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通信制高校とは③!?-
Student Mypage Lite
通信制高校専用の校務支援システム「Student Mypage Lite」を開発しているぱんぷきんラボですが、今回はそもそも通信制高校とはどういうものかを紹介していきます。
また、長くなる内容にて前回からの続きです。
通信教育連携協力施設
今回は、通信教育連携協力施設について説明していきたいと思います。
通信制高校のうち、その高等学校を実施校といい、以下のように通信教育連携施設を設置できます。その分類はさまざまなですが、大きく分けて、面接等指導施設と学習等支援施設に分けられます。
面接等指導施設・・・スクーリングや試験を行うことができる施設
学習等支援施設・・・スクーリングや試験を行うことはできないが、日常的な学習支援を行うことができる施設
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広域と狭域
通信制高校は、狭域と広域に分類され、狭域は入学できる生徒の在住地域に制限があります。
狭域通信制高校・・・入学できる地域が学校のある県+隣接する1都道府県
広域通信制高校・・・入学できる地域が3都道府県以上
上記に分類されるわけでして、特に広域通信制の場合、通信教育連携協力施設として実施校以外に面接等指導施設を広く設置している場合が多いため、全国的に生徒募集を行っているということも少なくありません。
拡大するサポート校
サポート校とは、通信制高校とは別に運営されている民間企業や団体のことで、通信連携協力施設でいう「サポート施設」にあたることが多いのですが、近年その数が急増しています。一般的にサポート校は、〇〇高等学校という名称では設置できないので、〇〇高等学院や〇〇高等部、〇〇スクールなどの名称で設置されていることが多いです。
例えば、フリースクールがサポート校としての役割も担ったり、これまで夕方しか営業していなかった塾が午前中にサポート校を開設するという事例もあるようです。
サポート校は通信制高校の学習活動を支援してくれたりなど、毎日通わない通信制高校の学習活動を支えてくれる存在として一定のニーズがあります。
一方で、注意すべきはサポート校自体が高校を卒業させる資格もなければ、添削指導や面接指導をできるわけではありません。あくまで高等学校としての学習活動としては認められていませんので、あくまでも在籍している通信制高校の学習支援(サポート)することを目的としています。
そして、サポート校にかかる学費は様々ですが、平均としては50~70万円程度かかる事例が見受けられます。これとは別に在籍する通信制高校の学費も必要となりますので、通信制高校に単独で在籍するよりも学費が多くかかることが一般的です。
ここでしっかり理解し置くことは、サポート校は良い点もあれば、学費などの面などでの負担もあります。このようなことを理解したうえで、通信制高校とほかにサポート校への入学を検討していくことが重要です。
今回は以上になります。次回も引き続き、通信制高校についての説明をしていきたいと思います。
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