FTB Interactions Remastered #5 - Rootsと賢者の石
MinecraftのModpack『FTB Interactions Remastered』の攻略記事です。
Modpackバージョンはv1.7.0、Minecraftバージョンは1.12.2です。
前回はArcane Ashesを作成し、拠点のQoLを上げたところまで進めました。
現在の目標: オーバーワールドへの到達
今回はPhilosopher's Stone(賢者の石)の入手を目指します。
#1 醸造器とエリクサー
前回Arcane Ashesを作成したことにより、スカイブロック時代の終端も近くなってきました。
Voidワールドからの脱出にはProjectEの【Philosopher's Stone】が必須となっており、これには村人の召喚が前提となっているので、ひとまずの目標をこれに据えることとします。
#1 醸造器
Rusticの醸造器を作成していきます。
レンガブロックを4個作成します。
Quarkの影響でテクスチャが変更されているようです。
Rusticの【Alchemic Condenser】を作成します。
初期島の構成ブロックである青緑色の堅焼き粘土を素材として使用します。
粘土から粘土ブロックへの圧縮にGregTech機械が必須な他、製錬にもバニラのかまどが必要となるため、堅焼き粘土の自作は行えないようです。
【Alchemic Retort】を2本作成します。
Alchemic Condenserを設置し、左右側面に2本のAlchemic Retortが接続するように配置します。
GUIです。構築が完了していない場合アクセスできません。
かまど燃料で稼働し、また8,000mBの水を保持できます。
#2 ガラス瓶
Alchemic Condenserの稼働に必要なガラス瓶を作成していきます。
砂を粉砕し、GregTechの【Quartz Sand】へと処理します。
石英砂です。
火打石を粉砕し、【Flint Dust】へと処理します。
Dust(粉末)はGregTechの素材形態の一つです。
通常、素材を粉砕することで作成できます。
Flint Dustを【Tiny Pile of Flint Dust】へと変換しておきます。
GregTechの粉には3つの大きさがあります。
通常の【Dust】で素材1個分、【Tiny Pile of Dust】は素材1/9個分、【Small Pile of Dust】は素材1/4個分です。
【Glass Dust】を作成します。
ガラス瓶を作成しました。
何本か作り置きしておくと便利です。
#3 エリクサーの醸造
作成したAlchemic Condenserとガラス瓶を使用し、エリクサーを醸造していきます。
Rusticの【Elixir of Instant Health】を醸造しました。
飲用時、即時回復のステータス効果を付与します。
現状生の牛肉の供給が不安定である都合上、後述の再生のエリクサーの方が量産し易く役に立ちそうです。
一方、いくつかのアイテムの中間素材にもなるため、作成は必須です。
Welcome to Interactions!項目のクエスト、【Alchemic Condenser】を完了しました。
【Elixir of Regeneration】を醸造しました。
飲用時、再生 0:45のステータス効果を付与します。
素材コストが安めで、量産がしやすく優秀です。
以前解説した通り、FTB Interactionsでは体力の自然回復が無効化されているため、重宝することになりそうです。
#4 復元のリンゴ
Cyclicの【Apple of Restoration】を作成しました。
【Emerald Apple】としても知られます。
村人ゾンビに対して使用することで、火炎耐性 0:30と攻撃力増加 1:00のステータス効果および、村人ゾンビからの治療効果を付与するアイテムです。
また、村人に対して使用することで、取引上限に達した取引をリセットする効果も持ちますが、この環境では後述する仕様により使用する機会はありません。
Welcome to Interactions!項目のクエスト、【Apple of Restoration】を完了しました。
報酬で経験値を 10 貰えました。
#2 Rootsの自然魔術
Rootsの要素を進めていきます。
自然や野生をテーマとする魔術系Modで、リマスター版から新たに追加されました。
#1 苔の確保
