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「誰かから見て、役に立つ」とは

リト」を読んでの読書感想文。1/3は3章を読んでの感想。

本当は一緒に昔話をしたり、おはようと言いたい

響いたフレーズはこちら。子犬のリトは、牧場にいても、動物を追ったりできないし、お乳も当然出ない。そんなリトを大人や他の動物は「役に立たないから、居ては駄目」という。

役に立つか立たないかを決めるのは、対峙している相手が決めること。「お前役に立たない」と相手に言う人は、大抵自分の価値基準を持たず、他者の価値基準に振り回されていて、上を見て自分に満足していないが、下を見て自分はまだマシだと蔑んで自分を保っている。

言葉が通じなくても、そこに居れば話をすることが出来るし、聴くこともできる。朝1番の挨拶は、「良い朝だね、どうだい?」って意味の何かを交わすのだろう。

ちなみに今ワシは1人もの。マウンティングするような人と一緒にいたこともあり、1人になることを選んだのだが、やはり人並みに寂しさもちゃんと感じてる。

ほっと安らぎたい時、話せる相手が側にいること。1日のスタートを交わす相手が心許せるかけがえない存在であること。それって幸せだよな。そんな相手になら、誰だってなれるし、それはとても尊いこと。凄い稼ぎや地位や能力なんて、無くたって良いんだよなぁ。

相手の良いところいっぱい見つけて、好きな気持ちで溢れる生き方って幸せ。逆もしかり。衛生要因だらけで、なんでも減点思考だと、生きてて辛い無理ゲー状態。そんな人を救おうと頑張った時期もあったけど、それに振り回されるのは、自分を愛して無いことだとも思った。無理に救わなくても、通常運転で相手を救える人がいる。何連敗したって、マッチングに賭けることは大事。

ワシは、絶対に穏やかな家庭を築きたいやよ(^^)

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だいちゃん(コスプレ屋&プロ読書家)
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