ご報告①創業した会社をM&A致しました
大変ご報告が遅れてしまいましたが、2018年8月29日をもちまして、2016年12月にサービスをスタートしたDiscover株式会社を株式会社シェアリングテクノロジー(マザーズ上場)へ株式売却をし、完全子会社化致しました。サービスリリース後、18ヶ月目のExitとなりました。
M&AからPMIまでご担当いただいた、シェアリングテクノロジーの森吉さん、篠さん、平川さんには約1年半年の短い間ではありましたが、ご指導・運営を頂きまして大変お世話になりました。この場で改めてお礼を言わせて下さい。
【新しい働き方】
チームは、完全リモートで、専用オフィスは持たず、滞在国も時差もバラバラ(バルセロナ、イギリス、カナダ、日本) EXITまで、実際に対面で会った方は数名のみという、オンライン完結型の働き方でした。
(会社を売却後初めて直接会ったメンバーばかり)
【なぜ始めたのか】
1. 海外メーカーの流通の無駄を無くし、原価率の高い製品を広めたい
新卒でイギリスで就業し現地で感じた課題は、海外では魅力的な商品が沢山あるけれど、「原価率が高い製品」の流通は、日本に出回るまでのコストが高く、価値のある製品が多く眠ってしまっていると感じていました。
そこで、既存の展示会ルートを通さず、ワンプラットフォームで、ローカライズ(プロモーション・日本語化)から物流・CSまでを一気通貫すれば、コストを劇的に下げる事ができるという仮説を立てました。
<既存の展示会流通をワンストップでオンライン化>
2. クラウドファンディングでの成功
試しに2015年にクラウドファンディングサイトのMakuakeさんで販売させて頂き3ヶ月で、2,368万円を売上げました。当時は、クラウドファンディングも始まったばかりで認知度が低く、100万円達成したらすごいという感じでした。2000万を超えるプロジェクトの成功率は、0.3%くらいの確率だったと記憶しています。(売上ランキングもしばらくTop3位くらい)
クラウドファンディングの良いところは、商品を駆け出しのメーカーは、資金に限りがある為、在庫をストックしておかなくても、受注した後で販売できるという点でした。
<在庫リスクを軽減>
ローカライズから物流までワンストップ提供。受発注モデル。
これらを合わせて、通常のECサイトだと埋もれてしまう原価率の高い商品を扱うプラットフォームことを目指しました。
【開始2ヶ月目で500万/月売上・年間で100を超える海外メーカーの独占販売】
リリース後に開始2ヶ月目で月次500万円ほどの売上が上がり、1年間で100を超える海外メーカーの日本国内の独占販売権を取得し、販売させていただくことができました。(MAUも半年で5万人を達成)海外メーカーとの交渉・契約締結は、全てオンライン(メールとスカイプ)で完結し、物流もオンラインで管理。受発注の為キャッシュフローで、無借金・無調達。
<提携やメディア紹介も多数ご紹介頂きました>
<テクノロジーで「個の価値が最大化される」世界を願って>
会社自体は退社しましたが、願うことは、多くの眠っている製品や価値のある物が、流通コストを抑えて、世の中に広まればと思っています。これまで応援・サポートを頂きましたチームメンバーの方・Discoverの商品をご購入をしていただいたお客様に改めて御礼申し上げます。
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