Rootsの基本素材として苔が必要になるので、まずはこれを確保していきます。
Rootsの【Terra Spores】を作成します。
草からのランダムドロップでも入手が可能です。
水源/水流と隣接した丸石や石レンガに消費することで、苔むした状態へと変化させることができます
或いは、Fisherman's Strainerの稼働で入手できるツタから作成することもできます。
苔石の量産方法は後述する手段で整えるので、適当に2個以上作成しておきます。
Welcome to Interactions!項目のクエスト、【Terra Spores】を完了しました。
苔むした丸石や苔むした石レンガをKnifeで右クリックすることで、苔をはぎ取り、【Terra Moss】を入手できます。
Rootsで多用することとなる初歩的な素材です。
Welcome to Interactions!項目のクエスト、【Moss we really do this?】を完了しました。
#2 繁茂の儀式
【Pyre】を作成しました。
篝火、Rootsの儀式やアイテム作成に用いる設備です。
仕様の確認がてら、苔を量産するための儀式を実行してみます。
まずは儀式の効果範囲を確認します。
儀式の素材をPyreに配置した状態でKnifeを持ったままShift+右クリックすることで、効果範囲がハイライトされます。
今回目的としている【Ritual: Overgrowth】の場合は、Pyreを中心に、水平方向に半径10ブロック、垂直方向に半径19ブロックの範囲内で有効なようです。
次に、Pyreをこのように配置します。
今回は儀式実行用に用いるので、開けたチャンクの中心点に設置するのが望ましいです。
火が隣接している場合、儀式/アイテム作成に必要な素材が揃った時に、自動的に儀式が実行されるようになります。
下部にストレージ設備が存在している場合、ストレージから素材を引き出し、直近で行った儀式を再度実行しようと試みます。
【Ritual: Overgrowth】を実行します。
効果時間中、範囲内に存在し、且つ水が隣接している丸石/石レンガを苔むした状態に変化させる儀式です。
この変化は5秒毎にトリガーされ、計30回行われるようです。
儀式が開始され、範囲内に配置されている丸石に苔が生え始めました。
これにより比較的容易にTerra Mossを収集できるようになりました。
Welcome to Interactions!項目のクエスト、【Pyre】を完了しました。
Welcome to Interactions!項目のクエスト、【How to Automate a Pyre】を完了しました。
報酬で経験値を 5 貰えました。
前述したPyreの自動化方法について記されているようです。
#3 召喚の儀式
村人召喚の足掛かりとなる、召喚の儀式の手はずを整えていきます。
Rootsの【Rune Stone】を21個作成します。
Chiselで彫刻を施し、【Chiseled Runestone】を9個作成します。
【Catalyst Plate】を3本作成しました。
1種類のアイテムを1スタックまで保持できる台座です。
後述する儀式の実行に使用します。
Pyreから半径6ブロックの範囲内にCatalyst Plateを配置します。
Wizardryの【Devil Dust】を作成します。
いくつかの魔術系アイテムに要求される初歩的な中間素材です。
【Ritual: Summon Creatures】を実行します。
儀式素材のコストが若干高めですが、あまり多用するような儀式でもないので無問題です。
試しに家畜を召喚し、動物由来の資源の入手源を整えておきます。
Ritual: Summon Creaturesは儀式の本素材に加えて、召喚するMobを指定するための素材も必要となります。
因みに、Catalyst Plate内に対応する素材が配置される(=特定のMobの召喚準備が整う)までは儀式が開始されないため、無駄に素材が消費される心配はありません。
ウシを召喚します。
Catalyst Plateに対応する素材を配置します。
儀式が開始され、7.5秒後にウシがスポーンしました。
召喚可能な場所があるかどうか試行が行われるため、召喚されたMobが燃えたり、奈落に落ちたりといった事故は起きません。
ただし、召喚に必要な空間が存在しなかった場合、素材のみが無駄に消費されるため注意が必要です。
ウシの確保により牛肉や革、牛乳といった資源を確保できるようになりました。
