【シーズン総括】2024シーズンを終えて
はじめに
ご無沙汰してます。パンプキン皇子です。
なんと前回の投稿から一年経っていてビックリしてます。
なーにが、アルセリザやて。大人しくサナ握っとけよ。
来年のお前がNAICの時に苦しむことになるんやぞ。
さて、今回はタイトル通り2024シーズンを終えての振り返りをしていこうと思います。
各大会のデッキ選択や取り組みを振り返っていくのでよろしければお付き合いください。
国内大会
シティリーグ
<s1>茂原(千葉)10/28 top16(予選落ち)
使用デッキ:アルセリザ
<デッキ選択理由>
「黒炎の支配者」発売から使用して調子が良かったこのデッキ。
古代未来の発売直後の日程となりましたが、安定感と単純なパワーを評価して選択することにしました。
デヴォリューションなんで入れたんだっけ?
覚えてないけど使わなさそう。センス0です。
<マッチ>
サーナイト ×
トドロクツキ 〇
いちげきルギア 〇
Fミュウ 〇
ギラティナ ×
<所感>
1戦目ゲーム展開には影響は無かったですが、リソース管理ミスったので反省です。
最終戦は事故ってかなり出遅れ。動き出せたところから捲りにいきましたが最後の最後に引かれて負け。「s1からこれか~」と帰りの電車で萎えてました。
<s2>壱岐(長崎)12/31 top4
使用デッキ:アルセリザ
<デッキ選択理由>
s2も安定感と序盤のアルセ+ジャッジマンと中終盤のリザードンが強いとなり、ギラティナとサナへのメタとして採用した構築で出場しました。
ミラーやちょいちょいいたトドロクツキに強いどうぐとして正義のグローブを採用しました。
<マッチ>
予選
サーフゴーパルキア ○
トドロクツキ ×
トドロクツキ ○
ピオニーミライドン ○
トナメ
悪リザードン ○
トドロクツキ(再戦) ×
<所感>
kumeさんのトドロクツキに2回負けてtop4で島めぐりは終了へ。
準決勝は後手1でマナフィがトドロクツキに引き裂かれて種切れとなってしまいました。
大晦日に島に行くことになりましたが、実家が福岡なので無事年越しは実家で過ごすことができました。
<s3>高田馬場(東京)2/23 top4
使用デッキ:ビーダルリザ
<デッキ選択理由>
直前のCL福岡で調子が良かったビーダル型のリザードンを採用して臨みました。
ルギアに対してもヒーローマントで耐えれば何とかなるかと思い、挑みました。
CLでビーダルリザの暗号マニア強いとなって採用してます。
リザードはサナのミミッキュ対策で2種類になってます。
<マッチ>
パオジアンユキメノコ ○
サーフゴー ○
チラチーノルギア ○
ビーダルリザ ○
パオジアンパルキア ○
ロストヌメルゴン ×
トナメ
サーナイト ○
チラチーノルギア ×
<所感>
準決勝のルギア戦で序盤から出遅れて、そのまま押し切られました。
この時点でWCSへのラインとされていた280へ届かないことが決まった為、
若干荒れてました。
<s4>高田馬場(東京)4/29 top8(トナメ一没)
使用デッキ:青ロスバレ
<デッキ選択理由>
札幌直前の日程で優勝以外は意味がない大会。
変幻の仮面の発売でドラパルト一色のムードとなる中、レガシーエネルギーの発売でルギアも強くなると考えられ、その二つに強く出れる構築を作ろうと青ロスバレをカスタマイズしてました。
結果としてはこの形に落ち着きました。ファントムダイブのダメカンをマシマシラで相手に返しながらのロストマインが強く、アンフェアスタンプもロスバレに入ってることがあまり無いと考えられていた為、強く使えました。
神殿の採用でレガシーエネルギーがついたカイナを機能停止にできた点も強かったです。
<マッチ>
予選:
ドラパルト ○
レガシールギア ○
ギラティナ ○
アルセハピナス ○
ドラパリザ○
カビゴンlo ×
トナメ:
ドラパルト ×
<所感>
トナメ1回戦でアンフェア+ツツジでキーパーツを集めにいくも1枚届かず敗北。
予選最終戦のカビゴン戦はもっとうまく立ち回れたかもしれないので反省です。
予選は相変わらず問題なく通過してましたが、あと1歩や2歩が届かないシーズンとなり、JCSの優先権も得られず終了となりました。
<結果>
s1 3-2 top16 15pt
s2 4-2 top4 50pt
s3 6-2 top4 50pt
s4 5-2 top8 25pt
合計:140pt(トレリ込み170pt)
<所感>
4回もチャンスがあって1回も優勝できてないのは単純な反省点です。
最終的に負けた試合を振り返ると単純な最後の引きや種切れなどで逃してるのでそこは無理に自責の反省はしないです。
