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#noteフェスサポラジオ vol.6に出て、テレビとネット配信の話聞いてきた。

noteクリエイターフェスティバルのサポーターとして、音声配信企画の「#noteフェスサポラジオ」に参加してきました。このラジオは、noteフェスのサポーターたちがイベントの感想や、サポーター参加の背景を語ったラジオ配信です。主催はちゃんぽんさん。vol.6の回に放送局勤務のコイッチさんをゲストに招き、テレビと比較した話を伺って来ました。📣  📣

vol.6 ゲスト コイッチさん

コイッチさんの、noteフェスを視聴した後の感想記事が素晴らしくて。
それをラジオ主催者ちゃんぽんさんと語っていたら、コイッチさんをゲストに招くことが決まり、更に私もサブMCという形で参加できることになりました。
コイッチさんの記事こちら→ https://note.com/bitrandom/n/nf7da7e933755

コイッチさん @bitrandom
関西の放送局勤務。
放送局エピソード:(浅生鴨さんに対して)「放送局で番組やら広報担当やらでツイッターの中の人をやってる人はまだそんなにいなくて、同じような仕事をしていた私は妙に親近感を(一方的に)持っていた。」8月初旬のコイッチさんのnote記事より。
(noteフェスに対して):「でも、テレビじゃないよ、これ。もっと新しいものだよ。」9月初旬のコイッチさんのnote記事より
コイッチさん個人では、芝の手入れマガジンを運用したり、小説・エッセイの撰集マガジンを作ったり。2000年頃から『びっとらんだむ』というホームページを開始し考えや出来事を書いておられます。http://koitti.cocolog-nifty.com/bitrandom/
▼noteフェスサポラジオVol.6 のラジオ全文は下記より視聴いただけます。
参加noteフェスサポーター……モデレーター: ちゃんぽんさん (@cyanpon) / Vol.6 ゲスト: コイッチさん (@bitrandom) / Vol.6 サブMC: ぷくし (@pukushi)
(ちゃんぽんさんによるお知らせ記事はこちら。)


ラジオ内容をレポートにまとめます。

■伺いたかったこと

 コイッチさんはnoteで心に響く言葉を数多く書かれていて、深堀りしたかった。

ーーコイッチさん:(noteフェスは)直感的には素人っぽさみたいなものが散見されたのは確かなのだけれど、それ以上に感じたのは「これ、一見するとテレビと似てるけれど、ホントは根本的に違うものを作ってるんじゃないのか?」ということだった。
ーーー「でも、テレビじゃないよ、これ。もっと新しいものだよ。」
(noteは)今の時代の技術と価値観で新しいノウハウを作っていくべき。変な先入観なく、イチから自分達で作ったほうが、全く違うものができて良くなるはず。 https://note.com/bitrandom/n/nf7da7e933755

ーーコイッチさん:(編集者の柿内芳文さんが)、現在の漫画界の状況を指して「偏差値が高すぎる状態。みんなが偏差値70を目指してしまって、真ん中のわかりやすい部分がポッカリ空いてる」って言ってたのも、すごく共感できた。変化球だらけなんだよね。ストレートが走ってこその変化球なのに。 https://note.com/bitrandom/n/n3f24631462fe

ーー浅生さんは「NHK広報ツイッターの中の人」として名を馳せた訳だけども、当時、放送局で番組やら広報担当やらでツイッターの中の人をやってる人はまだそんなにいなくて、同じような仕事をしていた私は妙に親近感を(一方的に)持っていた。以来まあ浅生さんの活動には何かと目を引かれることが多かった。 https://note.com/bitrandom/n/n7de660f66b3d

わたし個人としては、テレビやニュースの見出しには「!」で寄せつけがちな煽りものも多いなと思っていて。(コロナも相まり、視聴率欲しさのような危機を煽るような邪気な報道や見出しも、私の住むカナダでもよく見たのだ。)
テレビの報道に多い気がするそれらの煽り系謳い文句も、インターネット講演ならば少ないのだろうかと、(※個人の見解であることを踏まえた上で※)、意見を伺いたかった。


