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都民の日に起きた、息子とのできごと。

先日、10月1日は東京都民の日。
1943年に東京都制が施行され、東京府と東京市が統合されて「東京都」が誕生したことを記念する日だそうです。


ここ数年、土日に重なっていたのか、私自身にとって特別感のある日ではなかったのですが、今年は平日ということで、息子の通う小学校はお休みでした。

私も小学校から高校までは、公立校(県立校)に通っていたので、県民の日があったことをよく覚えています。
自分たちで遊びに行けるような年頃では、ディズニーランドに遊びに行っていた記憶があります。(そして、さほど空いてはいなかった記憶もある)

…という、少し特別感のある学校が休みの平日=都民の日、お隣の県の「藤子・F・不二雄ミュージアム」に息子と行ってきました。

藤子・F・不二雄先生は当時、小学生向けの雑誌「小学1年生」から「小学6年生」の6冊にドラえもんの漫画を毎月6話執筆していたとのこと。低学年向けのものにはイラスト多めで、高学年向けには話の内容に社会や恋愛も含めていたんですって!すごい!
しかも、低、中、高学年とのび太くんの身長にも違いをつけていたんだって!


前回は息子がまだ未就学児の時、友人とそのお子達と行ったことがありましたが、息子も漫画を嗜む年齢になったので「(息子が)楽しめるだろう」、と。この考えが少し浅はかというか、のちに私自身のモヤモヤにつながったのですが。笑


事件は、原画の漫画もミニシアターも、漫画も、とにかくミュージアムを全て、十分に満喫した後のできごと。

レストランカフェの順番がようやく回ってきて時間を見た時に放たれた息子からの一言。

「これじゃ(この時間までミュージアムに滞在していたら、の意)、◯◯君と遊べない。来なくてもよかった。」

◯◯君というのはゲーム仲間で、つまり、この時間まで居たらゲームできないじゃないかって言われた訳です。

ええと、先ほどまで、思いっきり楽しんでいませんでしたかね?
それをこのタイミングで、不機嫌になっていう言葉かい?

本人は、友だちとのゲームを思い出して放った言葉なのでしょうが、わたしも売り言葉に買い言葉で、「だったらお昼食べずに今すぐ帰る?そんなことを言われたら、一緒に出かけるのが嫌になっちゃうよ!怒」と喧嘩腰。苦笑

結局、お昼ご飯はお店で食べましたが、お昼ご飯は、写真映えするご飯の写真も撮らず、不穏な空気のまま。それはそれはおいしいご飯ではありませんでした。

何となくモヤモヤが残り、これでは母親に「もう一緒にお出かけしない」と言われたことだけが息子の中に留まると思ったわたしは以下のことを伝えてみました。

  • 楽しんだ後にそれをいうのは違うのではないかと思ったこと。

  • 今日は2人で出かけられると思っていたから、とても楽しみにしていたこと。その気持ちが傷ついたと感じて悲しくなったこと。

こうやって少し深掘りすると、わたしの怒りの根源は「一緒に楽しみたかった」だったんですね。。。

深掘りした一方でもう一つわたし自身の中で明確になったのは、「藤子・F・不二雄ミュージアムは(息子が)楽しめるだろう。」という考え。わたしが「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行きたい!だから息子を連れて行く、という状況だったなら、息子の言葉に対する反応がもう少し違ったかもしれないなぁ。

連れて行ってあげたのに。〇〇してあげたのに。…と思ってしまったわたしにも考えるところは必要だなぁと思った次第です。

わたしが息子を連れて連れて行ってあげたかったと言う気持ちは本当だけど、いつの間にか「連れて行ってあげたのに、来なくてよかったとは何事だ!」と言う気持ちに、息子の発言を通して引っ張られてしまったなぁ。

最近は、ふっと湧き出た感情を分析するようにして、間違った!これじゃないぞ!と思ったら軌道修正するように頑張っています。笑
平日休みの日だから、どこかに連れて行ってあげなきという思考を手放すこともありかもな、と思った1日でした。

この日は、展示コーナーの撮影がOKだったので可愛いパネルをパチリ。

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