通信制高校とは②!?-
Student Mypage Lite
通信制高校専用の校務支援システム「Student Mypage Lite」を開発しているぱんぷきんラボですが、今回はそもそも通信制高校とはどういうものかを紹介していきます。
また、長くなる内容にて前回からの続きです。
通信制高校の学習量
通信制高校の学習では明確な基準として、各教科・科目ごとに登校における面接指導(スクーリング)と添削指導(レポート)の数が単位数ごとに決められています。
上記の表を参考にするのですが、例えば
〇 数学Ⅰ (3単位)の場合
添削指導(レポート) ・・・ 9回
面接指導(スクーリング) ・・・ 3単位時間
〇 生物基礎 (2単位)の場合
添削指導(レポート) ・・・ 6回
面接指導(スクーリング) ・・・ 8単位時間
〇 総合的な探求の時間(1単位)の場合
添削指導(レポート) ・・・ 1回
面接指導(スクーリング) ・・・ 1単位時間
のように決められていることがあります。
レポート(添削指導)
通信制高校の「レポート」は、学習の進捗を確認するために提出する課題であり、学びの中心となる重要な要素です。
提出形態は、手書きで郵送もしくはオンラインで入力し提出するケースがありますが、学校によりその方法が異なります。
問題形式(選択式や穴埋め)と、記述形式(短文や論述)が組み合わさったものがありますが、日頃の学習成果を図るものなので、特別難しい発展問題が多いというようよりかは基礎的な内容で構成される場合が多いようです。
問題が解けなかったり、難しい場合はスクーリングのときやそれ以外に学校でサポートをうけることができ、適切な指導が受けれらます。
提出する回数は前章のように科目ごとに規定の回数が定められています。
スクーリング(面接指導)
全日制高校の「授業」とは異なり、添削指導等を通して個々の学習上の課題を考慮し、個に応じた指導の徹底を図るものですが、簡単に言うと学校で受ける50分を1単位時間とした指導です。
学校によって開講されるスタイルは異なりますが、週に1,2回、毎月1回、もしくは年間でまとめて集中的に行うなどさまざまなケースがあります。
スクーリングの開催の方法もひとつの通信制高校の特色です。
サポート指導
通信制高校には、スクーリングではない指導(サポート)が存在する場合があります。これはスクーリングではないので、卒業要件ではなくあくまで学校が特色を出した活動ということになります。例えば、進学対策の講座であったり、資格取得のための講座、もしくは通信制高校のレポート作成をサポートしてくれることなどがあげられます。
近年、サポート校といってこのサポートのみを行う施設が多く存在していますが、このサポート校は通信制高校そのものではないので、間違えないように注意が必要です。サポート校はこのようなサポートを手厚くおこなってくれるメリットがある一方で、通信制高校とは別に学費がかかるというデメリットもありますので、希望する際はしっかりと理解しておくとよいでしょう。
通信教育連携協力施設
前章であげたサポート校というのは、通信教育連携協力施設といって、それに分類される一つです。
通信制高校のうち、その高等学校を実施校といい、以下のように通信教育連携施設を設置できます。その分類はさまざまなですが、大きく分けて、面接等指導施設と学習等支援施設に分けられます。
面接等指導施設・・・スクーリングや試験を行うことができる施設
学習等支援施設・・・スクーリングや試験を行うことはできないが、日常的な学習支援を行うことができる施設
※サポート校に入学するときは、学習等支援施設にあたる場合が多いので、スクーリングの際は実施校やその他の面接等指導施設に通うことになる場合が多いです。
今回は以上になります。次回も引き続き、通信制高校についての説明をしていきたいと思います。
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