精神科に行こう⑤「まちがいさがし」
どうも、実は測量屋と代書屋の僕です。いや~、ひっそりと10月ぐらいから鬱期に入ってしまって、年末が近づいてくる今になって仕事に大幅な遅れが出てきてどうしよう…。
ようやく鬱の切れ間が見えてきたんで、焦って仕事の段取りしてる時に限って測量機が故障しちゃって昨日は広島市内まで替わりの測量機械を借りに行ってたら貴重な1日を潰してしまったりで泣きっ面に大スズメバチ。
そんな土曜日、なんか負けた気分になったので帰りに二郎系ラーメンで憂さ晴らし。一昨日にも某青年部の事業の前に二郎系食べてたので、気が付いたら中1日でハイカロリーなラーメンで現実逃避していた。動物性脂肪と炭水化物のコンボ、脳をマヒさせる威力が最強。
広島市内から帰ってきたらもう夕方に近かったのでこの日の測量は断念。今日頑張れなかった分は明日頑張る。そうやって約四十年やってきた。きっとまた何とかなるだろう。明日の自分、後は任せたぞ!
この夜は普段週2でうちに飲みに来る後輩Kのお誕生日会だった。会場はうちから徒歩2分のPさん。これもいつものお約束だ。歳を重ねるに従って自分の誕生日はどうでも良くなっていき、家族や周りの人たちのお誕生日は年々大事になってきた。成長しているのか、鈍化しているのか。どっちなのか不思議。
後輩Kのために先輩がケーキを用意してくれていたので、Kの後でしれっと息子もローソク吹きをさせてもらった。大人になると、あれだけ制約だらけだった自分の幼少期の思い出とは裏腹に子どもは特権だらけだ。うらやましいけどもう一度赤ん坊からやり直してみたいとは思わないのは何故だろう。年々不思議も増えていく。
その場でN先輩と競馬の話になり、どうやらジャパンカップという大きなレースが今日あるらしいとの話を聞いて、最近すごい馬がいるらしいとN先輩から聞いていた僕とKの2人はN先輩に頼んで三千円ずつ馬券を買ってもらってみた。生まれて初の競馬体験だ。どうなるんだろう。
と、ここまでが昨年末に書いてた途中。ここからなんと3月末まで深い不快鬱の海を漂っておりました。マジで終わりが見えなくて毎日お布団被って寝てました。いや~、キツかったっす。
ここから現在まで書きたいエピソードがいくつかあったんだけど、あまりに体調がアレだったので保留のままです。
①姉、ネコを飼う。
②ここ十年ぐらいで一番面白かったゲームの話その2
③その旅行の実態とは(内容が過激過ぎるので有料にする予定です。)
④冬季鬱
⑤令和2年度買ってよかったもの
⑥シンエヴァ
ここらが書き損ねたメインクエストたちです。興味がある方はコメント等でリクエストすれば、いつの日か日の目を見ることがあるかもしれません。知らんけど。
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S医師による診察の元、僕の通院は続いていた。症状は相変わらずのままだ。
①毎回の問診に答えては一向に回復の気配を見せない僕に合わせて処方される薬を変える。
②次の診察まで様子を見る。
③この繰り返し
これをひたすら続けていた。
安定する作用の薬がキツ過ぎればボーッとして寝たっきりになり、気分をアゲる薬が効き過ぎれば多動症。なかなかちょうどいいバランスがとれない。
この時僕は子どもの頃にアホほどやった落ちモノパズルゲーム「ドクターマリオ」を思い出していた。瓶型のステージにいるウイルスの色に合わせて同じ色のカプセルを置いていくとウイルスが消える。違う色だと消えない。瓶が口いっぱいまで来たらゲームオーバー。シンプルなゲームだが大好きだった。
あんな風に体の中の悪い部分と薬の良い部分が組み合わさったら今の苦しさから抜け出せるのだろうか。早く楽になりたい。少しずつでも早く。僕はずっとゲームオーバーのままだ。
そんな僕の思いとは裏腹に、時間はどんどん過ぎていき、診察を繰り返してばかりだ。このサイクルがいつまで続くんだろう。頭は薬でボーッとしていても、不安はまたゆっくりと溜まっていく。
いつか正解にたどり着くまでこのまちがいさがしのループは続くのか。誰も教えてくれない。
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