメ

歩けば食べ物屋さんがある。どこも空いてる、座れる、美味しい。素晴らしい。シーフードが名物だけど、そうじゃない食べ物も何食べても美味しい。

(1)バイシャ地区(Baixa) 

 ✅Bonjardim

バイシャ地区の上の方にあるので中心街ではないけど有名店。シーフードではなく鶏肉などの肉料理を出すレストラン。街角にある気楽なご飯やさんという感じで、道に面したテラスにもパテオ席が沢山あって雰囲気が良いので外の席が良いですと伝えればOK。人気店なので夕方から若干混むのかもしれないけどこの時は偶然並ばず入れた。

スピナッチペーストは別売りだけどつけるべし。鶏肉が名物のようでしたね。写真でも分かる通り素朴ながらも非常に美味しく、ボリュームもある。結局芋と肉が一番美味いんよ。


 ✅Confeitaria Nacional

コメルシオ広場のすぐ近くにある伝統的な洋菓子店。店内の席も多めでほぼ座れる。でも有名店。バイシャエリアの中心街を周った後にちょっと休憩で入るのに適してる。ただこのお店の周りは沢山飲食店が並んでいて、どこも雰囲気◎で遜色ない感じだった。リスボン、本当居心地良かったな。

クラウスポルトで石鹸を買った時にもらったポストカード
こんな感じ。どれも美味しそう。
この可愛いカスタードケーキを頼みました。普通に今も食べたいくらい美味しかった。


 ✅Chocolataria Equador Lisboa

こちらもコメルシオ広場近くにあったチョコレートショップ。海外行くとチョコレートショップに寄るのはOLあるあるなんでしょうか。でも美味しいよね。

店内もおしゃれなんだよなあ。リスボンのお店
チョコが沢山並んでいますね
板チョコですね
部署の配り用で買った。ラッピングも可愛い。普通に美味しかった。


 ✅Santini

もし一個だけポルトガルのいいものについて教えてくださいと言われたらこれを挙げます。ジェラートショップのSantiniです。ポルトガルのジェラートチェーンで、なんとポルトガルにしかありません(地図で見たらポルトガル南部に10店舗くらいしかないようですね)。それなのに個人的には人生で食べたジェラートの中で一番美味しい。ジェラートというと若干シャーベットのようなしゃりしゃり感を思い浮かべるが、これはクリームみたいな、もったりした、でも軽い、不思議な絶品ジェラートでした。滞在2日で3回行った。人生で食べたことない感じの衝撃だった。思い出補正か…….いや、旅先でアイスは大体食べるんだけど、これはどのフレーバー食べても毎回、うん、美味い……!となっていたので、ポルトガルに行った時は本当に食べてみてほしい。

ココナッツ味とチョコレート味。ココナッツ系のフレーバーが好きな人は絶対食べてみてほしい。飛ぶぞ
バイシャエリアにある店舗の外観。観光地ど真ん中に店舗があるのでぜひ寄ってください!
店によって若干フレーバー変わるようだったんだけど一応メニュー表


 ✅Maria Catita

ザ・シーフードみたいなディナーも食べておこうということでふらっと入った店。店内の雰囲気も賑やかで良かった。一人一皿で頼んだけどボリュームも大きい。タコの脚美味しかったなあ。

いわゆる海の幸を使ったポルトガル料理
白身魚と芋の組み合わせも美味しいんやな

以下、2日間では行けなかったけど事前に気になっていてピンしていたところ。ポルトガル料理多め。

 ✅Marisqueira Uma

 ✅O Fernandinho

 ✅Dois Arcos



(2)シアド地区(Chiado)

このエリアは大人なしっとりした閑静なカフェやらお店が多かった!非常に雰囲気が◎
行ったところを紹介していきいます。

 ✅Simpli Coffee Chiado

なんでこんな雰囲気が良いおしゃれなカフェが、程よい人混みで必ず座れるのか???リスボン滞在時に何度も思ったことであった。東京じゃありえないよなあ。リスボン住んでみたいなあ。住むとまた違うか。

もちろん美味しい。お店の人もフレンドリー
リスボン……リスボン……!!(声にならないくらい空間が良い。グッドルッキングエリア)
程よく人がいるし、程よく椅子が空いてる
大体こういうテラス席もあるんですよね。で、大体座れるんですよね。