以下、noteフェスサポラジオ内でのコイッチさんのお話で印象的だったフレーズ。

noteの世界には空き地がある。

「広い世界がこっちにまだあるから、みんなで集まって何かしよう!と集まってしたのがnoteフェスだったと感じた。」

最初の頃のインターネットに近いと感じた。

インターネットの黎明期。個々人で面白いと思うことを自由に発信してた時代。
noteフェス最終日の、noteCEOの加藤さんCXO深津さんの話にも通じる話だ。「noteが目指す創作の街」 https://note.com/pukushi/n/n8d2e91ef3b39

宇野常寛さん著書『遅いインターネット』の重要性。

インターネットのスピードは早くなり過ぎている。厳しくて怖い世界になり過ぎている。じっくり読んでゆっくり仲良くなると、リアルな人付き合いに近いインターネットが構築できて、皆がハッピーになる。
NewsPicks Book『遅いインターネット』著者:宇野常寛 https://slowinternet.jp

noteフェスは学園祭のようだった。

noteフェスの一番の魅力は絶妙な距離感にあった。登壇者のすぐ後ろに機械をいじる人・AD・客席。それらが同じ空間にあるのはテレビ屋の世界では考えられない。テレビでは普通は別部屋にするそれらが一緒だった。学園祭のような、手作りの魅力があった。

テレビは安全策ばかりになり、距離感が遠くなっている。

テレビは60余年経って、形も段取りもリスクヘッジも出来上がっている。余地がない。モラルに反したものをしにくい。

冒険・チャレンジがしにくくなっている。

(テレビは)リスクマネージメントが積み上がり、差別を避けたりの作り手の意識が積み上がったのは良いことだが、お気楽に突き抜けたコンテンツはその分減り、昔の方が多かった。
、、そうしてリスク回避の放送が多くなった世の中で、「ちょっとやってみた面白いもの」がYouTube配信から生まれたりしている。そういったところからニッチな面白いものは生まれてくる。(noteでも偏愛ものは多くのスキを集めたり。)

昔、ラジオでハガキを書いてパーソナリティに読んでもらえてたものに、noteは近い気がする。

スキをしたり感想を書くと、書き手に届く距離感・世界。


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まさに、コイッチさんの言葉を借りるならば「ラジオパーソナリティとリスナーの距離感」を感じたnoteとnoteフェスだった。
私はきっと、声を届ける熱心なリスナーだったのだ。

noteフェスとサポーター活動参加を通して、
その熱心なリスナーの声は、①運営の耳に届き、②登壇者の耳にも届き、③熱心なリスナーの自主企画はnote運営の目にも留まり、④他の参加者にも読んでもらえた。
(補足すると、われわれ熱心なリスナー達 ≒つまりnoteフェスサポーター達の企画は、自主企画でありながらも最終的に「noteフェス」の公式サイトからも紹介されるまでに至った。https://note.com/events/m/me376cc58e18a )
noteフェスはこの距離感を体現してた。それぞれ好きなものが集まり好きな場所に住む自由な街と、熱の届きやすさを体現したイベントだったと思う。

果ては、熱心なリスナーの声や距離感は、ラジオでいう視聴者ハガキのような形で声が届き今回「放送局勤務のコイッチさんを"noteフェスサポラジオ"のゲストに招く」に繋がった。つくる、つながる輪の形に発展した。
まさにリスナー愛と声が届く距離感と、生まれるアクションの連続を実感した、noteフェスとnoteフェスサポーター活動だった。

ちゃんぽんさんコイッチさん、ありがとうございました。
たくさんの出会いをくれた #noteフェス とnoteのかたちにも改めて感謝👏🏻👏🏻

そして「noteフェスサポーター」の仕組みを起案したのはnoteの金子さんだったらしい(泣けた)。当日まで&その後も最前線で橋渡しをしてくださった金子さんに胴上げと拍手。

(note金子さん投稿より引用)「今回、私の起案で「noteフェスサポーター」という仕組みをつくった。企画段階からアイデアをいただき、当日最前列で盛り上げてもらう強力な仲間たち。みなさんの愛と行動力のおかげで今回の盛り上がりが実現した。」

来年はどんな変貌を遂げるかな?


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ぷくし@pukushi
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