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【動画編集】選んではいけないオンラインスクール【WEBデザイン】

こんにちは。
5歳息子と闘いながら
動画編集の副業にいそしむ
フォトグラファーの
ぷむぷむです。

今日は
動画編集やりたいけどどうすればいいの?
●Youtubeに無料教材たくさんあるし独学でもできるようになる?
●それともどこかスクールに入ったほうがいい? 
●でもスクールは当たり外れがあるっていうし…


という疑問に答えていきたいと思います。


目次
①動画編集は独学で稼げるようになるか?
②スクールで学べば稼げるようになるか?
③選んではいけないオンラインスクール

①動画編集は独学で稼げるようになるか?

 結論から言いますと「可能」です。独学で編集を学んで稼いでいる人は動画編集界隈に山ほどいます。ただし、みんなはじめのうちは時給数100円からのスタートです。そして低単価で苦しむ人が大多数です。

 動画編集の仕事で一番数が多いのは、やはりYouTube動画の編集です。5G時代がやってきて、コロナ禍で外出も自粛させられ…YouTubeチャンネルは乱立し、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスにもTwitterにも動画編集の仕事があふれています。動画編集の仕事を始めた人が手始めに受ける案件といえばやはりYouTube動画編集になります。しかしYouTube動画編集の相場は5000円~10000円程度ものが多く、ひどい場合はそれ以下なんてことも…。そして編集が簡単かというと、全くもってそんなことはない。平気で10時間~20時間くらいかかったりします。

 動画編集者として仕事を始めた人は、たいていの場合この時給数100円の案件を乗り越え、実績を積み上げ、同時に自分の作品もつくり、技術を積み上げ、さらに様々な方法で営業をつづけ、運とか縁とかに恵まれて、やっと単価の高い案件をゲットしていく流れです。


②スクールで学べば稼げるようになるか?

 一方、スクールで学んだ場合はどうか言いますと、やっぱりはじめは時給数100円からのスタートです。ただ独学よりは技術は効率よく学ぶことができますので、学んだことをきちんと生かして自主制作に励み、ポートフォリオを充実させておけば、低単価で苦しむ時間は短くなる可能性があります。

 私は動画スクール出身ですが、初めて受けた案件はやはり時給数100円にしかならないYoutube動画でした。でもYouTube動画編集をやったのは初めの1回だけ、それ以降は比較的高単価の広告動画案件をやっております。

 初めてうけたYouTube動画案件では50Gもある1時間近い素材を渡され、シナリオなし(丸投げ)、元動画以外のタイトルやロゴ等の素材もなし、尺は10分程度に縮める、適宜エフェクトやBGM効果音など追加…、という案件で、20時間くらいかかりました。内容が全く分からない1時間の動画ファイルを確認しながら10分に縮めるだけで10時間近くかかりました。切っても切っても終わらない恐怖…。そもそも50Gのデータをギガファイル便からダウンロードして、プレミアプロに入れてプロキシ作るだけでも半日かかりました。

初案件を何とか納品した感想は

「これで5000円!?やってられるか!!!!」

です。

 私はフルタイムで会社勤めもしてますし、子供もいます。土日の日中は子供世話で編集はできません。編集する時間は通勤電車の中とか、会社に出社したものの暇なときとか、外回りの仕事をさっさと終わらせてカフェで小1時間とか…本業と子育ての合間をぬって動画編集の副業をしているので、時給数100円のために必死で案件こなすとかやりたくなかったです。初案件を終えYouTube案件の新規はもう受けないと決めました。

 では、次の高単価案件をどういった経緯で獲得したかといいますと…これはもうほんと偶然の産物で申し訳ないのですが、Twitterでつぶやいたんです。

 そしたらこれが少し拡散されまして、たまたま動画制作会社の方とお話して、その方が私のポートフォリオを見てくれて、ちょうど自主制作で何本か作ったバナー動画を載せていたので、高単価のバナー動画の仕事を紹介してくれました!

