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戦えリンゴループ。 -起動できなくなったiPhoneからデータを引き上げる話。-

古いiPhoneがリンゴループに陥りました。
リンゴループとは、起動時のアップルのロゴマークが浮かび、
そこから動かず、起動できずに進まなくなる現象です。
私の場合は夜中にiOSのソフトウェアアップデートが自動的にかかり、
それに必要な容量が残っていなかったためにリンゴループに陥った様子。

結論から言うと容量不足でソフトウェアがアップデートできずにリンゴループに陥ると、起動できないのでデータ復旧できません。
以前使っていたiPhoneなので見捨てるか迷うところですが、復旧に向けて色々行ったことをここに共有します。

前提:
①IOSのアップデートはPCからiTunesを通してアップデートした方が
容量が少なくて済み、iPhone単体からアップデートすると容量がかさみます。
https://nobitemasu.com/how-to-update-without-enough-storage/
更に、古い機種の方が容量が必要。(手元で確認していませんが、iPhoneSEの方だと3.43GBもの容量が必要だった方の投稿を見ました。)
https://twitter.com/lilac_kdl/status/1267512834914570240?s=21
自動アップデートは設定から外し自分で手動でパソコンからアップデートした方が、私のように意図せぬアップデートでiPhoneが死ぬより幸せだと思う。(自動アップデートに設定していた自分が言うなよですが)
②私のように古いiPhoneを外部ストレージのように使っていた場合も自動アップデートの設定を切りましょう。あいつらWi-Fi使ってアップデートしてきやがる。
③言うまでもなくiCloud様さま、、月々¥130。バックアップは取りましょう。
もう、ありとあらゆるデータを全部ストレージ管理の方が幸せな気がしてきた。
(今回は古いiPhoneとデータを切り離したかったことが敗因。)

行ったこと

◇其の壱:自分でデータ復旧を試みる。◇

再起動
→私の場合は朝、画面が固まっていたので再起動をかけたらリンゴループに陥ったので、再起動をむやみに使うのはお勧めしません。
セーフモードで起動
リカバリーモードに入れてみて、解除してみる →再度リンゴループの繰り返し
リカバリーモードから更新を試す →更新のための容量が足りず復旧できませんでした。
方法•手順は以下が分かりやすかったです。

◇其の弐:ネット上の復旧ソフトを試す◇

Dr.fone
PhoneRescue
iMyPhone iTransor & Fixppo

これらソフトの原理はiTunesを使ったシステムのコピーでありiTunesを使ったリカバリーモードからの更新と同じことなので、ITunesで更新できなかったのならこれらでも同じ結果。(なんなら、復旧会社に言わせると「詐欺ソフト」。)
まぁ、リンゴループが容量の問題で立ち往生できないのではなく、単なるiPhone基盤から来るショックや、何らかのエラーで認識されなくリンゴループやリカバリモードに陥った場合でこれらのソフトで認識される場合は治る様子。


◇其の参:信頼あるデータ復旧業者に依頼だ!◇

現在見積もり中ですが、復旧できるかもしれない業者があるので共有します。
総務大臣登録の法令順守の修理業者などなど。すごい。。

データ復旧センター
https://www.drivedata.jp/iphone/ringo-loop
→回答:返事待ち

データサルベージ
https://www.data-salvage.jp/media
→回答:リンゴループ復旧実績90%!! と言われた見積り金額148,000円でした。

■Ontrack
https://www.ontrack.com/ja-jp/products/ontrack-easyrecovery/iphone/
→回答:復旧できる場合、見積もり金額 81,000円〜135,000円

OntrackはトロントにもNYにも、世界中にサービス店舗がある。
https://www.ontrack.com/ca/contact-us/
トロント店舗での見積もり→回答:550CAD〜850CAD(44,409円〜68,632円)


■スマートドクタープロ
https://www.iphone-doctor.net/applemark-loop
→回答:起動しない限り容量不足状態のリンゴループはおそらく復旧できない。
基盤問題での修理の場合は11,000円

SMARTFIX
http://www.smartfix.jp/
→回答:容量不足状態のリンゴループは復旧できない。


◇おまけ ~カナダで脱獄?で復旧~◇

そもそも、起動できなくなってしまったiPhoneからデータを取り出せない理由は、iPhoneのセキュリティ保護のため。iPhoneはセキュリティ対策が厳重なために、起動不能のiPhoneはパソコンから認識できなくなるわけですね。

iOSは5月20日にリリースされたiOS13.5にセキュリティの脆弱性が見つかり、脱獄•JailBreakされやすい不具合が起きていた。(UnC0verが代表的)

そこでアメリカ時間6月2日にリリースされたiOS13.5.1アップデートで脆弱性を修復し、脱獄の穴を塞いだ。

データ復旧ソフトは、こうした脆弱性の穴を利用してデータ復元を可能にしているのかもしれない。。?と思ったり。
というのも、
カナダ・トロントで信頼のあるiPhone FixのASK Computersのお兄さんは、
あと2ヶ月〜3ヶ月したら修復ソフトが手に入るかも。って言っていたの。
、、それってもしかしてiOS13.5の脆弱性を利用したソフトが手に入るのを待っているということなのでは。。?

ASK Computers (カナダ トロント市ダウンタウン内)
https://askcomputers.ca/
+1 (416) 862-9595
→回答:見積もり金額 150CAD (日本円換算11,955円 /2020年6月2日現在)


結論:iCloud一択。



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