ただ、優勝内容やデッキ選択自体は他のチームやプレイヤーに見習うべき点は多いと思ったのでそこは引き続き今シーズンも考察と研究を進めたいと思います。
CL2024福岡
使用デッキ:
day1:ビーダルリザ
day2:ギラティナ
<デッキ選択理由>
シーズン前半をリザを使って過ごしていた為、立ち位置が良さそうなこのタイミングで直前に流行ったビーダル型のリザを選択。
ピジョ型と2分される中、従来のビーダルライン2-2が狙われやすい状態となった為、ビーダルライン2体をしっかり立てられるように3-3ラインにしました。加えてエーススペックにはベルトやプライムが目立っていた為BO1の不意をつけると考え、ヒーローマントを採用しました。
day2はカイナを採用したギラティナでルギアとリザ、カビゴンに強く出ようと考え、デッキタイプを変更しました。
<マッチ>
パオカイナ ○
ピジョリザ ○
古代バレット ○
ビーダルリザ ○
古代バレット ○
ビーダルリザ ×
ピジョリザ ○
チラチーノルギア ○
ビーダルリザ ×
7-2
ギラティナ ×
ギラティナ ○
チラチーノルギア ×
チラチーノルギア ○
チラチーノルギア ×
2-3
<所感>
day1は序盤からリザのパワーで勝ち切る試合とヒーローマントで拾える試合があり、突破することができました。
3戦目ではCL2020東京の準優勝者(Hiro)に当たり、激戦の末勝つことができました。あの時マーシャドーにサインもらっておけば良かったと今でも後悔しています。
day2はギラティナミラー2連戦から始まり、ルギアに踏み倒される状態に。当時はカイナでチラチーノを取るとルギア側がカイナを処理できなくなる為刺さりは良かったですが、必要パーツやカイナのサイド落ちなどで決まらず負け越しました。
CL2024愛知
使用デッキ:ピジョリザ
<デッキ選択理由>
直前のEUICに続き、ピジョ型のリザードンを選択。
ミラーやサーナイトに寄せた構築にしました。
実は、大会前の話だけで言うと一番自信のあった大会と構築でした。
序盤からビワでグッズを抜き、アンフェア+デヴォでリザ・ピジョを不能にする動きはEUICで上位勢がやってた動きを参考にしました。
<マッチ>
R1:カビゴンlo ×
R2:サーナイト ○
R3:ルギアプクリン ○
R4:クエスパトラサーナイト ○
R5:ギラティナ ○
R6:ピジョリザ ×
R7:サーナイト ○
R8:アルギライサハ ×
<所感>
カビゴンや回ったアルギライサハ、ミラーに引かれて負けなどでday1落ち。
結論、リザードンが多く勝ち上がった大会の為、構築やプレイに反省自体はあまり無かったですが、優先権ループも逃してしまった為、惜しい大会でした。。。いや、反省ありましたわ。4戦目にクエスパトラの特性を勘違いしてかがやくリザードンが殴れなくなって負けかけました。普通にバカすぎて猛省してました。
CL2024札幌
使用デッキ:
day1・day2:青ロスバレ
<デッキ選択理由>
ドラパルトやルギア、ミライドンが台頭する大会になると予想されていた為、マシマシラを採用し、捲り札を多めに採用した青ロスバレを選択しました。直前のシティでも所感が良く、top8で負けた為、レシピの拡散範囲も狭そうと思い、微調整したもので出場。
エーススペックはアンフェアスタンプを採用。通常はプライム採用が多いですが、ロスバレのハンド干渉への弱さを解消してくれたり、そもそも打てるタイミングが多く、最終版の必要パーツを引き切る為の1枚などかなり所感が良かったです。
day2では、ミライドンが多い印象だったのでリザードンが増えそうと思い、デヴォリューションを採用しましたが無駄でした。
<マッチ>
day1
ミライドン ×
未来カイナ ○
ゲッコウガex ×
ルギア ○
未来カイナ ○
ハピナスオーガポン ○
アルセハピナス ○
ギラティナ ○
ドラパルトピジョ ○
7-2
day2
未来カイナ ○
ミライドン ×
ルギア ×
ギラティナ ×
ルギア ○
2-3
<所感>
day1初っ端からガチグマの種切れで2敗した為、札幌旅行になりそうでしたが驚異の粘りでday2へ。マシマシラの刺さりとハピナス系へトドロクツキが強いなどハマりました。
day2はここ一番を引けない試合が多く、負けが重なり終了。
PJCS2024
使用デッキ:ディアルガ
<デッキ選択理由>
大会後に意外な選択と言われることが多かったですが、練習でHiroが使うディアルガで対戦してた際に「強くね?これ。」となり一気に候補へ。
インディアナポリスregionalを優勝するなど安定感も一定ありそうと考え、直前の大会などは全てディアルガを使っていました。他の候補デッキは古代バレットでしたが、リザとルギアが重そうとなり、ディアルガを選択。
