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渡韓前靱帯断裂 早口言葉か!😆


トカンマエジンタイダンレツ
トカンマエジンタイダンレツ
 
はい、2023年8月8日。
旅行の朝、パスポートを捜索。

どこをどう探しても見つからない。
焦る、イラつく。

自宅から路線バスに乗り、電車を乗り継いで羽田空港に行けるギリギリの時間に、

「パスポートあったー」

とかすかな安堵。接続が何かズレたら飛行機乗れない。

急いで自宅前の下り坂を走る、

ぐきっ

と音が聞こえて激しい痛み。
左足首を「くの字」っていうか、直角に曲がったような感覚、

うぎゃー

と叫んだ。

どうだ?行けるか?しかし、過去に味わったことないようや痛み。

僕は左手首を2回骨折したことがある。

1度目は、高校受験前。受験はギブスしながらだった。2度目は新聞小学生として大阪に行った初日。公園で原付の練習してたら骨折した。同じ箇所でその時も複雑骨折。

良く人生の節目に怪我などをする。

最近胆石で大変だった時も、KPOPの推しのツアー初日の数日前。今回はその推しの誕生日を祝うために韓国へ行く旅行の当日だった。

胆石の時も、

我慢すればツアー行ける?

って考えた。今思えばなんておバカな発想だったろう。3週間入院し、胆嚢を摘出。手術は3時間に及び、肝臓にも癒着していて大変だったらしい。

しかし、人とは成長しないもので、今回も、

軽い捻挫でなんとか渡韓できる?

と淡い期待があった。

しかし、痛みが尋常でなく、立つこともままならない。タクシーで駅に行き、まずは電車で羽田に行こうと考えたが、そんなことしたら大変だった。ましてや、外国行くなんてありえない。

冷静にあきらめ、飛行機のキャンセルをする。

幸いなのか否か、台風6号が来ていてそもそも飛行機飛ぶか怪しかった。そのため、キャンセルが無条件で出来たのだ。

3時間ほど保留音のまま電話が繋がるのを待ち、無事キャンセル出来た。

羽田→福岡→ソウル→福岡→那覇→羽田

という目まぐるしい旅程はあっけなく無となった。

怪我や病気は全てを一瞬にして消し去るな。

さて、台風のおかげ?もあって、飛行機のマイルはほぼ満額に近いほど返って来て、燃油や税なども返ってくることに。宿にもキャンセル入れたが返信無し。他にも泊まる予定の宿やシュノーケルのレンタル、会う予定の仲間などにキャンセルの連絡を入れてひと段落。

ネットで評判良さそうな地元の整形外科を探し、15時目指して行くことにした。

家の中での移動は全て片足、ケンケン状態。左足は地面に付くこともできない。そうなると、出来ることがほぼ無くなる。日頃の生活は歩けることが大前提、そりゃそうだ。

もう歩けないと、トイレも面倒だし、物を元に戻したり、空腹を満たすことも全て面倒。凄く無力感を感じた。

14:40頃から整形外科へ移動する。左足以外は健康なので車で行く。右足だったら完全に詰んでた。ってか、胆石の時もそうだが、1人で怪我や病気と向き合うのは本当に大変。

人生で初めて、入り口近くの身障者用の駐車スペースに停め、ケンケンで病院へ入る。しばらくして車椅子を借りることに。やっと安堵。

レントゲンやエコー検査をして、靱帯断裂と判明。

ギブスして薬もらって帰ることに。良い病院、良い医師、良い看護師で本当に良かった。院長の人柄で良い看護師が来て良い雰囲気作れていると実感。

さて、帰りにスーパーへ行く。松葉杖を借りたのだが、買い物カゴを松葉杖しながら使うのはかなり難儀。両手塞がった人が買い物なんて、基本考えられて無いやね。巾着袋あったので、それをカゴ代わりにさせてもらおうかと思ったけど、ひとまずカゴでやってみた。

まず、店を周り買いたいものを決める。
カゴを地面に置いて、欲しい物を取りに行きカゴへ入れる。また、欲しい物を取りにいつまでカゴまで戻る。それをひたすら繰り返した。心の中で、

店員さん手伝ってくれないかな

とも思ったが、変な期待はするよりまず頑張ろうって考える。断られた時に傷つくのが嫌だからね。通路で井戸端会議している主婦どもは松葉杖使ってる人にとって極めて迷惑なのだが、お構い無し。世の中は冷たいよ。

好きなバニラヨーグルトがすごく安かったので、2個買うことにする。手で2個運ぶのは大変。でも、欲しいので頑張る。

帰りながら自宅で料理するのが激しく嫌になり、餃子の王将でご飯して帰ることにした。

1人だったけど、4人がけのソファー席にしてくれた、店員さんありがとう。

こういう立場になると、必要以上に遠慮がちになる。でも、怪我人が連れな場合なら、交渉して徹底的に仲間が過ごしやすいようにするだろう。

自分に優しくするのって、ホンマに難しい

誰か一緒にいたら甘えてしまうのだろう。

さて、
・怪我直後、めっちゃ冷やす
・シップ&ギブス
・風呂入る
・飲み薬飲む
・一夜明ける

などで、だいぶマシになった。
なんとか、足を少し引きずるくらいで、室内を歩けるようになる。

2日後、都内まで行って好きなKPOPの誕生日カフェに行くか。。。

駅から店まで松葉杖で歩くのが辛そう。車椅子あればギリギリ頑張れるが、諦めようかな。

この日のために1年以上頑張って来たけど、執着しない自分もいて、それにビックリ。

その理由は、さらに大きな夢みたいなものがあるから。凄い眩しい光が癒してくれるやね。

1:お金かけずに日本を飛び回る。そのために陸マイラー生活をする。
→これで、韓国は2往復できるマイル貯められて、実行の当日を迎えた。それが出来なくなったが、幸いマイルはある程度戻ってくる。

さらには、ヨーロッパとアメリカにも拠点を作って季節によって過ごしたい場所を変える生き方を目指したくなった。

2:好きなKPOPアーティストに会う、誕生日カフェの本場に行く。
→会うだけでなく、もっと良い立場で関わりたい。自分の事業を大きくしてCMに出てもらいたい。ただの1ファンとしてでなく、ビジネスパートナーや知人になりたい。そこを目指したくなった。

夢や野望、妄想がワクワクするので、今の難儀が小さく見える。

ワシ、生きてるなぁ(^^)

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