 ✅AFURI Lisbon

なんでリスボンに阿夫利があるんだよ!と思って公式HPを見たけど本当にあの阿夫利のリスボン店だった。ラーメン以外にも餃子や和食の小皿がある。大体こういう日本から離れた僻地海外(北欧とか、もはや日本食など皆無みたいなバルト三国とか…)って日本で食べられるようなラーメンと巡り合うことはほぼないというイメージなのですがここのラーメンはすごく美味しかった。ので滞在2日で2回来た。
個人的な海外ラーメン指標があるんですが、一位はブリスベン、二位はリスボンというすごい発見をしました。美味いラーメンがある街は住める。リスボン住めるぞ。

お皿も料理もなんかおしゃれだね。そして美味しい。本当に美味しい。海外で染みるらーめんスープの味……
店内は高級感のある和食レストランという感じ。天井がアーチみたいになっているのはどこのお店もそうで、リスボンの人たちの美的センスに脱帽する。本当にどこも良い空間だよ。


(3)シアド地区(Chiado)

旧市街の中心部からベルン地区の間にあるので自ずと足を伸ばすであろうエリア。何もないがある、空気の良いエリア。夜はちょっと暗いから注意かも。

 ✅Time Out Market

色々なご飯屋さんが集結したレストラン街みたいな感じ。楽しい。
雑貨屋さんも併設されているので楽しい
ポルトガルの名品クラウスポルトもここで買えたりします


 ✅Neighbourhood Lisbon

宿のすぐ側にあったカフェ。朝ごはんをここで食べました。こういうおしゃれ系朝ごはんカフェ、本当に至る所にある。

ポーチドエッグトーストが美味しかったなー


 ✅COMOBÅ

ここも朝ごはん兼カフェをしたお店。ヴィーガンメニューも豊富のようで人気店のよう。それでも余裕で座れるのがすごい。

トーストぽいもの、スクランブルエッグ、パンケーキですかね。美味しかった。美味しくないものがない。


 ✅Boavista Social Club

このエリアはナイトライフが充実しているようで、バーとかクラブまではいかない、なんかお酒が飲めてレコードがかかってる溜まり場みたいなお店が沢山あった。リスボンはナイトライフまでおしゃれで粋なのだ。

お店の人も気さくで優しかった記憶。素晴らしいな


 ✅Santini

はい、このエリアにもあります。ジェラート屋のSantini。下でまたつらつら語りますが先に結論を書いておきます、絶対に食べてください

どこの店内でも作っている様子が見られるPR動画が流れていて、「Santiniはポルトガルで伝統のあるジェラートショップですよ」とか「素材にこだわってますよ」とか「空気をふんだんに混ぜ込みながら撹拌してるからふわっとしてるんですよ」みたいな内容だった記憶。ふわっとした口当たりはそこが秘訣なのかもしれない。それにしても美味しすぎるんですけどね。よりにもよって人生で食べた一番美味しいジェラートが地球の裏側にしかないのも面白いですね。旅の醍醐味。それが旅。

ココナッツ味とストロベリー味。ここなっつ系のアイス類の中でもこれが一番だった。未だに越えるものは出てきていないです。


(4)ベレン地区(Belém)

 ✅パステイシュ・デ・ベレン(Pastéis de Belém)

元祖エッグタルトの店で鬼有名。なので食べログにすら載っている。みんな行く。店内イートインしてお茶するのも良いし、テイクアウトして道端で食べるのも良い。店内イートインは少しだけ待つ。でも日本の飲食店ほど待たない。どうなってるんだリスボン!!

ちなみに普通に美味しい


 ✅Pastelaria Careca

ここは入った記憶がないけどピンしていたカフェ。リスボンはどこもそうだが、ふらっと入れる、その辺にあるお店もすごく良い。


📌お土産

 ✅クラウスポルト(Claus Porto)

言わずもがなですが紹介します。ポルトガル発祥の石鹸ブランド、クラウスポルトです。日本でもセレクトショップや公式オンラインで買えるんだけど、現地の実店舗で買うという体験が良いんですよね。小さめサイズも香りの種類も関連グッズも沢山ある。観光エリアには実店舗が2つあるようで下にリンク貼っておきました。

沢山ある種類の香りをテイスティングできます
クラウスポルトだけが並んでいる実店舗は日本にはないのでポルトガルならではの体験ですね
これはメンズラインのようで石鹸以外にも色々なケア用品が並んでいます。壁にかかっているティーザーもお洒落で良い。
買ったやつ