構築としては、エネの総数の調整やサブアタッカーをザマゼンタとヒードランどちらにするかなどの部分を調整してこの枚数に落ち着きました。
スタジアムはジャミングタワーを採用し、リザやドラパの封印石を止めたり、サーナイトが一定上に居そうと思い、ルギアを切って徹底してサナへ寄せました。
Hiro(@Hiropkmn)は構築の相談に乗ってくれてありがとうございました。
そういえば、まだマーシャドーにサインもらってないわ。
<マッチ>
day1
アルセグレンアルマ ○
タケルライコポン ○
ギラティナ ○
リザードン ○
おまつりおんど ○
ギラティナ ○
ロストドラパ ○
カビゴンlo ×
サーナイト ○
サーナイト ○
day2
ロストドラパ ○○-
ルギア ○××
リザードン ×○○
ルギア ××-
<所感>
day1はカビゴンにのみ負けて全体5位で通過。
day2は案の定ルギアに2回負けてトップカットへは行けず。
ただ、無事top32に入ることができ、WCSのチケットを手にすることができました。
R4まで最終戦勝てばtop8のトナメへというところからスト負けしてオポネント勝負になったのは焦りましたが、day2対戦した相手が全員top32入りと運が良いのか悪いのかわからない状態になりオポが爆高く37ptでtop32へ。
海外大会
Vancouver Regional
使用デッキ:ギラティナ
<デッキ選択理由>
この大会は日本と環境が大きく異なり、まだミュウVmaxが使える環境でした。また、デッキ選択も大きく異なり、カビゴンやトドロクツキが多く、サーナイトが次いでという形でした。
その為、安定してどの対面にも戦えるギラティナを早々に選択しました。
あと英語のカードしか使えないので選択肢を多く持てませんでした。
どう転んでもギラティナを使うしかなかったです。
<マッチ>
R1:サーナイト LW-
R2:ギラティナ WW-
R3:ゾロバレ LL-
R4:カビゴンlo WW-
R5:パオジアン LWL
R6:ギラティナ WW-
R7:サーナイト WW-
R8:ロスバレ LWW
R9:パオカイナ WW-
6-2-1
R10:ピジョリザ WLW
R11:ロストカイオーガ LW-
R12:ミライドン WW-
R13:白馬パルキア WW-
R14:サーナイトLL-
R15:ピジョリザ WLL
3-2-1
top64
<所感>
day1は序盤から崖となりましたが、魂の試合をもぎ取りながら何とかday2へ。
day2は打って変わって調子が良くて勝利を重ねることができ、R14とR15勝てばトップカットというところまで見えましたが、カナダの強豪プレイヤーたちの前に散りました。普通にレベルの差があるなと感じました。
初の海外大会にしては上出来でしたが、全然反省が多い大会でもありました。
EUIC2024
使用デッキ:ピジョリザ
<デッキ選択理由>
この時期はリザードンが強く、ミラーに対しても自信があったのでピジョ型のリザを選択。
ミラーを見ようとデヴォを入れたりしましたがtordやtop4のリザの構築を見るともっと徹底的にメタるべきだと思いました。
<マッチ>
R1:Raging Bolt WLW
R2:Pidgeot Control T--
R3:Giratina LL-
R4:Arceus/Armarouge W--
R5: Charizard/Bibarel WL-
R6:Charizard/Pidgeot WLW
R7: Charizard/Pidgeot WW-
R8:Lost Zone Box(Water) WL-
R9:Giratina WW-
5-1-3
<所感>
BO3の時間の使い方に少し慣れてきたので以前よりは少し上手く立ち回れるようになりましたが、ミラーやロストなど時間がかかる試合において試合の投げ方などまだ勉強不足のところもあったので色々と勉強になりました。
ただ、直前にミラーの対策札のぐなどが北米のプレイヤー達か
NAIC2024
使用デッキ:ディアルガ
<デッキ選択理由>
PJCSで調子が良く、環境も同じ為そのまま使用しました。
普通に浅いです。もっと情報を集めて考察と戦略を立てるべきでした。
大会後にロスバレが選択肢に無かったことやサーナイトから逃げてたこと猛省することになりました。
<マッチ>
ミライドン ○○-
ルギア ×〇×
ルギア 〇〇-
ミライドン ×〇〇
ルギア ××-
リザードン ×〇×
サーナイト ×〇×
bye
ミライドン ×〇×
<所感>
ルギアを少しでも見れるように神殿を採用しましたが、やはり普通に重かったです。
あと、海外プレイヤーは日本のプレイヤーと比べてディアルガ戦の戦い方わかってる人が多かったのでそこも勝率に差が出たなと思いました。