 その後は、本格的に広告動画への参入をするべく活動しまして、スクール経由で広告動画の募集があったので、募集要項の参考動画を研究して同じようなテイストの動画をさっさと作成して応募して、広告動画案件をゲットしたりしました。

投資系の広告動画案件の募集で参考動画として添えられていた動画


応募の際に自主制作した動画 


 このように、私の場合は本業と育児の合間をぬっての副業・動画編集で、低単価であえいでる暇はないので、自分のやりたい案件(AEが好きだから高単価の広告動画!)を明確にして自主制作動画を作ってポートフォリオを充実させ、獲りたい案件を見つけたら応募!採用されたら一生懸命こなして、実績を積み上げ、さらに次のステップへ…という感じでやってます。


③選んではいけないオンラインスクール

 コロナ禍で世の中に不安感が蔓延し、副業ブームがきて、オンラインスクール、オンラインサロンが乱立しています。では、ここで選んではいけないスクールについて、思うところを述べたいと思います。

ダメなオンラインスクール

●学べる範囲が限定的

●教材だけで演習課題がない、もしくは少ない

●演習課題のフィードバックをもらえない

●先生との距離感が遠く気軽に相談できない

いいオンラインスクール

●分野全体を見渡せる内容で学べる

●演習課題のフィードバックがもらえる

●先生との距離感が近く何でも相談できる

●スクールから案件を紹介してもらえる


 動画編集では0→1を達成している私ですが、実は動画編集を始める前にはWEBデザインスクールに入り、そして挫折しました。そこではイラストレーターやフォトショップの使い方、そしてLPとバナーのデザインについて学びました。演習課題もあってフィードバックももらうことができました。そのスクールでは卒業課題があって、合格できれば案件紹介しますというシステムだったのですが…卒業課題は合格できず案件は獲得できなかったのです。

 合格できなくてもWEBデザイナーとしてのポートフォリオを作ったり、クラウドソージングで営業をしてけばよかったのですが…。自主制作するにも何を作ればいいかわからない。クラウドソーシングサービスの案件を見てもWEBデザイン単体の仕事など見当たらず、コーディング?なにそれ??みたいな状態。結局、WEBデザイナーへの道はあきらめてしまいました。

 その後、出会った動画編集…。オンラインスクールは前にWEBデザインスクールで失敗したんだよな…と思いながらオンラインセミナーに参加しました。デザインより動画のほうが案件獲得しやすそうだなと感想を持ちました。そして申し込みの決め手は「うちでは受講中からどんどん案件ご紹介していってます」というお言葉。実際、受講中にテロップ入れの仕事やYoutubeチャンネルの編集チームに入らないかというお誘いなどがありました。

 うまくいかなかったWEBデザインスクールと、うまくいった動画編集スクール。ちがいは3つです。

・部分ではなく全体を学べた

 WEBデザインスクールではバナーとLPのデザインについてのみで、コーディングのことなどは全く教えてもらえず、とても限定的な内容だったように思います。実際の案件を目の前にしても「コーディング???なにそれよくわからない…応募もできない…」という状態でした。一方、動画編集スクールではプレミアプロとアフターエフェクトの使い方、YouTube動画編集、企業動画編集、広告動画、フルアニメーション動画、Youtubeチャンネルディレクション、営業の仕方、ポートフォリオの作り方まで、案件獲得していけるようになるまでの道筋をしっかり示してくれました。


・先生との距離感

WEBデザインスクールでは演習課題のフィードバックはもらうことができましたが、先生方との距離感は遠く、それ以外のご相談はできる感じではありませんでした。一方、動画編集スクールでは、課題について、営業の仕方について、自主制作動画について、ポートフォリオについて、獲得した案件のこと、下手したら個人的な悩みまで相談に乗ってくれそうな勢いでした。


・スクール経由で案件を紹介してくれる

 WEBデザインスクールでは卒業課題に合格したら…でしたが、動画編集スクールでは先生が課題の提出状況などをみながら適宜、その人ができそうな案件を振ってくれておりました。単価は時給換算すると安いのですが実際の仕事をフィードバック付きでできるので、次なるステップの足掛かりとしては最高でした!


まとめ

 動画編集は市場が拡大しているので仕事はあふれています。案件を獲得するだけなら独学でもスクールでも学べば比較的容易にできます。しかし大多数の動画編集者は低単価に苦しみます。あきらめてしまう人もいます。高単価の案件を獲得するには、技術を早く習得し、自分の作品をつくりポートフォリオを充実させ、営業を続け、運や縁を大切にしながら活動し続けることです。

 全編読んでいただきありがとうございました!皆様の活動の一助になればと幸いです。 

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