 ✅キッチン周りの雑貨

生地やら陶器やら、なんかやたらと可愛いキッチングッズが至る所で売られている。ポルトガルって繊維とか陶器って有名なんだっけ?と調べてもぱっと見特筆すべき事項は出てこなかったが、まあ、どこも繊維や陶器はあるよな。ということで深く考えず、ジブリの台所みたいになる可愛いグッズが沢山あったので紹介していきます。

ジブリの台所みたいになるミトン。買いました。家の台所の壁に掛かってます。
買ってないけどこういう布巾、可愛いですよねえ。台所にあったら可愛い。
キャベツの葉っぱみたいなお椀。買いました。
買ってないけど可愛いよおおお。オリーブの形を模したピック、可愛い。


 ✅缶詰

シーフードが有名なだけあって缶詰も有名ですよね。確かポルトガルのかつての植民地だったマカオにも、こういったポルトガル缶詰の可愛いお店があった記憶。一個一個の値段もそこまで高くないのでお土産にも◎

ちなみに買ってない
この可愛いショップのお店は下にリンクを貼っています


📌宿

2泊3日の滞在で利用したのがAndo Livingというハウス。シアド地区(Chiado)にある一軒。エクスペディアで予約した記憶があるけど、Airbnbやbooking.comでも見れそう。2名で泊まって、日本円でざっくり一人1万円/泊くらいのイメージ。前述の通り周囲には朝ごはんが食べられるカフェなども豊富で、他の人のブログを見ると日本人で利用している人もいるようで良物件ですよ。実際に居心地は良く、複数人で泊まるにはとても過ごしやすい、現地の広いお家という感じでした。旧市街へのアクセスも◎リンクは下に貼っています。

キッチンも清潔で広々としていて◎
洗濯機も備え付け。ランドリールームが独立しているのはすごい。服を干せる器具とか洗剤も置いてくれている。
大きいバスタブついてるのでかい。水漏れなし、シャワーの水圧よし、温度良しでした。
寝室から見えるリスボンの街並みがまた良いんですよ……
写真が荒くてすみませんが外観はこのような青いタイル張りのアパート。デジタルドアロックがついたアパートの3階かそこら。上位階なので窓からの景色が良い。



📌リスボンをもっと楽しめる創作物

下で紹介するものはどれもリスボン旅の後に知ったものですが、行った後に読んだり観たりして「あーーーリスボンだー!」と浸れるくらい現地の空気を感じられたので参考として載せておきます。ポルトガルやリスボンの歴史、政治経済、みたいなものへの理解も深まって良かったです。

 ✅リスボンのブックスパイ(本)

アラン・フラド (著)/髙山 祥子 (翻訳)/2024年9月発行
割と最近出た本ですが、いつかハリウッドあたりで映画化されそう感が満載なのでそれも楽しみ。史実とフィクションをいい感じに織り交ぜた読みやすい外国文学。第二次世界大戦時のポルトガルは数少ない中立国だったとか、そのせいでヨーロッパからアメリカに逃げるユダヤ人の目指す場所だったとか、タングステンが獲れる国だったことから大戦時には枢軸国と連合国の両方に流して立場を保っていたこととか、知らないことが沢山あった。


 ✅リスボンへの夜行列車(本)

パスカル メルシエ (著)/Pascal Mercier (原名)/ 浅井 晶子 (翻訳)/2012年3月発行
哲学本だけど物語調で読みやすいスイスドイツ文学。前述の「リスボンのブックスパイ」は第二次世界大戦時が舞台だけど、こちらは戦後の1970~1980年代のリスボンが舞台。両作ともポルトガルを独裁していたアントニオ・サラザールとその社会がテーマに濃く反映されている。そういった暗い苦しい時代がポルトガルにあったと知らなかったので勉強になった。
あとどちらの作品もポルトガルの暖かい陽光的な空気感がよく出ている作品なのでとても良かった。


 ✅リスボンに誘われて(映画)

こちらは映画で、前述の「リスボンへの夜行列車」が映画化されたもの。
基本原作に忠実でありつつも、難しい設定やシーンは簡素化していい感じに映画としてまとまっていた良作だと思う。そして出ている大物俳優女優が沢山出ていてそれが地味にすごい。皆さん美しいのでリスボンの街並みの美しさに拍車をかけていて非常に良い……

ジェレミーアイアンズがリスボンを駆け巡るよ
映画公開時は2012年とかそこらなので、写真よりはもうちょっと綺麗な街並みになったと思う。


📌最後に

本記事で紹介したスポットのGoogle Mapリスト🌏


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