Hunger Overhaulの影響により、ウシごとに1分の搾乳クールタイムが設定されているようです。
(因みに、同Modの影響か、なぜか子供のウシからも搾乳を行えるようになっています)
牛乳が必要になったとき在庫がないと面倒なので、定期的に乳しぼりを行い、保管するようにしておきます。
Basic Worktableは8,000mBの液体を保持でき、コストも木材4個と安いので、最序盤の液体タンクとして優秀です。
ヒツジを召喚します。
羊毛や羊肉といった資源を確保できるようになりました。
Welcome to Interactions!項目のクエスト、【Roots Summoning】を完了しました。
報酬で名札を貰えました。
因みに、名札は192EMCが割り当てられているため、Transmutation Tableからの錬成で入手が可能です。
#3 賢者の石
村人を召喚し、賢者の石を作成します。
#1 本
召喚素材として必要な本を作成していきます。
まずは紙を用意する必要がありますが、これには二通りの方法があるので、両方見ておきます。
バニラと同じようなレシピでサトウキビを紙へと処理することが可能です。
ただし、作成個数が1/3に目減りしています。
Plant Fibresを干すことでも作成が可能です。
時間は掛かりますが、適当な植物資源から作成できるのでコスト面ではこちらの方が優秀だといえます。
Tinkers' Constructの【Blank Pattern】を作成しました。
ツール部品の台紙となるアイテムですが、今回は他のアイテムの中間素材としてのみ用います。
本を作成しました。
Tinkers' Constructによるアナザーレシピで、革を節約できます。
#2 村人の召喚と治療
村人の召喚を行っていきます。
Ritual: Summon Creaturesの効果範囲を確認し、ハイライト部分を覆うように、適当なブロックで囲いを作ります。
詳細は後述しますが、召喚した村人を殺害するルートと、生かしたまま進めるルートが用意されています。
後者を選択する場合は、囲いの床部分のy座標を高めにしておきます。
召喚されるのは村人ではなく村人ゾンビなどで、日光に当たらないよう天井も作っておきます。
村人ゾンビを召喚します。
儀式実行後から召喚までに7.5秒間の猶予があるので、その隙に囲いの外へ出れば安全です。
召喚しました。
先ほど作成していたApple of Restorationを使用し、治療しました。
因みに、FTB Interactionsでは村人との取引が無効化されています。
#3 エメラルドの抽出
目的のアイテムであるPholosopher's Stoneの作成には、二通りの方法があります。
一つ目は村人を殺害し、ドロップアイテムであるCyberwareの【Human Heart】を素材とすることです。
手っ取り早いですが、後述する方法による継続的なエメラルドの抽出が行えなくなるので、今回はこちらのルートは取りません。
ボートを作成します。
バニラ式のMob輸送を行えます。
この環境ではニワトリが卵を産むがごとく、村人がThermal Foundationの【Emerald Nugget】をドロップします。
Emerald Nuggetはエメラルドと9:1の比率で変換が可能です。
村人を生かし続け、エメラルドを抽出し続けるのが二つ目のルートです。
生産効率は若干低めではありますが、無限化できるにこしたことはないので、今回はこちらのルートを取りました。
因みに旧バージョンとは異なり、エメラルド製のGregTechツールは存在していないようです。
Welcome to Interactions!項目のクエスト、【I Heart You】を完了しました。
報酬でIce and Fireの【Pixe Dust】を貰えました。
Pixie Dustは同Modの【Pixie】のドロップアイテムで、いくつかの魔術系アイテムの素材となります。
0.5の満腹回復度を持つ食料アイテムでもあります。
消費時、発光2 0:05、浮遊2 0:05のステータス効果が付与されます。
#4 賢者の石
最後に、目的であったPhilosopher's Stoneを作成して終わります。
ProjectEの【Philosopher's Stone】を作成しました。
主に4つの機能を有している特殊ツールですが、現在アクセスできる機能は2つのみです。
通常Transmutation Tableの前にあるツールで、1つ目の機能として、アイテムの初歩的な等価交換を行うことができます。