デッキ選択や取り組み方から反省が多い大会で、普通に良くなかったです。
WCS2024
使用デッキ:レジドラゴ
<デッキ選択理由>
調整期間が長い大会となり、ドラゴかアグロかリザかコントロールかという選択肢の中でどのデッキもドラゴに対して完全に勝ち切れるという状態では無いと判断。一番勝率が高そう+top4を目指すならドラゴやろとなり選択しました。
ミカルゲだけやや特殊な採用で、ルギアのネオラント・アヤシシ、リザとドラパとコントロールのロトムを封じられるのが強くて採用しました。
ミラーなどを意識してフトゥーも採用していましたが、縦引きデッキの側面とサーチ力の部分から最終的に外しました。
ヌメルゴンはミラーとサナ戦で使用するのと、単純にりゅうむそうでデメリットなく打てるワザの枠を増やしたい点も加味して採用しました。
<マッチ>
R1:古代バレット ○×-
R2:リザードン ×〇〇
R3:リザードン ○×○
R4:ミライドン ××-
R5:ライコポン ××-
R6:ルギア ○××
R7:トドロクツキ ××-
R8:リザードン ×〇-
<所感>
世界のプレイヤーたちのアグロデッキを止められず、捲りプランを通す以前に破壊され尽くしました。
大会後にday2やトップカットの分布を見ましたが選択自体は間違って無さそうで、プレイングも他の持ち込んだ日本人プレイヤーたちの話を聞いてても違和感は無かったです。
ただ、練習中に指摘されて身につけることが多かったので単純に調整相手に恵まれてるだけで、もっと自分で気づけるようにしないといけないなと自分自身のレベルの低さには反省すべき点が多かったです。
なんで海外の大会出るようになったの?
結論から言ってしまうと国内の大型大会が抽選などの要素が大きく、
プレイヤーとして目標となる大会を常に持っていられるようにしたかったのが1番の理由です。
実際今シーズンは国内の大型大会に運良く4回も出させていただくこととなったのですが、常に次の大会に向けて練習できるような状態にできたのは良かったです。
来シーズンからはそこにWCSの権利も与えられる為、より熱が入ります。
シーズンの総括
今シーズンは前シーズンから予定していた通りの国際大会の挑戦初年度になりました。
大きな収穫を得られたのと同時に反省する点もかなり多かったです。
収穫としては、BO3の経験値や海外の分布やプレイヤーの特性などを大まかに掴むことができました。
特にBO3の経験値はPJCSのday2においても役に立ちました。
また、海外プレイヤーのフレンドリーさなども出てよかったなと思える良い思い出となり、つながりも増えました。
また、単純に大型大会の試行回数が上がるのでデッキ選択にも客観視した良いチョイスができるようになるなど副産物的ではありますが良い点もありました。
そして、シーズン自体も結果的にはWCSに出場することができましたが、5月中旬のPJCSに抽選で受かるまでは完全終了している状態で、最後NAICで一花咲かせるかと思っていました。
ありきたりですが、来シーズンも最後の最後まであきらめないように向き合おうと思ったシーズン結果でした。
また、人との良い出会いが多いシーズンだったなと思ってます。
主にCL福岡以降から怒涛のように色々な方と練習する機会が増えたので刺激を受けることが多かったです。
来シーズンもよろしくお願いします。
来シーズンについて
引き続き、「ピカチュウのトロフィーを掲げる」という目標を追いかけていきたいと思います。
海外の大会の予定としては、オーストラリアか西海岸エリアのRegionalを1回とEUICには出場したいなと思ってます。(本当はNAICも行くべきなんよなぁ。。。)
ICの上位入賞自体も目標の一つなので治安が悪いエリア以外には積極的に参加していきたいです。
最終的にはどこかで契機を掴んでWCSに出場できるようにチマチマ頑張っていきます。
Road to Anaheim.
おわりに
引き続き、定期的に情報発信していくのでXのフォローやいいねなどいただけると励みになるのでよろしくお願いします!
本記事につきましてご指摘いただけましたら、
追記や修正で対応したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
また、このnoteや各デッキの構築に関してご質問があれば、パンプキン皇子(@emt_ta9ya)までよろしくお願いいたします。
それでは、また次回の記事で。
画像引用元:https://www.pokemon-card.com/
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