が、この環境では鉄→金の変換を除き、その殆どが無効化されているようです。
2つ目の機能として、手に持ちながらExtra Functionキー(デフォルトでCキー)を押すことで、作業台GUIへとアクセスできます。
木材のレシピが難化されており、出先での作業台の用意がやや面倒な都合上、地味に役に立ちそうな機能です。
最後に、ブロックに対して右クリックを行うことで、特定ブロックの"等価交換"を行えます。
変換候補が複数ある場合、Shift+右クリックを行うことで2候補目のブロック(丸石の場合は草ブロック)を選択することができます。
この機能は【World Transmutation】と呼ばれ、JEIからレシピとしての参照が可能です。
同値のEMCを持つブロック間での相互変換の他、色付きブロックの色の変更、原木/葉/苗木の種類の変更などが主な対象です。
丸石から草ブロックを作り出せるのが地味ながら便利そうです。
Chargeキー(デフォルトでVキー)を押すと、Philosopher's Stoneをチャージできます。
Shift+Chargeキーでチャージ量を減少させられます。
チャージ量に応じてWorld Transmutationの効果範囲が拡大していきます。(直径1/3/5/7/9の5段階)
他にもMobを別種のMobへと変換する機能を持ち合わせていますが、これにはグロウストーンダストが必要であるため、現時点ではアクセスできません。
今後使用する予定もあるので、ここでの解説は省きます。
Welcome to Interactions!項目のクエスト、【Filo Stone】を完了しました。
報酬で経験値レベルを 1 貰えました。
The World that God only Knows項目のクエスト、【Philosopher's Stone】を完了しました。
報酬でSimple Trophiesの【Equivalance Exchanged】を1個と、黒曜石を8個貰えました。
Simple TrophiesはModpack製作者がカスタマイズしたトロフィーをゲーム中に追加できるModで、【Equivalance Exchanged】もこれによって追加されたトロフィーです。
各トロフィーには取得日が記録され、アイテムホバー時や設置時に参照できます。
この環境には30種類のトロフィーが用意されています。
後々トロフィーを飾るスペースを用意するかもしれません。
【The World that God only Knows】はクリエイティブアイテムやゲームの節目となる要素、ひいてはゲームの最終目標である【Creative Storage Key】の入手クエストなど、エンドコンテンツに関わるクエストが用意されている項目です。
黒曜石は4,096EMCと高めのEMC値を持つアイテムです。
後々オーバーワールドを目指す際、利用することとなる素材でもありますが、現状使う予定はないのでEMCに換算して保管しておきます。
Welcome to Interactions!項目のクエスト、【Obsidian】を完了しました。
#4 おまけ
#1 ベッドと夜について
ヒツジを召喚したことにより、ベッドを作成できるようになりました。
が、奇妙なことに、重要そうなアイテムであるにも関わらず、クエストが用意されていません。
試しに作成してみましょう。
バニラと同じレシピでベッドを作成します。
1.12以降ベッドを染色できるようになりましたが、過去バージョンからの癖で赤色でないと落ち着きません。
ベッドを設置し、右クリックしましたが、『Spawn point set』の通知が表示されるのみで、夜をスキップすることができません。
なんと、FTB Interactionsではベッドによる夜のスキップが無効化されており、その機能はスポーン地点の設定のみに留められています。
したがって、Blood Magic: Alchemical Wizardryの儀式や、ProjectEのWatch of Flowing Timeなど、時間を操作できる要素が開放されるまでは、放置して夜を明かす必要があります。
次回はサブクエストの消化を行う予定です。
参考にした資料
MOD解説/Cyclic/アイテムリスト 1.12.2 - Minecraft Japan Wiki
Philosopher's Stone | Technic Pack Wiki - Fandom
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